[サポートFAQ]
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更新日:1998.07.30 - 情報番号:007359
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Q セットアップが正常に行えない場合の確認事項(WindowsNT4.0環境で使用時)
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
ファイル転送中にエラーが発生するなどセットアップが正常に行えない場合、ディスク自体に異常がある場合と、ご使用の環境が何らかの影響を及ぼしているといった複数の原因が考えられます。 原因を絞り込むために以下の事項を確認します。


■ 確認事項 ■

  1. JSSTART.$$$が存在する場合、削除する

    セットアッププログラムが途中でストップしてしまった場合、JSSTART.$$$のファイルがハードディスク内に残ってしまうことがあります。このファイルが存在する場合は、ファイルを削除後、再度セットアップを行います。

    1. [スタート-プログラム(P)-エクスプローラ]を選択する。

    2. [表示(V)-オプション(O)]を選択し、[表示]シートで次の2個所を設定する。

      • [すべてのファイルを表示(S)]をオンにする。
      • [登録されているファイルの拡張子は表示しない(E)]をオフにする。

    3. [適用(A)]をクリックした後、[OK]をクリックする。

    4. [ツール(T)-検索(F)-ファイルやフォルダ(F)]を選択する。

    5. [名前(N)]に「JSSTART.$$$」、[探す場所(L)]にWindowsを転送しているドライブを指定し、「サブフォルダも探す(S)」にチェックを入れて検索を実行する。

    6. ファイルが検索された場合は、[ファイル(F)-削除(D)]で削除する。


  2. ハードディスクに異常がないかチェックする

    ハードディスクのチェックを行い、ハードディスクに異常がないかどうかを確認します。
    ハードディスク自体が破損していると、一太郎のセットアップにも不正が生じる可能性があります。 ハードディスクの損傷がない状態で、セットアップを行います。

    チェックディスクを実行します。

    1. マイコンピュータを起動する。

    2. チェックディスクを行うドライブにカーソルを合わせる。

    3. マウスの右ボタンをクリックし、[プロパティ]を選択する。

    4. 「ツール」シートを選択し、[エラーチェックでチェックする(C)]をクリックする。

    5. 状況に応じてチェックディスクオプションを選択し、[開始(S)]ボタンをクリックする。

      ※ ファイルシステムエラーを自動的に修復する

      ディスクチェック中に発見されたファイルシステムのエラーを修復します。

      ※ 不良なセクタを走査し、回復する

      ディスクチェック中に発見されたファイルシステムのエラーを修復し、読みとり不可能なセクタを修復します。

    チェックディスクを行うときは、全てのファイルを閉じておく必要があります。
    各チェック項目の詳細については、Windowsメーカー様にお問い合わせください。
    なお、ハードディスクのチェックディスクを実行できるのは、administratorsグループに登録されているメンバーのみです。

    ※ 修復後、再度チェックを行った際にもエラーとなる場合には、ハードディスクを初期化することをお勧めします。


  3. VGA modeで起動する(DOS/V本体の場合のみ選択可能)

    本体起動時、[オペレーティングシステムの選択]画面で、選択肢から「WindowsNT Workstasion Version4.0[VGA mode]」を選択します。
    ディスプレイドライバが動作に影響している場合、上記の設定を変更することで正常にセットアップが行える場合があります。
    なお、この起動方法は、DOS/V本体のみで選択可能です。NEC本体では選択することができません。


  4. 常駐プログラムを解除する

    常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションがある場合、それらを解除・終了します。
    GRPH(Alt)+TABキーを押した際に、複数のアプリケーションの起動が確認できる場合は、それらを終了した状態で、セットアップを行います。
    また、[スタートアップ]グループに登録されているアプリケーションをあらかじめ別のグループに移動し、WindowsNTを再起動します。


  5. 資源を消費していないか確認する

    資源を極端に消耗していないか確認します。消耗している状態が確認された場合、その原因を取り除きます。

    1. [プログラムマネージャ-管理ツール-パフォーマンスモニタ]を選択する。

    2. [編集(E)-グラフに追加(A)]を選択する。

    3. [オブジェクト]として、「Processor」/「Memory」/「Paging File」/「Physical Disk」等を選択する。

    4. [追加]ボタンをクリックする。

    5. [完了]ボタンをクリックする。

      画面に折れ線グラフが表示されるので、現在の使用状況を確認します。

    6. 資源を極端に消費している状態が確認できた場合、その原因を取り除く。


  6. ハードディスクにファイルをコピーしてセットアップを行う

    ハードディスクにドライブが複数あり、かつ十分な空きがある場合、[スタート-プログラム(P)-WindowsNTエクスプローラ]などを使用して、ハードディスクに保存用ディスクのファイルを全てコピーします。任意のディレクトリを作成し、そこへファイルを全てコピーしてください。
    コピー後、[スタート-ファイル名を指定して実行(R)]で、ハードディスクに転送したSETUP.EXEを指定してセットアップを行います。

    例)ハードディスク(Aドライブ)のICHITAROフォルダに転送した場合

    [名前(O)]に「A:¥ICHITARO¥SETUP.EXE」と入力して実行する。


    ◆注意

    上記方法でセットアップを行う場合、CD-ROMの内容をコピーしたドライブと同じドライブを転送先に指定することはできません。


  7. 他のアプリケーションがセットアップ可能かどうか確認する

    WindowsNT上で動作する他のアプリケーションが正常にセットアップ可能かどうかを確認します。他のアプリケーションも同様にセットアップできない場合、Windowsや動作環境自体に原因がある可能性があります。この場合、Windowsメーカー様にお問い合わせください。


  8. 他の本体ではどうか

    特定の本体のみでセットアップができない場合、現象が生じる本体の環境、あるいは破損の問題であることが考えられます。 他の本体でも同様の現象が生じる場合、一太郎のディスク自体が不正である可能性があります。お手数ですが、弊社サポートセンターまでお問い合わせください。


  9. 前回正常に動作していた環境に戻す

    Windows自体の動作が不安定な場合、前回正常に動作していたときの状態で起動してどうかを確認します。
    Windows起動時、「今スペースキーを押すと・・・」と表示されたときにスペースキーを押し、選択肢から、「前回正常起動時の構成を使用」を選択します。


以上の点をご確認いただきましても一太郎がセットアップできない場合、WindowsNTの再インストールを行ってどうかお試しください。

なお、Windowsのセットアップ方法につきましては、恐れ入りますがWindowsNTのマニュアル等でご確認ください。

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