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更新日:2001.07.05 - 情報番号:009700
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Q Vine Linux 2.0CR 設定例
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以下の2通りの方法があります。 いずれかの方法を行ってください。
テキストログインで使用している場合や、wdmにATOK X を組み込みたい場合は、「こんなときは」をご覧ください。


システムファイルで設定する方法

ユーザー別のファイルで設定する方法

こんなときは

I システムファイルで設定する方法


<1>rootで設定ファイルを更新する
  1. rootでログインする。

  2. /etc/X11/wdm/Xclients をテキストエディタなどで開く。

  3. 以下のように内容を変更する。

    (前略)
    echo -n "Selecting IME ... " >> ${HOME}/.xwm.msgs

    IMSTYLE=`cat ${HOME}/.im_style`
    case "${IMSTYLE}" in

     # 以下の3行を追加します。
     atokx*|Atokx*)
      . /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client
      ;;

     wnn6*|Wnn6*)
      echo "Wnn6 with ${WNN6_FRONT_END}, server=${WNN6_SERVER}" >> ${HOME}/.xwm.msgs
      setime wnn6 >> ${HOME}/.xwm.msgs
      ;;
    (後略)

  4. 上書き保存する。

<2>各ユーザーごとの設定を行う。
  1. 任意のユーザーでログインする。

  2. ホームディレクトリの「 .im_style 」をテキストエディタなどで開く。

  3. 「 canna 」を「 atokx 」に変更する。

  4. 上書き保存する。

  5. ログアウトする。

<3> <2>-1でログインしたユーザーでログインする。
OS起動時にATOK X のクライアントが起動するようになります。
II ユーザー別のファイルで設定する方法

  1. ATOK Xを使用したいユーザーでログインする。

  2. ホームディレクトリに「 .Xclients 」というファイルが存在するかどうか、確認する。

    • 存在しない場合は、システムファイルをコピーして記述を変更する。

      1. /etc/X11/xinit/Xclients を「 .Xclients 」という名前で、ホームディレクトリにコピーする。

      2. テキストエディタなどで「 .Xclients 」を開く。

      3. 以下のように内容を変更する。

        (前略)
        echo -n "Selecting IME ... " >> ${HOME}/.xwm.msgs

        #以下の3行を追加します。
        case "${XIM_PROG}" in
          atokx*|Atokx*)
           . /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client
           ;;

          wnn6*|Wnn6*)
           echo "Wnn6 with ${WNN6_FRONT_END}, server=${WNN6_SERVER}" >> ${HOME}/.xwm.msgs
           setime wnn6 >> ${HOME}/.xwm.msgs
           ;;
        (後略)

      4. 上書き保存する。

    • 存在する場合は、内容を変更する。

      1. テキストエディタなどで「 .Xclients 」を開く。

      2. 以下のように内容を変更する。

        (前略)
        echo -n "Selecting IME ... " >> ${HOME}/.xwm.msgs

        case "${XIM_PROG}" in

          #以下の3行を追加します。
          atokx*|Atokx*)
           . /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client
           ;;

          wnn6*|Wnn6*)
           echo "Wnn6 with ${WNN6_FRONT_END}, server=${WNN6_SERVER}" >> ${HOME}/.xwm.msgs
           setime wnn6 >> ${HOME}/.xwm.msgs
           ;;
        (後略)

      3. 上書き保存する。

  3. ホームディレクトリ以下の .vine/system/ime をエディタで開く。

  4. 「 EMACS_IME=canna 」を「 EMACS_IME=atokx 」に、「 XIM_PROG=canna 」を「 XIM_PROG=atokx 」に変更する。

  5. 上書き保存する。

  6. ログアウトする。

  7. 1.でログインしたユーザーでログインする。

こんなときは


<1>テキストログインで使用しているとき

テキストログインしてstartxで起動する場合は、変更するファイルが異なります。
以下のように設定します。

1.rootで設定ファイルを更新する

  1. rootでログインする。

  2. /etc/X11/xinit/Xclients をテキストエディタなどで開く。

  3. 以下のように内容を変更する。

    (前略)
    echo -n "Selecting IME ... " >> ${HOME}/.xwm.msgs

    case "${XIM_PROG}" in

      #以下の3行を追加します。
      atokx*|Atokx*)
       . /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client
       ;;

      wnn6*|Wnn6*)
       echo "Wnn6 with ${WNN6_FRONT_END}, server=${WNN6_SERVER}" >> ${HOME}/.xwm.msgs
       setime wnn6 >> ${HOME}/.xwm.msgs
       ;;
    (後略)

  4. 上書き保存する。

  5. ログアウトする。

2.各ユーザーで設定ファイルを更新する
  1. ATOK X を使用したいユーザーでログインする。

  2. ホームディレクトリ以下の .vine/system/ime をエディタで開く。

  3. 「 EMACS_IME=canna 」を「 EMACS_IME=atokx 」に、「 XIM_PROG=canna 」を「 XIM_PROG=atokx 」に変更する。

  4. 上書き保存する。

  5. ログアウトする。

3.2−1.でログインしたユーザーでログインする
OS起動時にATOK X のクライアントが自動起動するようになります。

<2>wdmで使用したい場合

グラフィカルログインの画面(wdm)で、ATOK Xの選択を行うためには以下の設定を追加します。
  1. rootでログインする。

  2. /etc/X11/wdm/wdmReconfig をテキストエディタなどで開く。

  3. 以下のように内容を変更する。

    (前略)
    #
    # Setting up Input Method Selection
    #

    IMLIST=""

    # entry for Canna
      if [ \( -d /usr/lib/canna \) -a \
       \( -x /usr/sbin/cannaserver \) ] ; then
       IMLIST=Canna
      fi

    # 以下の8行を追加します。
    # entry for ATOKX
      if [ -x /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client ] ; then
       if [ "${IMLIST}" != "" ] ; then
         IMLIST=${IMLIST}:atokx
       else
         IMLIST=atokx
       fi
      fi

    # entry for FreeWnn
    (後略)

  4. 上書き保存する。

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