[サポートFAQ]
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更新日:1998.07.30 - 情報番号:007331
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Q 一太郎Ver.6.3以前の一太郎で作成した外字ファイルを使用する
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一太郎Ver.6.3以前の一太郎やジャスト三四六で作成した外字ファイル(〜.UFO)は、一太郎Liteでそのまま使用することはできません。
Windows標準の外字ファイルに変換して使用します。

変換できるのは、以下の一太郎とジャスト三四六で作成した外字ファイルです。

  • 一太郎Ver.6.3
  • 一太郎Ver.6
  • 一太郎Ver.5
  • 一太郎dash2
  • 一太郎Note
  • 一太郎Ver.4
  • 一太郎dash

■ 操作手順 ■
  1. 外字ファイルをコンバートする


    1. [ツール(L)-外字コンバータ(G)]を選択する。

    2. [種別(K)]で、全角外字/半角外字のどちらかを選択する。

    3. [ドットサイズ(D)]を選択する。

      一太郎で作成した外字ファイルは、1つの外字に複数のドットのデータが含まれている場合があります。
      その中から、コンバートするドットのサイズを選択します。特に指定がない場合は、「最大」を選択します。

    4. [JUST外字ファイル名(J)]に、コンバート元のJUST外字ファイルを設定する。

      コンバートしたい外字ファイル(〜.UFO)のファイル名を、そのファイルが存在するドライブ・フォルダ名から入力します。
      ファイル名や、ファイルが存在するドライブ・フォルダがわからない場合は、[参照]をクリックし、一覧から探します。

      例)
      一太郎Ver.6.3の場合、初期設定では、全角外字ファイルが「?:¥JUST¥JSLIB¥ENV¥JFGAIJ.UFO」、半角外字が「?:¥JUST¥JSLIB\ENV¥JFHGAIJ.UFO」となります。

    5. [TrueType外字ファイル名(T)]に、コンバート先のTrueType外字ファイル名を設定する。

      コンバート後のTrueType外字ファイルのファイル名を任意に設定します。
      拡張子はコンバート後に自動的に設定されるので、入力する必要はありません。
      全角外字ファイルの場合は「〜.TTE」、半角外字ファイルの場合は「〜.TTF」の拡張子が設定されます。
      なお、ドライブ・フォルダ名を指定せずファイル名のみ入力すると、「?:¥JUST¥TAROWIN8¥」に保存されます。

    6. 書体名を設定する。

      任意の書体名を設定します。全角外字では、コンバート後、「JSG」+「任意の書体名」になります。
      例えば、[書体名(F)]に「外字」と入力した場合、書体名は「JSG外字」となります。

      書体名を入力しなかった場合、全角外字では、[JUST外字ファイル名]の先頭にJSGの付いた名前が書体名となります。


      ※ 半角外字で書体名が空白の場合、半角外字ファイル名がそのまま書体名となります。

    7. [コンバート(C)]をクリックする。

      TrueType外字へのコンバートが行われます。
      コンバートが終了したら、「コンバートが終了しました。標準外字登録または拡張外字登録を行って下さい」というメッセージが表示されます。
      [確認]をクリックし、次の操作に進みます。



  2. 書体への割り当てを実行する
    ※半角外字は、I.のコンバート操作のみで利用可能です。

    1. [標準外字登録(S)]をクリックする。

    2. [TrueType外字ファイル名(W)]に、コンバートした外字ファイル名(〜.TTE)を設定する。

      I.-5.で設定した外字ファイル名を、ファイルが存在するドライブ・フォルダ名から入力します。

      ※ I.の操作から引き続き標準外字登録を実行した場合、すでに設定された状態で画面が開きます。

    3. [書体一覧(L)]から、外字を割り当てる書体を選択し、[登録(R)]をクリックする。

      何もフォントを設定せずに、外字を表示・印刷したい場合は、[System](Windows標準外字領域)に割り当てます。

      ※ 一太郎7以降、外字を書体(フォント)で管理するようになり、例えば、MS明朝には「太郎.TTE」、JSゴシックには「花子.TTE」のように、フォントによって外字ファイルを使い分けることができるようになりました。
      その、書体(フォント)に外字ファイルを割り当てる操作をII.-3.で行います。
      入力した外字は、ここで割り当てたフォントを[書式(T)-フォント(T)-和文(W)]で設定することによって、表示・印刷できるようになります。
      外字ファイルのコンバートを実行すると、I.-6.で設定した書体に、自動的に外字ファイルが割り当てられているので、それ以外のフォントを使用して表示・印刷したい場合は、[未登録]となっている書体を選択し、登録を行います。

    4. [OK]をクリックした後[終了]をクリックし、外字コンバータを終了する。



■ 補足 ■
〜コンバートした外字ファイルに、新たに外字を追加する〜
Windowsの外字エディタを使用して、外字の作成・登録を行います。

    ◆ 注意 ◆

      外字エディタは、Windowsの機能です。
      外字の描画方法や、既存の文字を読み込んで外字を作成する方法など、外字エディタの使用方法の詳細については、Windowsのヘルプ等でご確認ください。


◆Windows95の場合

  1. [スタート-プログラム(P)-アクセサリ-外字エディタ]を選択する。

    外字エディタが起動します。

  2. [ファイル(F)-フォントの選択(O)]を選択する。

  3. [外字フォントの種類]で、「書体を意識した外字(T)」を選択する。

    ※ ここで「標準の外字(S)」を選択すると、コンバートした外字ファイルではなく、Windowsの外字ファイル(EUDC.TTE)に外字が登録されてしまいます。

  4. [関連付けるフォント]で、コンバート時(上記手順I.-6.の操作)に設定した書体か、またはII.-3.で外字ファイルを割り当てた書体を選択し、[OK]をクリックする。

  5. [ファイル(F)-コードの選択(S)]で、外字を新規に登録するコードを選択し、[OK]をクリックする。

  6. 外字を作成する。

  7. [ファイル(F)-同じコードで保存(R)]を選択する。


◆Windows98の場合

  1. [スタート-プログラム(P)-アクセサリ-外字エディタ]を選択する。

    外字エディタが起動します。

  2. [ファイル(F)-フォントの選択(O)]を選択する。

  3. 登録、または編集するコードを選択してOKをクリックする。

    一太郎の外字コンバータの標準外字登録で、コンバートしたTrueType外字ファイルを「SYSTEM」に割り当てた場合は、コンバートした内容が自動的に表示されます。
    それ以外の場合は、以下の方法で外字ファイルを変更して実行します。

      1)キャンセルをクリックし、表示されている別のファイルの外字一覧を閉じる。

      2)[ファイル(F)-フォントのリンク(F)]を選択する。

      3)[外字フォントの種類]で、「指定したフォントにリンクする(S)」をオンにする。

      4)[フォントの選択]で、コンバート時(上記手順I.-6.の操作)に設定した書体か、またはII.-3.で外字ファイルを割り当てた書体を選択し、[OK]をクリックする。

      5)[編集(E)-コードの選択(S)]を選択する。

        コンバートした内容が表示されます。

  4. 外字を作成する。

  5. [編集(E)-同じコードで保存(R)]を選択する。
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