■更新日:1999.05.06 - ■情報番号:008594
 |
花子フォトレタッチ・花子フォトレタッチミニが正常に起動しない場合の確認事項 〜Windows95環境で使用時〜 |

 |
 |
|
このFAQは、花子フォトレタッチ・花子フォトレタッチミニ for Windowsをご利用の方を対象としています。

起動時にエラーが表示される、起動直後に止まってしまうなど、正常に起動することができない場合、複数の原因が考えられます。
原因を絞り込むために以下の事項を確認します。
■ 確認事項 ■
- 花子フォトレタッチ(花子フォトレタッチミニ)の設定ファイルを削除する
花子フォトレタッチ(花子フォトレタッチミニ)の設定ファイル(HPT.INI(HPTMINI.INI)、HPT.PRF(HPTMINI.PRF))が不正になっていると、正常に起動することができない場合があります。
以前は正常に起動できていた場合や、前回花子フォトレタッチ(花子フォトレタッチミニ)上で何らかのトラブルがあった場合などは、まず、設定ファイルを削除した上で、起動することができるかどうかを確認します。
◆ 操作手順 ◆
●花子フォトレタッチの場合
- [スタート-検索(F)-ファイルやフォルダ(F)]を選択する。
- [名前(N)]に「HPT.INI」、[探す場所(L)]で、花子フォトレタッチをセットアップしたドライブを指定し、[サブフォルダも探す(S)」をオンにして[検索開始(I)]をクリックする。
- ファイルが検索された場合は、[ファイル(F)-削除(D)]を選択し、削除を実行する。
- HPT.PRFについても、同様の操作で削除を実行する。
※花子フォトレタッチの設定ファイルについて
<\JUST\HPTF\DOC\>フォルダ内の[HPT.INI]・[HPT.PRF]は、花子フォトレタッチにおける各種の設定内容を記憶したファイルです。これらを削除すると、これまで花子フォトレタッチ上で設定した内容が初期設定に戻ります。
なお、[HPT.INI]・[HPT.PRF]は、次回正常に起動・終了するときに自動的に作成されるため、削除しても支障ありません。
●花子フォトレタッチミニの場合
- [スタート-検索(F)-ファイルやフォルダ(F)]を選択する。
- [名前(N)]に「HPTMINI.INI」、[探す場所(L)]で、花子フォトレタッチミニをセットアップしたドライブを指定し、[サブフォルダも探す(S)」をオンにして[検索開始(I)]をクリックする。
- ファイルが検索された場合は、[ファイル(F)-削除(D)]を選択し、削除を実行する。
- HPTMINI.PRFについても、同様の操作で削除を実行する。
※花子フォトレタッチミニの設定ファイルについて
<\JUST\HPTF\DOC\>フォルダ内の[HPTMINI.INI]・[HPTMINI.PRF]は、花子フォトレタッチミニにおける各種の設定内容を記憶したファイルです。これらを削除すると、これまで花子フォトレタッチミニ上で設定した内容が初期設定に戻ります。
なお、[HPTMINI.INI]・[HPTMINI.PRF]は、次回正常に起動・終了するときに自動的に作成されるため、削除しても支障ありません。
- ハードディスクを点検する
ハードディスク自体が破損していると、花子フォトレタッチ(花子フォトレタッチミニ)に限らず、アプリケーションが正常に起動しなくなる可能性は十分あります。スキャンディスクを実行し、ハードディスクの破損の有無を確認します。
◆ 操作手順 ◆
- [スタート-プログラム(P)-アクセサリ-システムツール-スキャンディスク]を選択する。
- [エラーをチェックするドライブ(V)]で、花子フォトレタッチ(花子フォトレタッチミニ)とWindows95がセットアップされているドライブを選択する。
- [エラーを自動的に修復(F)]をオンにし、[開始(S)]をクリックする。
※ | もしエラーがあった場合でも自動的に修復されますが、その後再度スキャンディスクを実行した場合にもやはりエラーが発見された場合は、ハードディスクを初期化することをおすすめします。 |
- 常駐プログラム、現在起動しているアプリケーションがあれば解除・終了する
Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションがある場合、それらが何らかの影響を及ぼしている可能性もあります。
現在起動しているアプリケーションや常駐しているプログラムは、画面下部のタスクバーに一覧されています。それらを1つずつクリックしてアクティブにし、それぞれの方法で終了または解除します。
- スタートアップには何も登録されていない状態にする
◆ 操作手順 ◆
- [スタート-設定(S)-タスクバー(T)]を選択し、[スタートメニューの設定]をクリックする。
- [詳細(D)]をクリックし、<プログラム>フォルダ上でダブルクリックする。
- <スタートアップ>フォルダ上でダブルクリックする。
- スタートアップに登録されているアプリケーションのアイコンが表示されるので、そのうちの1つを選択する。
- [編集(E)-切り取り(T)]を選択する。
- 移動先のフォルダ(スタートアップ以外のフォルダ)をクリックする。
- [編集(E)-貼り付け(P)]を選択する。
スタートアップに登録されていたアイコンが、6.で指定したフォルダに移動します。
- 上記4.〜7.の操作を繰り返し、スタートアップに何もアイコンが表示されない状態にする。
- Windowsを再起動する。
- ディスプレイの設定を変更する
次の3点を変更することによって現象が改善された場合、ディスプレイドライバを提供しているメーカー(パソコン本体に標準添付のドライバの場合は、パソコン本体のメーカー)に、何か類似のトラブル情報がないかどうかご確認ください。
- ハードウェアアクセラレータを「なし」にする
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-システム]を選択し、[パフォーマンス]をクリックする。
- [グラフィックス(G)]をクリックし、[ハードウェアアクセラレータ(A)]の設定を一番左の「なし」に変更する。
- [OK]をクリックした後、Windowsを再起動する。
- 画面の設定(色・解像度)を変更する
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択し、[ディスプレイの詳細]をクリックする。
- [カラーパレット(C)]の項目内にある▼をクリックし、画面の色数が高いものに設定されている場合は、低いものに変更する。
- [デスクトップ領域(D)]の項目内にあるルーラーをドラッグし、現在設定されている値以外のピクセルに変更する。特に、高い数値に設定していた場合は低い数値に変更するようにする。
- [更新(A)]をクリックした後、[OK]をクリックする。
- 「〜この設定を保存しますか」と表示されたら、[はい(Y)]をクリックする。
- ディスプレイアダプタの種類を変更する
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択し、[ディスプレイの詳細]をクリックする。
- [ディスプレイの変更(T)]をクリックする。
- [アダプタの種類(A)]の項目内にある[変更(H)]をクリックし、「すべてのデバイスを表示」を選択する。
- 表示されているデバイスの一覧から、使用しているパソコン本体に互換性のあるデバイスを選択する。
- [OK]→[閉じる]→[更新(A)]の順にクリックした後、Windowsを再起動する。
※ | ご使用のパソコン本体に互換性のあるアダプタが組み込まれているかどうかにつきましては、パソコン本体のメーカーにご確認ください。 |
- MS-DOSアプリケーションを使用している場合、CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATが存在しない状態にしてみる
CONFIG.SYSやAUTOEXEC.BATに記述しているドライバなどの影響を受けていることも考えられます。これら2つのファイルが存在しない環境でも、花子フォトレタッチ(花子フォトレタッチミニ)の動作に支障はありません。
一度、CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATの名前を変更した後再起動し、これらのファイルが存在しない環境での動作を確認します。
もし、正常に動作する場合は、記述内容に問題がないかどうかご確認ください。
- できる限りのメモリとシステムリソースを確保する
- 仮想メモリを大きく設定する
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-システム]を選択し、[パフォーマンス]をクリックする。
- [仮想メモリ(V)]をクリックし、設定内容が「自分で設定する(M)」になっている場合は、「自動設定(推奨)(W)」に変更する。
- [OK]をクリックした後、Windowsを再起動する。
※ | 「自動設定(推奨)」の場合、ハードディスクの空き容量に応じて仮想メモリが自動的に設定されます。空き容量が少ない場合は、不要なファイルやアプリケーションを削除する、ごみ箱を空にするなどして、空き容量を確保してください。 |
- 不要なファイルやアプリケーションがあれば削除する
●不要なファイルは、エクスプローラで簡単に削除することができます。
- [スタート-プログラム(P)-エクスプローラ]を選択する。
- 削除したいファイルを、[Ctrl]キーを押しながらクリックし、1つずつ連続して選択する。
- [ファイル(F)-削除(D)]を選択し、「よろしいですか」のメッセージで[はい(Y)]を選択する。
● | 不要なアプリケーションがある場合、削除方法については、そのアプリケーションのマニュアルやヘルプでご確認ください。 |
- ごみ箱を空にする
- デスクトップ上の[ごみ箱]アイコンをダブルクリックし、ごみ箱の中身を確認する。
- 必要なファイルが入っていた場合は、そのアイコンをごみ箱の外にドラッグする。
- [ファイル(F)-ごみ箱を空にする(B)]を選択し、「よろしいですか」のメッセージで[はい(Y)]を選択する。
- 壁紙を使用しない設定にする
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択し、[背景]をクリックする。
- [模様(P)]・[壁紙(W)]を両方とも「なし」に変更する。
- [更新(A)]をクリックした後、[OK]をクリックする。
- 不要なドライバがあれば解除する
プリンタドライバ・ディスプレイドライバ・フォントドライバなどで、不要なドライバが組み込まれている場合は解除します。解除方法の詳細については、Windowsのヘルプでご確認ください。
- 他のアプリケーションが正常に動作しているかどうか確認する
Windows上で動作している他のアプリケーションでも動作不正が発生している場合、Windowsや動作環境自体に何らかの原因がある可能性があります。Windowsメーカーにもお問い合わせください。
- 他のパソコン本体では正常に動作するかどうか確認する
他のパソコン本体を持っている場合は、その本体ではどうかを確認します。もし、別の本体では正常に動作するという場合、ハードウェアやソフトウェアをできるだけ同じ環境にして試します。
- 花子フォトレタッチ(花子フォトレタッチミニ)の再セットアップを実行する
環境面で特に変更した点がないのに急に動かなくなった、スキャンディスクを実行したがエラーはなかったなどという場合、花子フォトレタッチ(ミニ)のプログラムが不正になっている可能性があります。
まず、ハードディスク内のプログラムファイルを削除した後、再度セットアップをし直します。
◆ 注意 ◆
セットアップ、削除を行う場合は、弊社アプリケーションをすべて終了してから実行する必要があります。
弊社アプリケーションが起動中の場合は、「ジャストシステム製アプリケーションが起動中のため、セットアップを続けることができません。アプリケーションを終了した後に[継続]をクリックしてください。」とメッセージが表示されます。
弊社アプリケーションを起動していないにもかかわらずセットアッププログラムが起動しない場合は、一度Windowsを終了し、再起動した状態でお試しください。
※ | 一太郎8、一太郎9などが常駐している場合にも同様のメッセージが表示されますが、この場合は[継続]をクリックすると、そのままセットアップを続けることが可能です。 |
◆ 操作手順 ◆
●花子フォトレタッチの場合
- [スタート-プログラム(P)-JUSTSYSTEM アプリケーション-アプリケーション追加・削除-花子フォトレタッチ]を選択する。
- [次へ(N)>]をクリックする。
- 花子フォトレタッチセットアッププログラムから、「ファイルの追加・削除」を選択する。
- 「ファイルの削除」を選択する。
- [削除するファイルの詳細選択]画面で、[花子フォトレタッチ]の■をクリックし、チェックを入れる。
- [次へ(N)>]をクリックし、画面に表示されるメッセージに従って、ファイルの削除を実行する。
削除が終了したら、Windowsを再起動します。再起動後、花子フォトレタッチの再セットアップを実行します。
●花子フォトレタッチミニの場合
花子フォトレタッチミニをセットアップした製品のアプリケーション追加・削除を実行し、「花子フォトレタッチミニ」を選択します。
画面に表示されるメッセージに従って、ファイルの削除を実行します。
削除が終了したら、Windowsを再起動し、花子フォトレタッチミニの再セットアップを行います。
- Windowsの修復、または再セットアップを実行する
以上の点を確認しても改善されない場合、Windowsの再セットアップ、またはWindowsの修復を行ってどうかをご確認ください。
Windowsの修復は、[セットアップの再実行]で「破損箇所のみ修復する」「全て上書きする」のどちらかを選択して実行します。
詳細につきましては、Windowsのマニュアルをご参照ください。
|


※本情報の内容は、予告なく変更することがあります。
※本情報の一部または全部を無断で転載及び複写することを禁止します。
※記載された会社名、製品名は、弊社または各社の登録商標もしくは商標です。
※
弊社の登録商標についてはこちらをご参照ください。