- JSSTART.$$$が存在する場合、削除する
セットアッププログラムが途中でストップしてしまった場合、JSSTART.$$$のファイルがハードディスク内に残ってしまうことがあります。このファイルが存在する場合は、ファイルを削除後、再度セットアップを行います。
- [スタート-プログラム(P)-エクスプローラ]を選択する。
- [表示(V)-オプション(O)]を選択し、[表示]シートで次の2個所を設定する。
- [すべてのファイルを表示(S)]をオンにする。
- [登録されているファイルの拡張子は表示しない(E)]をオフにする。
- [更新(A)]をクリックした後、[OK]をクリックする。
- [ツール(T)-検索(F)-ファイルやフォルダ(F)]を選択する。
- [名前(N)]に「JSSTART.$$$」、[探す場所(L)]にWindowsをセットアップしているドライブを指定し、「サブフォルダも探す(S)」にチェックを入れて検索を実行する。
- ファイルが検索された場合は、[ファイル(F)-削除(D)]を実行する。
- ハードディスクに異常がないかチェックする
ハードディスクのチェックを行い、ハードディスクに異常がないかどうかを確認します。
ハードディスク自体が破損していると、一太郎のセットアップにも不正が生じる可能性があります。ハードディスクの損傷がない状態で、セットアップを行います。
- [スタート-プログラム(P)-アクセサリ-システムツール-スキャンディスク]を選択する。
- エラーをチェックするドライブを選択する。
Windows95がセットアップされているドライブと、一太郎をセットアップするドライブを選択します。
- [開始(S)]ボタンをクリックする。
[エラーを自動的に修復(F)]にチェックを入れて実行すると、チェックと共に修復が行われます。
修復後、再度チェックを行った際にもエラーとなる場合は、ハードディスクを初期化し、Windowsをセットアップし直すことをお奨めします。
スキャンディスクはWindows95添付のプログラムです。詳細な内容については、Windows95のヘルプ等をご参照ください。
- 常駐プログラムを解除する
Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションがある場合、それらを解除・終了します。常駐しているプログラム・アプリケーションは、画面下のタスクバーに表示されます。
また、[スタート-プログラム(P)-スタートアップ]に登録されているアプリケーション等がある場合は、登録しているアプリケーションを一時的に別グループに移動し、スタートアップに何も登録されていない状態にします。その後Windowsを再起動し、セットアップを行います。
- [スタート-設定(S)-タスクバー(T)]を選択する。
- 「[スタート]メニューの設定」シートをクリックする。
- [詳細(D)]ボタンをクリックする。
- 「プログラム」フォルダ上でダブルクリックする。
- 「スタートアップ」フォルダ上でダブルクリックする。
- 画面右側に表示されているプログラムを他のフォルダにドラッグして移動する。
- Windowsを再起動する。
- ディスプレイドライバの設定を変更する
ディスプレイドライバによるプログラムへの影響を避けるため、次の設定を変更した後、セットアップを行います。
- ●ハードウェアアクセラレータを「なし」にする
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-システム]を選択する。
- 「パフォーマンス」シートをクリックする。
- [グラフィックス(G)]をクリックする。
- 「ハードウェアアクセラレータ(A)」の設定を、一番左の「なし」に変更する。
- [OK]ボタンをクリックする。
- メッセージに従ってWindowsを再起動する。
- ●画面の設定(色・解像度)を変更する
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択する。
- 「ディスプレイの詳細」シートをクリックする。
- [カラーパレット(C)]の項目にある▼をクリックし、画面の色を現在の設定とは別のものに変更する。
- [デスクトップ領域(D)]を、現在の設定とは別の値のピクセルに変更する。
高い値に設定している場合、現在よりも低い解像度に変更することをお奨めします。
- [更新(A)]ボタンをクリックする。
「デスクトップのサイズを変更します。変更には・・・」と表示されます。
- [OK]ボタンをクリックする。
「デスクトップの大きさが変更されました。この設定を保存しますか」と表示されます。
- [はい(Y)]をクリックする。
ご使用のパソコン本体に互換性のあるアダプタが組み込まれているかどうかにつきましては、パソコン本体のメーカー様にご確認ください。
使用可能なメモリ及びシステムリソースを充分確保する
次のような方法で、十分なメモリとシステムリソースを確保した後、セットアップを行います。
- ●仮想メモリを大きく設定する
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-システム]を選択する。
- 「パフォーマンス」シートをクリックする。
- [仮想メモリ(V)]をクリックする。
- 設定内容が「自分で設定する(M)」になっている場合は、「自動設定(推奨)(W)」に変更する。
- [OK]ボタンをクリックする。
- メッセージに従ってWindowsを再起動する。
- ●ごみ箱を空にする
- デスクトップ上の[ごみ箱]アイコンをダブルクリックし、ごみ箱の中身を確認する。
- 必要なファイルが入っている場合は、ドラッグしてごみ箱の外に移動する。
- [ファイル(F)-ごみ箱を空にする(B)]を選択する。
- 「ファイル削除の確認」で[はい(Y)]をクリックする。
ごみ箱の中のファイルがハードディスク上から削除され、その分だけハードディスクの空き容量が増えます。
- ●壁紙を使用しない
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択する。
- 「背景」シートをクリックする。
- [模様(P)]・[壁紙(W)]を両方「(なし)」に変更する。
CONFIG.SYS,AUTOEXEC.BATが存在しない状態でセットアップする
Windows95は、CONFIG.SYS、AUTOEXEC.BATがない状態でも起動可能です。
CONFIG.SYS,AUTOEXEC.BATに記述しているドライバの影響を受けている可能性があるため、一時的にCONFIG.SYS,AUTOEXEC.BATが存在しない状態でWindows95を起動し、セットアップを行います。
- [スタート-プログラム(P)-エクスプローラ]を起動する。
- Windows95の起動ドライブからCONFIG.SYS,AUTOEXEC.BATを選択する。
- ファイル上で右クリックし、[名前の変更(M)]を選択する。
- 新しい名前を入力する。
CONFIG.111/AUTOEXEC.111等、任意のファイル名を付けます。
- コンピュータを再起動する。
◆注意
- CONFIG.SYS,AUTOEXEC.BATは、Windows95上からDOSプロンプトに降りたり、DOSアプリケーションを動作させる際に必要です。確認が終わった後は、同じ手順で元のファイル名に戻します。
ハードディスクにファイルをコピーしてセットアップを行う
ハードディスクドライブが複数あり、かつ十分な空きがある場合、[スタート-プログラム(P)-エクスプローラ]などを使用して、任意のフォルダを作成後、保存用ディスクのファイルを全てコピーします。コピー後、[スタート-ファイル名を指定して実行(R)]で、ハードディスクに転送したSETUP.EXEを指定してセットアップを行います。
- 例)ハードディスク(Aドライブ)のICHITAROフォルダに転送した場合
- 名前(O)に「A:\ICHITARO\SETUP.EXE」と入力して実行する。
◆注意
-
上記方法でセットアップを行う場合、CD-ROMの内容をコピーしたドライブと同じドライブを転送先に指定することはできません。
他のアプリケーションがセットアップ可能かどうか確認する
Windows95上で動作する他のアプリケーションが正常にセットアップ可能かどうかを確認します。
他のアプリケーションも同様にセットアップできない場合、Windowsや動作環境自体に何らかの原因がある可能性があります。この場合は、Windowsメーカー様にお問い合わせください。
他のパソコン本体ではどうか確認する
特定の本体のみにセットアップができない場合、現象が生じるパソコン本体の環境、あるいは破損の問題であることが考えられます。また、他のパソコン本体でも同様の現象が生じる場合、一太郎のディスク自体が不正である可能性があります。その場合はお手数ですが、弊社サポートセンターまでお問い合わせください。
ノート型パソコンを使用している場合、以下の事項を確認する
- パソコン本体にカード類を装着していないか。
装着している場合、はずしてどうかを確認します。
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)-システム-デバイスマネージャ]で、「?」あるいは「!」と表示されているデバイスがないかどうか。
デバイスに「?」「!」と表示されている場合、そのデバイスがハードウェア的に問題があることを示しています。[プロパティ(R)]を参照し、詳細が不明な場合は各製造元にお問い合わせください。
- メモリを増設している場合、はずしてどうか。
以上の点を確認しても改善されない場合、Windowsの再セットアップ、またはWindowsの修復を行ってどうかをご確認ください。
Windowsの修復は、[セットアップの再実行]で「破損箇所のみ修復する」「全て上書きする」のどちらかを選択して実行します。
詳細につきましては、Windowsのマニュアルをご参照ください。