■更新日:2000.10.17 - ■情報番号:009681
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ATOK Xを導入すると、ホームディレクトリ内の.Xdefaultsが参照されなくなる |
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ATOK X を導入すると、X起動時にホームディレクトリ内の.Xdefaultsが参照されなくなる現象が確認されています。
その結果、例えば、.Xdefaults内でemacsのフォント設定をしている場合、それが有効にならずemacs上で文字化けが発生する、などの現象が発生します。
以下の方法で回避できます。
■ 対処方法 ■
- rootでログインする。
- エディタを起動し、/usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client の内容を、次のように3行変更する。
#!/bin/bash
#
# (C)2000 株式会社ジャストシステム
#
if [ -f ${HOME}/.Xdefaults ]; then ←記述を追加する
xrdb -merge ${HOME}/.Xdefaults ←記述を追加する
fi ←記述を追加する
export XMODIFIERS="@im=htt"
export HTT_DISABLE_STATUS_WINDOW=t
(後略)
- 上書き保存する。
- ログアウトする。
- 任意のユーザーでログインする。
※上記対処方法における制限事項
通常、.Xdefaults を書き換えると、直後に起動したアプリケーションからリソースの変更が反映されますが、上記の対処方法を採った場合、その即座に反映という機能は動かなくなります。再度ログインするとリソースの変更は反映されます。
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