どのように透けて見せるか、ぼかして見せるかによって、「透明」または「ぼかし」の機能を使用します。
【例】
- 透かしたようにする → 透明
- 写真や画像の周囲をぼかす → 透明
- グラデーションをかけたように徐々にぼかす → 透明
- ぼんやりさせたり、ピントがずれたようにぶれさせる → ぼかし
希望する出来上がりに応じて、以下の操作を行います。
I 透明機能を利用する
■操作
- 写真の一部を切り取って、ぼかしをかけたい場合は、先にその領域をトリミングします。
ツールパレットの をクリックして、型抜きしたい領域をドラッグして選択します。選択した範囲の周りに実線枠が表示されたら、選択範囲外の領域でクリックして、必要な画像範囲のみに切り取ります。
※画像全体を型抜きしたい場合は、操作2.から始めます。
- [編集-すべてを選択]を選択します。
- [編集-特殊-透明]を選択します。
- [切り取る]をクリックして にします。
- 編集したい結果に合わせて、[方法]の右端の▼をクリックして次のように設定します。
- 全体を透明にする
[全体]を選択します。
[増減]の右側にある数値欄をクリックして、負の値(マイナスの数値)を入力します。マイナスの数値が大きいほど透けた感じになります。 - 画像の周囲をぼかす
[輪郭]を選択します。
[幅]の右側にある数値欄をクリックし、数値を入力することで、ぼかしをかける幅を設定できます。 - グラデーションのようにだんだん薄くなっていくようにぼかす
[一部]を選択します。
[幅]や[角度]の右側にある数値欄をクリックし、数値を入力することで、グラデーションの向きや濃淡の幅を調整できます。
※[増減]や[幅]など数値を設定する箇所は、下にあるスライダー(△)を左右にドラッグして設定することも可能です。
- 全体を透明にする
- [OK]をクリックします。
◆補足
透明機能は、画像の色数がフルカラーでないと利用できません。上の操作3.で[透明]のメニューが薄くなって選べない場合は、[画像-画像の色数]を選択して、[色]で[フルカラー]を選択します。このあと、改めて操作2.から操作を行います。
II ぼかし機能を利用する
ぼかし機能を利用して、ピントがずれたような画像を作成できます。手順については、次のFAQを確認してください。
III こんなときは
レイヤーの透明機能を利用して、下にある画像を透けたように見せることができます。手順については、次のFAQを確認してください。