Windows XPモデルのパソコンにプリインストールされているMegaVi DVにて、DVテープにプロジェクトを書き戻し、カメラで再生すると、部分的に映像の遅延や音飛びが発生する場合があることを確認しています。

以下の方法で回避できる場合があります。

DV書き戻し時の一時ファイル(AVIファイル)の形式をType1に設定する OSの設定を変更しパフォーマンスを確保する

Ｉ DV書き戻し時の一時ファイル(AVIファイル)の形式をType1に設定する

この現象は、DVテープへ書き戻す時の一時ファイル(AVIファイル)の形式が、Type2の場合に頻繁に発生し、Type1の場合は発生頻度が下がることが確認されています。
以下の手順で、一時ファイルの形式をType1に設定して、書き込みを実行します。

1. ビデオエディタのをクリックする。
   
   
2. 表示されるメニューの中の[オプション]を選択する。
   
   
3. [オプション]ダイアログボックスで、[詳細]をクリックする。
   
   
4. [オプション詳細]ダイアログボックスで、[DV書き戻し時]の[Type 1 DV AVI]をにする。
   
   
5. [OK]をクリックして[オプション詳細]ダイアログボックスを閉じる。
   
   
6. [OK]をクリックして[オプション]ダイアログボックスを閉じる。
   
   
7. DVテープへの書き戻しを実行する。
   

なお、Type1では1シーンあたり19分までしか扱えません。1シーンが19分を越える場合は、書き戻しを行う前に、以下のFAQを参照してください。
1シーンが19分を越える映像をType1でDVテープに書き戻したい

参考FAQ

DVに書き戻す操作の詳細は、以下のFAQを参照してください。
作成したプロジェクトをDVテープに書き戻す手順

II OSの設定を変更しパフォーマンスを確保する

I の手順で書き戻し時の形式をType1に設定しても現象が頻繁に発生する場合、以下のようにOSの設定を変更して、現象が改善されるかどうか、確認します。

<1>パフォーマンス優先の設定にする

1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コントロールパネル]を選択する。
   
   
2. [パフォーマンスとメンテナンス]をクリックし、[システム]をクリックする。
   ※ クラシック表示になっている場合は、[システム]アイコンをダブルクリックします。
   
   
3. [詳細設定]シートを選択する。
   
   
4. [パフォーマンス]グループの[設定]をクリックする。
   
   
5. [パフォーマンスを優先する]を選択する。
   
   
6. [OK]をクリックして[パフォーマンスオプション]ダイアログボックスを閉じる。
   
   
7. [OK]をクリックして[システムのプロパティ]ダイアログボックスを閉じる。
   
   

<2>自動更新の設定を解除する

1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コントロールパネル]を選択する。
   
   
2. [パフォーマンスとメンテナンス]をクリックし、[システム]をクリックする。
   ※ クラシック表示になっている場合は、[システム]アイコンをダブルクリックします。
   
   
3. [自動更新]シートを選択する。
   
   
4. [自動更新を使用せず、手動でコンピュータを更新する]を選択する。
   
   
5. [OK]をクリックして[システムのプロパティ]ダイアログボックスを閉じる。
   
   

<3>システムの復元を無効にする

1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コントロールパネル]を選択する。
   
   
2. [パフォーマンスとメンテナンス]をクリックし、[システム]をクリックする。
   ※ クラシック表示になっている場合は、[システム]アイコンをダブルクリックします。
   
   
3. [システムの復元]シートを選択する。
   
   
4. [システムの復元を無効にする]をにする。
   
   
5. [OK]をクリックして[システムのプロパティ]ダイアログボックスを閉じる。
   
   

<4>リモートアシスタンスの設定を無効にする

1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コントロールパネル]を選択する。
   
   
2. [パフォーマンスとメンテナンス]をクリックし、[システム]をクリックする。
   ※ クラシック表示になっている場合は、[システム]アイコンをダブルクリックします。
   
   
3. [リモート]シートを選択する。
   
   
4. 「リモートアシスタンス」グループにある「このコンピュータからリモートアシスタンスの招待を送信することを許可する」を にする。
   
   
5. [OK]をクリックして[システムのプロパティ]ダイアログボックスを閉じる。