- 以前は起動できていた場合、環境面で変更した点がないかどうか確認する
例えば、パソコン本体に新しく増設したものがある(カード、ボードなど)、Windows上に新たにアプリケーションをセットアップしたなど、起動できていたときとは環境面で変更した点がある場合、それらを元に戻してみます。
本体に増設したものがある場合は、それを取り外します。あるいは、新たにWindowsアプリケーションをセットアップしてから楽々はがきが起動しなくなったという場合は、そのアプリケーションを削除してみます。削除方法については、そのアプリケーションのマニュアル等でご確認ください。
→起動できた場合
新たに追加した増設物やアプリケーションが原因だと特定することはできませんが、何らかの影響を及ぼしていたとは考えられます。それらのメーカーに、何か類似のトラブル情報がないかどうかご確認ください。
- ハードディスクを点検する
ハードディスクが破損していると、楽々はがきに限らず、アプリケーションが正常に動作しなくなる可能性は十分あります。
◆操作手順
- [スタート-プログラム(P)-アクセサリ-システムツール-スキャンディスク]を選択する。
- [エラーをチェックするドライブ(V)]で、楽々はがきとWindowsをセットアップしているドライブを選択する。
- [エラーを自動的に修復(F)]をオンにし、[開始(S)]をクリックする。
※もしエラーがあった場合でも自動的に修復されますが、その後再度スキャンディスクを実行した場合にもやはりエラーが発見された場合は、ハードディスクを初期化することをおすすめします。
- 常駐プログラム、現在起動しているアプリケーションがあれば解除・終了する
Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションがある場合、それらが何らかの影響を及ぼしている可能性もあります。現在起動しているアプリケーションや常駐しているプログラムは、画面下部のタスクバーに一覧されています。それらを1つずつクリックしてアクティブにし、それぞれの方法で終了または解除します。
- スタートアップには何も登録されていない状態にする
◆操作手順
- [スタート-設定(S)-タスクバー(T)]を選択し、[スタートメニューの設定]をクリックする。
- [詳細(D)]をクリックし、「プログラム」フォルダ上でダブルクリックする。
- 「スタートアップ」フォルダ上でダブルクリックする。
- スタートアップに登録されているアプリケーションのアイコンが表示されるので、そのうちの1つを選択する。
- [編集(E)-切り取り(T)]を選択する。
- 移動先のフォルダ(スタートアップ以外のフォルダ)をクリックする。
- [編集(E)-貼り付け(P)]を選択する。
スタートアップに登録されていたアイコンが、6.で指定したフォルダに移動します。
- 上記4.〜7.)の操作を繰り返し、スタートアップに何もアイコンが表示されない状態にする。
- Windowsを再起動する。
- ディスプレイの設定を変更する
次の3点を変更することによって現象が改善された場合、ディスプレイドライバを提供しているメーカー(パソコン本体に標準添付のドライバの場合は、パソコン本体のメーカー)に、何か類似のトラブル情報がないかどうかご確認ください。
- ハードウェアアクセラレータを「なし」にする
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-システム]を選択し、[パフォーマンス]シートをクリックする。
- [グラフィックス(G)]をクリックし、[ハードウェアアクセラレータ(A)]の設定を一番左の「なし」に変更する。
- [OK]をクリックした後、Windowsを再起動する。
- 画面の設定(色・解像度)を変更する
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択し、[ディスプレイの詳細]シートをクリックする。
- [カラーパレット(C)]の項目内にある▼をクリックし、画面の色数が高いものに設定されている場合は、低いものに変更する。
- [デスクトップ領域(D)]の項目内にあるルーラーをドラッグし、現在設定されている値以外のピクセルに変更する。特に、高い数値に設定していた場合は低い数値に変更するようにする。
- [更新(A)]、または[適用(A)]をクリックする。
- 「〜この設定を保存しますか」と表示されたら、[はい(Y)]をクリックする。
- [OK]をクリックする。
- ディスプレイアダプタの種類を変更する
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択し、[ディスプレイの詳細]シートをクリックする。
- [ディスプレイの変更(T)]、または[詳細プロパティ(A)]をクリックする。
- [アダプタの種類(A)]の項目内にある[変更(H)]をクリックし、「すべてのデバイスを表示」を選択する。
Windowsによっては、[変更(C)]ボタンが、[アダプタ]シートに存在する場合もあります。
- 表示されているデバイスの一覧から、使用しているパソコン本体に互換性のあるデバイスを選択する。
- [OK]→[閉じる]→[更新(A)]、または[適用(A)]の順にクリックした後、Windowsを再起動する。
※ご使用のパソコン本体に互換性のあるアダプタが組み込まれているかどうかにつきましては、パソコン本体のメーカーにご確認ください。
- ハードウェア的に問題のあるデバイスを組み込んでいないか確認する
以下の操作を行い、表示されたデバイスに「?」または「!」のマークが付いている場合、
ハードウェア的に壊れている可能性があります。そのデバイスを選択した状態で[プロパティ(R)]を
クリックすると製造元等が表示されるので、対処方法など詳細について直接お問い合わせください。
◆操作手順
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-システム]を選択し、[デバイスマネージャ]をクリックする。
- 各アイコンの左側に[+]が表示されている場合は、それをクリックして[−]に変える。
全てのアイコンを[−]の状態にすると、組み込まれている全てのデバイスが表示されます。
- MS-DOSアプリケーションを使用している場合、CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATが存在しない状態にしてみる
CONFIG.SYSやAUTOEXEC.BATに記述しているドライバなどの影響を受けていることも考えられます。これら2つのファイルが存在しない環境でも、楽々はがきの動作に支障はありません。一度、CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATの名前を変更した後再起動し、これらのファイルが存在しない環境での動作を確認します。正常に動作する場合は、記述内容に問題がないかどうかご確認ください。
- できる限りのメモリとシステムリソースを確保する
- 仮想メモリを大きく設定する
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-システム]を選択し、[パフォーマンス]をクリックする。
- [仮想メモリ(V)]をクリックし、設定内容が「自分で設定する(M)」になっている場合は、「自動設定(推奨)(W)」に変更する。
- [OK]をクリックした後、Windowsを再起動する。
※「自動設定(推奨)」の場合、ハードディスクの空き容量に応じて仮想メモリが自動的に設定されます。空き容量が少ない場合は、不要なファイルやアプリケーションを削除する、ごみ箱を空にするなどして、空き容量を確保してください。
- 不要なファイルやアプリケーションがあれば削除する
●不要なファイルは、エクスプローラで簡単に削除することができます。
- [スタート-プログラム(P)-エクスプローラ]を選択する。
- 削除したいファイルを、[Ctrl]キーを押しながらクリックし、1つずつ連続して選択する。
- [ファイル(F)-削除(D)]を選択し、「よろしいですか」のメッセージで[はい(Y)]を選択する。
●不要なアプリケーションがある場合、削除方法については、そのアプリケーションのマニュアルやヘルプでご確認ください。
- ごみ箱を空にする
- デスクトップ上の[ごみ箱]アイコンをダブルクリックし、ごみ箱の中身を確認する。
- 必要なファイルが入っていた場合は、そのアイコンをごみ箱の外にドラッグする。
- [ファイル(F)-ごみ箱を空にする(B)]を選択し、「よろしいですか」のメッセージで[はい(Y)]を選択する。
- 壁紙を使用しない設定にする
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択し、[背景]をクリックする。
- [模様(P)]・[壁紙(W)]を両方とも「なし」に変更する。
- [更新(A)]をクリックした後、[OK]をクリックする。
- 不要なドライバがあれば解除する
プリンタドライバ・ディスプレイドライバ・フォントドライバなどで、不要なドライバが組み込まれている場合は解除します。
解除方法の詳細については、Windowsのヘルプでご確認ください。
- 他ソフトが正常に動作しているかどうか確認する
Windows上で動作している他のアプリケーションでも動作不正が発生している場合、Windowsや動作環境自体に何らかの原因がある可能性があります。Windowsメーカーにもお問い合わせください。
- 他のパソコン本体では正常に動作するかどうか確認する
他のパソコン本体を持っている場合は、その本体ではどうかを確認します。もし、別の本体では正常に動作するという場合、ハードウェアやソフトウェアをできるだけ同じ環境にして試します。
- 楽々はがきの再セットアップを実行する
環境面で特に変更した点がないのに急に動かなくなった、スキャンディスクを実行したがエラーはなかったなどという場合、楽々はがきのプログラムが不正になっている可能性があります。まず、ハードディスク内のプログラムファイルを削除した後、再度セットアップをし直します。
- 楽々はがきを削除する
- [スタート-プログラム(P)-JUSTSYSTEM アプリケーション-アプリケーション 追加・削除]を選択する。
[セットアップ開始]画面が表示されます。
表示されない場合は、■こんなときはは■をご参照ください。
- [セットアップ開始]画面で、[次へ]をクリックする。
- [追加と削除]画面で「ファイルの追加・削除」を選択し、[次へ]をクリックする。
- [ファイルの追加・削除]画面で「ファイルの削除」を選択し、[次へ]をクリックする。
- [削除するファイルの詳細選択]画面で[全て選択(A)]をクリックし、[次へ]をクリックする。
- 「ジャストシステム共通ファイル(32bit)も削除しますか?」というメッセージが表示されたら、
どのボタンをクリックするか、パソコン本体にセットアップしているJUSTSYSTEM製アプリケーションによって決定する。
●一太郎9/花子9/三四郎8/五郎8/FullBand/一太郎Office8シリーズをセットアップしていない場合、または、セットアップしているが、削除してセットアップし直してもよいと考えている場合
→ {削除する(D)]をクリックする。
共通ファイルを削除したアプリケーションをもう一度使用したい場合は、楽々はがきの削除終了後、セットアップし直してください。
なお、各アプリケーションを再セットアップする場合、楽々はがきは最後にセットアップします。もし楽々はがきを先にセットアップした場合は、別途サポートツールの実行が必要です。サポートツールの実行については、■こんな時は■〜サポートツールについて〜をご参照下さい。
●一太郎9/花子9/三四郎8/五郎8/FullBand/一太郎Office8シリーズをセットアップしており、セットアップし直したくない場合
→ [削除しない(N)]をクリックする。
- 「ATOK11をWindowsや他のアプリケーションが使用しているため、コンピュータを再起動するときに削除されます」というメッセージが表示されたら、[OK]をクリックする。
ATOK11がWindowsの[既定の言語]に設定されている場合、またはATOK11を使用している
アプリケーションが起動中の場合に表示されます。
- [フォルダの確認]画面で、表示されているフォルダ名を確認し、[次へ]をクリックする。
通常、セットアップされているフォルダ名が自動的に表示されるので、変更する必要はありません。
- [ファイルの削除開始]画面で、[削除開始]をクリックする。
- 削除が終了したら、[再起動(R)]をクリックし、Windowsを再起動する。
- 楽々はがきを再セットアップする
楽々はがきのCD-ROMをセットすると、「Welcome to Justsystem」というセットアップ画面が自動的に表示されます。[楽々はがきのセットアップ]をクリックし、画面に表示されるメッセージに従ってセットアップを実行します。
「Welcome to Justsystem」の画面が表示されない場合、次の手順でセットアップを実行します。
- [スタート-プログラム(P)-エクスプローラ]を選択する。
エクスプローラが起動します。
- 一覧から、CD-ROMアイコンを選択し、右クリックする。
- 表示されるメニューから、[自動再生(P)]を選択する。
「Welcome to Justsystem」のセットアップ画面が表示されます。
- Windowsの修復、または再セットアップを実行する
以上の点を確認しても改善されない場合、Windowsの再セットアップ、またはWindowsの修復を行ってどうかをご確認ください。Windowsの修復は、[セットアップの再実行]で「破損箇所のみ修復する」「全て上書きする」のどちらかを選択して実行します。
詳細につきましては、Windowsのマニュアルをご参照ください。