内蔵:A/Bドライブ、外付:C/Dドライブの場合
実行用ディスクの初期値は、全てドライブA/Bで運用する設定になっているため、CONFIG.SYS・AUTOEXEC.BAT・ファイル設定・環境設定のドライブ指定をドライブA/BからドライブC/Dに変更する必要があります。
◆操作手順
- ドライブCに実行用起動ディスクをセットし、パソコン本体の電源をONにする。
- 「日付を入力してください」と表示されたら、[CTRL]+[C]キーを押してバッチ処理を終了する。
- 次のように入力し、CONFIG.SYSファイルの内容を変更する。
各行は、リターンキーを押して改行します。
C:\>COPY▲CON▲CONFIG.SYS
FILES=20
BUFFERS=10
DEVICE=ATOK7A.SYS▲/D=D:\ATOK7.DIC
DEVICE=ATOK7B.SYS
|
- 上記内容を入力後、再度カーソルが行頭に移動したら、[CTRL]+[Z]キーを押す。
画面に「^Z」と表示されます。
- リターンキーを押す。
「1個のファイルをコピーしました」と表示されます。上記内容のCONFIG.SYSファイルが作成されました。
- 続いて次のように入力し、AUTOEXEC.BATファイルの内容を変更する。
このとき、ドライブDに辞書[標準]+システム2ディスクをセットしておきます。
各行は、リターンキーを押して改行します。また、「起動ディスクを〜」の部分を入力する際は[CTRL]+[XFER](漢字)キーを押してATOK7を起動し、[SHIFT]+[f・8]キーを押して辞書ファイル設定を[D:\ATOK7.DIC]に変更します。
C:\>COPY▲CON▲AUTOEXEC.BAT
PATH▲C:\;D:\
PROMPT▲$P$G
ECHO▲OFF
DATE
TIME
ECHO▲ON
PAUSE▲▲起動ディスクをシステム1ディスクに差し替えてください
JXW
|
- 上記内容を入力後、再度カーソルが行頭に移動したら、[CTRL]+[Z]キーを押す。
画面に「^Z」と表示されます。
- リターンキーを押す。
「1個のファイルをコピーしました」と表示されます。上記内容のAUTOEXEC.BATファイルが作成されました。
- ドライブCのディスクはそのまま、ドライブDに実行用システム1ディスクをセットし、次のように入力する。
C:\>COPY▲C:\AUTOEXEC.BAT▲D: |
「1個のファイルをコピーしました」と表示されます。起動ディスクに新たに作成したAUTOEXEC.BATが、システム1ディスクにコピーされました。
- 初期化済みで、かつ書込可能状態のディスクを本体内蔵のドライブAにセットする。
- ドライブCに起動ディスクをセットした状態で、本体のリセットボタンを押す。
- メッセージに従って起動ディスクをシステム1ディスクに差し替え、一太郎を起動する。
文字入力画面になったら、ドライブBに実行用辞書[標準]+システム2ディスクをセットします。
- [O・オプション−V・ファイル設定(JW)]を選択し、次のように設定を変更する
■辞書 | [ D:\ATOK7.DIC ] |
■外字 | [ C:\JFGAIJ.UFO ] |
■半角外字 | [ C:\JFHGAIJ.UFO ] |
■プリンタ設定 | [ C:\JWPR1.DST ] |
■表示用フォントディレクトリ | [ D:\ ] |
■印刷用フォントディレクトリ | [ D:\ ] |
- [O・オプション−K・環境設定]を選択し、各ディレクトリ設定を次のように変更する。
■データ作業用領域 | [ C:\ ] |
■プログラム作業用領域 | [ C:\ ] |
以上の操作終了後、一太郎を終了し再度起動したときから設定が有効となります。次回外付けドライブから起動させる際は、内蔵ドライブには何もセットしない状態で使用可能です。
◆補足
-
外付けドライブのみ使用し、本体内蔵のフロッピィディスクドライブを全く使用しない場合は、パソコン本体のメニューで内蔵フロッピィディスクドライブを使用しない設定に変更することもできます。
詳細に関しては、パソコン本体のマニュアルを参照してください。