[サポートFAQ]
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更新日:2001.09.06 - 情報番号:009774
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Q Office10 Pro添付のアプリケーションが正常に起動しない場合の確認事項 〜WindowsMe環境で使用時〜
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
起動時にエラーが表示される、起動直後に止まってしまうなど、正常に起動することができない場合、複数の原因が考えられます。
原因を絞り込むために、以下の事項を確認します。

■ 確認事項 ■
  1. Windows Me対応モジュールを導入しているかどうか
    Office10 Proでは、WindowsMe 対応モジュールを導入していただく必要があります。
    WindowsMe対応モジュールを導入していない場合、導入して正常に動作するかどうか、ご確認ください。

    ※Windows Me対応モジュールは、こちらでダウンロードできます。
    詳細は、ジャストシステム製品のWindows Millennium Edition対応状況でご確認ください。

  2. 自動バックアップファイルが存在した場合は、削除する
    前回一太郎10・花子10・三四郎9・花子フォトレタッチ2を正常に終了できなかった場合、次回起動時には自動バックアップファイルを自動的に読み込んで起動しますが、この自動バックアップファイルが不正な状態で存在すると、正常に起動できないことがあります。

    自動バックアップファイルは、以下のフォルダに保存されます。
    一太郎・花子・三四郎:?:¥JUST¥JSLIB32¥USER¥MEMO
    花子フォトレタッチ2:?:¥JUST¥HPTF¥TMP

    ◆ 確認方法 ◆

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[検索(C)-ファイルやフォルダ(F)]を選択する。

    2. [ファイルまたはフォルダの名前(M)]に「*.@??」、[探す場所(L)]にOffice10 Proが存在するドライブを指定する。

      [含まれる文字列(C)]には、何も入力しません。

    3. [検索開始(S)]をクリックする。

      ファイルが存在した場合、「○個のファイルが見つかりました」と表示され、「*.@01」や「*.@02」などの自動バックアップファイル名が表示されます。

    ●自動バックアップファイルが存在した場合

    以下の操作で自動バックアップファイルを削除した後、起動できるかどうかを確認します。
    1. 検索の結果表示されたバックアップファイル上で右クリックし、[削除(D)]を選択する。

    2. 確認のメッセージが表示されたら、[はい(Y)]をクリックする。

  3. アプリケーションの環境を元に戻す
    起動できないアプリケーションの各種設定をセットアップ直後の状態に戻してどうか確認します。
    設定を変更していない方も、念のためお試しください。

    ※花子フォトレタッチ2の場合は、操作手順が異なりますので、◆ 操作手順 ◆ 〜花子フォトレタッチの場合〜の部分を参照してください。
    ※メニューや画面表示、ツールボックスなどをセットアップ後に変更している場合、以下の操作を行うと、その内容は初期化され、元に戻すことはできません。

    ◆ 操作手順 ◆

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-JUSTSYSTEM アプリケーション-アプリケーション 追加・削除]を選択する。

    2. 製品を選択する画面が表示された場合は、「Office10 Pro」を選択し、[OK]をクリックする。

    3. [Office10 Proのセットアップ開始]画面で、[次へ(N)>]をクリックする。

    4. [Office10 Proの追加と削除]画面で、[環境を元に戻す]をオンにし、[次へ(N)>]をクリックする。

    5. [環境を元に戻すアプリケーションの選択]画面で、起動できないアプリケーションの先頭の■にチェックマークを付け、[OK]をクリックする。

    6. [実行]をクリックする。

    7. 「環境を初期化しました」と表示されたら、[OK]をクリックする。

    ◆ 操作手順 ◆ 〜花子フォトレタッチの場合〜

      設定ファイル(HPT.INI,HPT.PRF)が存在する場合は削除します。

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-アクセサリ-エクスプローラ]を選択する。

    2. [ツール(T)-フォルダオプション(O)]を選択し、[表示]シートで次の2個所を設定する。
        フォルダアイコン ファイルとフォルダの表示
            [すべてのファイルとフォルダを表示する]を選択する。

        [登録されているファイルの拡張子は表示しない]をオフにする。

    3. [適用(A)]をクリックした後、[OK]をクリックする。

    4. ツールバーの[検索]ボタンをクリックする。

      ※ツールバーが表示されていない場合は、[表示(V)-ツールバー(T)-標準のボタン(S)]を選択して、[標準のボタン(S)]の先頭にチェックマークを付けます。

    5. [ファイルまたはフォルダの名前(M)]に「HPT.INI」、[探す場所(L)]に花子フォトレタッチ2が存在するドライブを指定する。

    6. [検索オプション>>]をクリックし、[詳細オプション(O)]→[サブフォルダも検索)]の順にチェックマークを付ける。

    7. [検索開始(S)]をクリックする。

    8. 検索結果に「HPT.INI」が表示されたら、ファイル名の上で右クリックし、メニューから[削除(D)]を選択する。

    9. [ファイルの削除の確認]画面が表示されたら、[はい(Y)]をクリックする。

    10. HPT.PRFについても、同様の操作で削除を実行する。

    花子フォトレタッチ2の設定ファイルについて
    <¥JUST¥HPTF¥DOC¥>フォルダ内の[HPT.INI]・[HPT.PRF]は、花子フォトレタッチ2における各種の設定内容を記憶したファイルです。
    これらを削除すると、これまで花子フォトレタッチ2上で設定した内容が初期設定に戻ります。
    なお、[HPT.INI]・[HPT.PRF]は、次回正常に起動・終了するときに自動的に作成されるため、削除しても再セットアップする必要はありません。

    →起動できた場合
    詳細は不明ですが、アプリケーションが何か不正な情報を記憶していたのかもしれません。
    今後も同じような現象が頻繁に発生する場合は、これ以降の事項もご確認ください。

  4. できる限りのメモリとシステムリソースを確保する

    <1>仮想メモリの設定を確認する

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[設定(S)-コントロールパネル(C)-システム]を選択する。

      ※[システム]が表示されない場合は、コントロールパネルの画面左側に記載されている[すべてのコントロールパネルのオプションを表示する]をクリックすると表示されます。

    2. [パフォーマンス]シートを選択する。

    3. [仮想メモリ(V)]をクリックし、設定内容が「自分で設定する(M)」になっている場合は、「仮想メモリの自動設定(推奨)(W)」に変更する。

    4. [OK]をクリックした後、Windowsを再起動する。

    ※「仮想メモリの自動設定(推奨)(W)」の場合、ハードディスクの空き容量に応じて仮想メモリが自動的に設定されます。
    空き容量が少ない場合は、不要なファイルやアプリケーションを削除する、ごみ箱を空にするなどして、空き容量を確保してください。

    <2>ハードディスクの空き容量を増やす

    ●ディスククリーンアップを実行する
    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-アクセサリ-システム ツール-ディスク クリーンアップ]を選択する。

    2. ディスククリーンアップを実行するドライブとして、Windowsが存在するドライブを選択して、[OK]をクリックする。

    3. [削除するファイル(F)]の中から、削除してもよいものにチェックマークを付ける。

      削除するファイルにカーソルをあわせると、下方に[説明]が表示されますので、実行前に、どのようなファイルが削除されるのかご確認ください。

    4. [OK]をクリックする。

    5. 確認のメッセージが表示されるので、[はい(Y)]をクリックする。

    ●不要なファイルを削除する
    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-アクセサリ-エクスプローラ]を選択する。

    2. 削除したいファイルを選択する。

      [Ctrl]キーを押したまま、次々クリックすると、複数のファイルを選択することができます。

    3. [ファイル(F)-削除(D)]を選択し、確認のメッセージが表示されたら、[はい(Y)]をクリックする。

    ●不要なアプリケーションを削除する

    削除しても良いアプリケーションがある場合は、削除を実行します。
    削除方法は、そのアプリケーションのマニュアルやヘルプ等でご確認ください。

    <3>壁紙を使用しない設定にする

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択する。

      ※以下の設定については使用している本体機種によって項目名が異なる場合があります。詳細については本体マニュアルやWindowsマニュアル等を参照してください。

    2. [背景]シートを選択する。

    3. [壁紙に使用する画像やHTMLドキュメントを選択してください(S)]を「(なし)」に変更する。

    4. [模様(P)]をクリックし、「(なし)」を選択する。

    5. [OK]をクリックする。

    6. [適用(A)]をクリックした後、[OK]をクリックする。

    <4>不要なドライバがあれば解除する

    プリンタドライバ・ディスプレイドライバ・フォントドライバなどで、不要なドライバが組み込まれている場合は解除します。
    解除方法の詳細については、Windowsのヘルプでご確認ください。

  5. 以前は起動できていた場合、環境面で変更した点があれば元に戻す
    例えば、パソコン本体に新しく増設したものがある(カード、ボードなど)、Windows上に新たにアプリケーションをセットアップしたなど、起動できていたときとは環境面で変更した点がある場合、それらを元に戻してみます。
    本体に増設したものがある場合は、それを取り外します。
    あるいは、新たにWindowsアプリケーションをセットアップしてからOffice10 Proが起動しなくなったという場合は、そのアプリケーションを削除してみます。
    削除方法については、そのアプリケーションのマニュアル等でご確認ください。

    →起動できた場合
    新たに追加した増設物やアプリケーションが原因だと特定することはできませんが、何らかの影響を及ぼしていたとは考えられます。
    それらのメーカーに、何か類似のトラブル情報がないかどうかご確認ください。

  6. 他のパソコン本体では正常に動作するか確認する
    Office10 Proの動作環境を満たしたパソコン本体を他にも持っている場合は、その本体ではどうかを確認します。
    別の本体では問題なく起動するという場合は、ハードウェアやソフトウェアをできるだけ同じ環境にして試します。

以上の内容を実行しても改善されなかった場合、引き続き次の内容を確認してください

  1. ハードディスクを点検する

    ◆ 操作手順 ◆

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-アクセサリ-システム ツール-スキャンディスク]を選択する。

    2. [エラーをチェックするドライブ(V)]で、Windowsが存在するドライブを選択する。

    3. [チェック方法]は、「完全(T)」を選択する。

    4. [エラーを自動的に修復(F)]をオンにし、[開始(S)]をクリックする。

    ※ハードディスク容量によっては、チェックの完了までにかなりの時間を要することがあります。
    ※Office10 Proをセットアップしようとしているドライブと、Windowsが存在するドライブが異なる場合、
    そちらのドライブも上記と同様の操作で点検します。
    ※エラーが発見された場合、自動的に修復されますが、その後再度スキャンディスクを実行したときにもやはりエラーが見つかった場合は、ハードディスクを初期化することをおすすめします。

  2. 常駐プログラム、現在起動しているアプリケーションがあれば解除・終了する
    Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションがある場合、それらが何らかの影響を及ぼしている可能性もあります。現在起動しているアプリケーションや常駐しているプログラムは、画面下部のタスクバーに一覧されています。それぞれの方法で終了または解除します。

    例) タスクバーに表示されているアイコン上で右クリックし、[閉じる]、または[終了]を選択する。
    ※終了・解除ができない場合は、そのアプリケーションのヘルプやREADMEなどで方法をご確認ください。

  3. スタートアップには何も登録されていない状態にする

    ◆ 操作手順 ◆

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-アクセサリ-システム ツール-システム情報]を選択する。

    2. [▼ツール(O)-システム設定ユーティリティ]を選択する。

    3. [全般]シートを選択し、「起動オプションを選択する」を選択する。

    4. [スタートアップグループの項目を読み込む(G)]をオフにする。

      その他の項目はオンのままにしておきます。

    5. [適用(A)]をクリックした後、[OK]をクリックする。

    6. Windowsの再起動を行う。

    →起動できた場合
    スタートアップに登録されているプログラムが、何らかの影響を及ぼしていると考えられます。
    [システム設定ユーティリティ]の[スタートアップ]シートでは、Windows起動時に自動的に実行されるプログラムを確認することができます。
    チェックボックスをオンにすると使用可能になりますので、1つずつオンにしていき、どのプログラムが影響を及ぼしているかご確認ください。

    →起動できなかった場合
    上記は、原因を絞り込むための設定です。
    アプリケーションの起動を試した後は、元の設定に戻します。
    上記操作1. 2.を行い3.で「標準の起動−すべてのデバイスドライバとソフトウエアを読み込む(N)」を選択します。

  4. ディスプレイの設定を変更する
    次の2点を変更することによって現象が改善された場合、ディスプレイドライバを提供しているメーカー(パソコン本体に標準添付のドライバの場合は、パソコン本体のメーカー)に、何か類似のトラブル情報がないかどうかご確認ください。

    <1>ハードウェアアクセラレータを「なし」にする

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[設定(S)-コントロールパネル(C)-システム]を選択する。

      ※[システム]が表示されない場合は、コントロールパネルの画面左側に記載されている[すべてのコントロールパネルのオプションを表示する]をクリックすると表示されます。

    2. [パフォーマンス]シートを選択する。

    3. [グラフィックス(G)]をクリックし、[ハードウェアアクセラレータ(A)]の設定を一番左の「なし」に変更する。

    4. [OK]をクリックした後、Windowsを再起動する。

    <2>画面の設定(色・解像度)を変更する

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択する。

      ※以下の設定は使用している本体機種によって項目名が異なる場合があります。詳細については、本体マニュアルやWindowsマニュアルなどを参照してください。

    2. [設定]シートを選択する。

    3. [色]の項目内にある▼をクリックし、画面の色数が高いものに設定されている場合は、低いものに変更する。

    4. [画面の領域]のルーラーをドラッグし、現在設定されている値以外のピクセルに変更する。

      特に、高い数値に設定していた場合は低い数値に変更します。

    5. [適用(A)]をクリックする。

    6. [互換性の警告]画面が表示されたら、「新しい色の設定でコンピュータを再起動する(R)」を選択して、[OK]をクリックする。

    7. 「今すぐ再起動しますか」と表示されたら、[はい(Y)]をクリックする。

      Windowsを再起動することなく、変更した設定が有効になった場合は、Windowsの[スタート]ボタンをクリックして[Windowsの終了(U)-再起動]を選択して[OK]をクリックし、Windowsを再起動後、現象が改善されているかどうかご確認ください。

  5. ハードウェア的に問題のあるデバイスを組み込んでいないか確認する
    正常に動作していないデバイスがないか確認します。
    問題のあるデバイスが発見された場合は、デバイスの製造元(パソコン本体に標準添付のデバイスの場合は、パソコン本体のメーカー)に対処方法など詳細について直接お問い合わせください。

    ◆ 操作手順 ◆

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-アクセサリ-システム ツール-システム情報]を選択する。

    2. 画面左側の「コンポーネント」の前に[+]が表示されている場合は、それをクリックして[−]に変更する。

    3. 「問題のあるデバイス」をクリックする。

      すべてのドライバが正常に動作している場合、「このコンピュータには問題のあるデバイスはありません」と表示されます。

  6. 他社のアプリケーションが正常に動作しているかどうか確認する
    Windows上で動作している他のアプリケーションでも動作不正が発生している場合、Windowsや動作環境自体に何らかの原因がある可能性があります。
    Windowsメーカーにもお問い合わせください。

  7. アプリケーションの再セットアップを実行する
    環境面で特に変更した点がないのに急に起動しなくなった、上記事項を確認しても現象は改善されなかったという場合、アプリケーションのプログラムが不正になっている可能性があります。
    まず、ハードディスク内のプログラムファイルを削除した後、セットアップし直してどうか確認します。

    ◆ 参考FAQ ◆

    一度セットアップした後、削除してセットアップし直す

  8. ジャストシステム製品を完全に削除し、セットアップし直す

    ※ジャストシステム製品が存在する環境に、Office10 Proをセットアップしようとしている方は、ご参照ください。
    ジャストシステム製品がセットアップされている環境に、Office10 Proをセットアップしようとしている場合、それら既存の製品が不正になっていると、正常にセットアップできないことがあります。
    既存のジャストシステム製品を完全に削除してから、セットアップしてどうかをお試しください。

    具体的な操作手順については、以下のFAQをご参照ください。

    ◆ 参考FAQ ◆

    ジャストシステム製品を完全に削除し、セットアップし直す手順・注意点
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