- 自動バックアップファイルが存在した場合は、削除する
美写楽を正常に終了できなかった場合、次回起動時には自動バックアップファイルを自動的に読み込んで起動しますが、
この自動バックアップファイルが不正な状態で存在すると、正常に起動できないことがあります。
自動バックアップファイルは、?:¥JUST¥HPTF¥TMPに保存されます。
◆ 操作手順 ◆
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[検索(C)-ファイルやフォルダ(F)]を選択する。
- [ファイルまたはフォルダの名前(M)]に「*.@??」、[探す場所(L)]にOffice10 Proが存在するドライブを指定する。
[含まれる文字列(C)]には、何も入力しません。
- [検索開始(S)]をクリックする。
ファイルが存在した場合、「○個のファイルが見つかりました」と表示され、「*.@01」や「*.@02」などの自動バックアップファイル名が表示されます。
- →自動バックアップファイルが存在した場合
- 以下の操作で自動バックアップファイルを削除した後、起動できるかどうかを確認します。
- 検索の結果表示されたバックアップファイル上で右クリックし、[削除(D)]を選択する。
- 「ごみ箱に移してもよろしいですか」と表示されたら、[はい(Y)]をクリックする。
- 設定ファイルを削除する
◆ 操作手順 ◆
美写楽の設定ファイル(DVW.PRF)が存在する場合は削除します。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-アクセサリ-エクスプローラ]を選択する。
- [ツール(T)-フォルダオプション(O)]を選択し、[表示]シートで次の2個所を設定する。
ファイルとフォルダの表示
- [すべてのファイルとフォルダを表示する]をオンにする。
- [登録されているファイルの拡張子は表示しない]をオフにする。
- [適用(A)]をクリックした後、[OK]をクリックする。
- ツールバーの[検索]ボタンをクリックする。
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ツールバーが表示されていない場合は、[表示(V)-ツールバー(T)-標準のボタン(S)]を選択して、
[標準のボタン(S)]の先頭にチェックマークを付けます。
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- [ファイルまたはフォルダの名前(M)]に「DVW.PRF」、[探す場所(L)]に美写楽が存在するドライブを指定する。
- [検索オプション>>]をクリックし、[詳細設定(O)]→[サブフォルダも検索)]の順にチェックマークを付ける。
- 検索結果に「DVW.PRF」が表示されたら、ファイル名の上で右クリックし、メニューから[削除(D)]を選択する。
- [ファイル削除の確認]画面が表示されたら、[はい(Y)]をクリックする。
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花子フォトレタッチ3が起動できない場合
[HPT.INI]・[HPT.PRF]について上記と同様の操作で削除を実行します。
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美写楽・花子フォトレタッチ3の設定ファイルについて
<¥JUST¥HPTF¥DOC¥>フォルダ内の[DVW.PRF]・[HPT.INI]・[HPT.PRF]は、美写楽・花子フォトレタッチ3における各種の設定内容を記憶したファイルです。
これらを削除すると、これまで美写楽上で設定した内容が初期設定に戻ります。
なお、[DVW.PRF]・[HPT.INI]・[HPT.PRF]は、次回正常に起動・終了するときに自動的に作成されるため、削除しても再セットアップする必要はありません。
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- →起動できた場合
- 詳細は不明ですが、アプリケーションが何か不正な情報を記憶していたのかもしれません。
今後も同じような現象が頻繁に発生する場合は、これ以降の事項もご確認ください。
- 通常使うプリンタを他の機種に変更する
◆ 操作手順 ◆
- Windowsの[スタート]ボタン]をクリックし、[設定(S)-プリンタ(P)]を選択する。
- 通常使用しているプリンタ機種以外のアイコンを選択する。
- 右クリックし、表示されるメニューから[通常使うプリンタに設定(F)]を選択する。
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プリンタ機種のアイコンが1種類しか表示されていない場合は、プリンタ機種を変更することができません。
[プリンタの追加]をクリックして新たに別のプリンタを追加セットアップし、その機種を[通常使うプリンタ]に設定してください。
- [プリンタの追加]をダブルクリックする。
- [プリンタの追加ウィザード]画面が表示されたら[次へ(N)>]をクリックする。
- [ローカルプリンタ]を選択し、[プラグアンドプレイ プリンタを自動的に検出してインストールする]の□]をクリックしてチェックを外し、[次へ(N)>]をクリックする。
- [プリンタポートの選択]画面で「LPT1」を選択して、[次へ(N)>]をクリックする。
- [プリンタの追加ウィザード]で製造元とプリンタ名が表示されたら、現在使用しているプリンタメーカー以外の製造元を指定し、任意のプリンタを選択する。
後は、画面に表示されるメッセージに従ってプリンタドライバを組み込みます。
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- 美写楽が起動可能かどうかを確認する。
- →起動できた場合
- 今まで[通常使うプリンタ]に設定していたプリンタドライバが不正になっていたことが原因と思われます。
該当するプリンタドライバを削除し、再度セットアップし直してください。
- →起動できなかった場合
- [通常使うプリンタ]の設定を元に戻し、引き続き以下の内容を確認します。
- ハードディスクを点検する
◆ 操作手順 ◆
- デスクトップ上の[マイコンピュータ]をダブルクリックする。
- Windowsが存在するドライブにカーソルを合わせる。
- 右クリックし、[プロパティ]を選択する。
- [ツール]シートを選択し、エラーチェックで[チェックする(C)]をクリックする。
- 状況に応じてチェックディスクのオプションを選択し、[開始(S)]をクリックする。
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ファイルシステムエラーを自動的に修復する
・・・ディスクチェック中に発見されたファイルシステムのエラーを修復します。
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不良なセクタをスキャンし、回復する
・・・ディスクチェック中に発見されたファイルシステムのエラーを修復し、読みとり不可能なセクタを修復します。
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◆ 注意 ◆
チェックディスクを行うときは、すべてのファイルを閉じておく必要があります。
各チェック項目の詳細に関するご質問については、Windowsメーカーにお問い合わせください。
なお、ハードディスクのチェックディスクを実行できるのは、Administratorsグループに登録されているメンバーのみです。
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ハードディスク容量によっては、チェックの完了までにかなりの時間を要することがあります。
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Office10 Proが存在するドライブと、Windowsが存在するドライブが異なる場合、そちらのドライブも上記と同様の操作で点検します。
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修復後、再度チェックを行った際にもエラーが発見された場合は、ハードディスクを初期化することをお勧めします。
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- 常駐プログラム、現在起動しているアプリケーションがあれば解除・終了する
Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションがある場合、それらが何らかの影響を及ぼしている可能性もあります。
現在起動しているアプリケーションや常駐しているプログラムは、画面下部のタスクバーに一覧されています。
それぞれの方法で終了または解除します。
例)タスクバーに表示されているアイコン上で右クリックし、[閉じる]、または[終了]を選択する。
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終了・解除ができない場合は、そのアプリケーションのマニュアルやヘルプ等で方法をご確認ください。
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- VGA modeで起動する
Windows2000の起動画面で"Windowsを起動しています"と表示されたら、[F8]キーを押してWindows2000拡張オプションメニューを表示させます。
表示された一覧画面の中から、「VGA モードを有効にする」を選択します。
ディスプレイドライバが動作に影響している場合、上記の設定を変更することで正常に起動できる場合があります。
- セーフモードで起動する
セーフモードはWindowsが起動するのに必要最小限のドライバを組み込んで起動します。
このモードで正常に起動した場合は、組み込まれていない他のドライバから影響を受けている可能性があります。
また、セーフモードで起動後、通常モードで起動し直すと正常に起動できる場合もありますので、お試しください。
◆ 操作手順 ◆
- Windows2000の起動画面で"Windowsを起動しています"と表示されたら、[F8]キーを押して「Windows2000拡張オプションメニュー」を表示させる。
- 表示された一覧画面の中から「セーフモード」を選択する。
この状態でアプリケーションの起動をご確認ください。
- 前回正常に動作していた環境に戻す
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システムが正常に起動できない場合は、以前のシステム構成に切り替えることができます。
これにより、起動の問題が解決する可能性があります。
前回正常起動時より以降に行われたシステム構成の変更は破棄されます。
システムの構成変更を行った場合は、その設定等を控えた後にこの操作を行ってください。
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Windows自体の動作が不安定な場合、前回正常に動作していたときの状態で起動してどうかを確認します。
Windows2000の起動画面で"Windowsを起動します"と表示されたら、[F8]キーを押して「Windows2000拡張オプションメニュー」を表示させます。
表示された一覧画面の中から、「前回正常起動の構成」を選択します。
- 以前は起動できていた場合、環境面で変更した点がないかどうか確認する
例えば、パソコン本体に新しく増設したものがある(カード、ボードなど)、Windows上に新たにアプリケーションをセットアップしたなど、起動できていたときとは環境面で変更した点がある場合、それらを元に戻してみます。
本体に増設したものがある場合は、それを取り外します。
あるいは、別のWindowsアプリケーションをセットアップしてから起動しなくなったという場合は、その新たに導入したアプリケーションを削除してみます。
削除方法については、そのアプリケーションのマニュアル等でご確認ください。
- →起動できた場合
- 新たに追加した増設物やアプリケーションが原因だと特定することはできませんが、何らかの影響を及ぼしていたとは考えられます。
それらのメーカーに、何か類似のトラブル情報がないかどうかご確認ください。
- 他のパソコン本体では正常に動作するかどうか確認する
Office10 Proの動作環境を満たしたパソコン本体を、他にも持っている場合は、その本体ではどうかを確認します。
別の本体では問題なく起動するという場合は、ハードウェアやソフトウェアをできるだけ同じ環境にして試します。
- ハードウェア的に問題のあるデバイスを組み込んでいないか確認する
正常に動作していないデバイスがないか確認します。
Windows98/95/NT4.0で使用していたデバイスをWindows2000で使用する場合は、ドライバがWindows2000対応であるかどうかの注意が必要です。
該当するデバイスが発見された場合は、デバイスの製造元(パソコン本体に標準添付のデバイスの場合は、パソコン本体のメーカー)に対処方法や、ドライバ情報など詳細について直接お問い合わせください。
◆ 操作手順 ◆
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-アクセサリ-システムツール-システム情報]を選択する。
- 画面左側の「コンポーネント」の前に[+]が表示されている場合は、それをクリックして[−]に変更する。
- 「問題のあるデバイス」をクリックする。
すべてのドライバが正常に動作している場合、「このコンピュータには問題のあるデバイスはありません」と表示されます。
- 他社のアプリケーションが正常に動作しているかどうか確認する
Windows上で動作している他のアプリケーションでも動作不正が発生している場合、Windowsや動作環境自体に何らかの原因がある可能性があります。
Windowsメーカーにもお問い合わせください。
- アプリケーションの再セットアップを実行する
環境面で特に変更した点がないのに正常に動作しなくなった、上記事項を確認しても現象は改善されなかったという場合、アプリケーションのプログラムが不正になっている可能性があります。
まず、ハードディスク内のプログラムファイルを削除した後、セットアップし直します。
具体的な操作手順については、「一度セットアップした後、削除してセットアップし直す」を参照してください。
- ジャストシステム製品を完全に削除し、セットアップし直す
XIII.の操作で再セットアップを行っても現象が改善されない場合、通常の削除方法では削除されないファイルが不正になっている可能性があります。
より完全に削除してから、セットアップし直してどうかをお試しください。
具体的な操作手順については、「ジャストシステム製品を完全に削除し、セットアップし直す」を参照してください。