■更新日:1999.05.16 - ■情報番号:011562
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一太郎で入力した文字に比べ、数式作成ツールで作成した数式の印字が粗い。 |
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◆原因
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一太郎上で入力した文字は、文字サイズや文字飾り等を設定していなければプリンタフォントを使用して印刷されますが、数式枠内の通常文字はイメージデータ出力されるため、プリンタフォントではなく22ドットかあるいは24ドットのジャストフォントで印刷されます。
そのため、ページプリンタのネイティブモードで出力したときや240dpi以上のシリアルプリンタで出力したときに、一太郎上の文字と数式枠内の文字の印字品質の違いが目立ってしまいます。
◆対処方法
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花子を使用している場合は、花子用ドットフォントを導入することにより、数式枠内の文字の印字品質を向上させることができます。一太郎の[P・印刷-O・オプション]で設定しているプリンタ機種の解像度により、適切なドットフォントが異なります。
標準サイズの文字を美しく印字したい場合 |
160dpi/180dpi | 一太郎標準のジャストフォントが使用されるため、花子用ドットフォントは必要ありません。 |
240dpi | 花子用32ドットフォント |
300dpi | 花子用44ドットフォント |
320dpi | 花子用44ドットフォント |
◆注意
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一太郎の[P・印刷-O・オプション]でシリアルプリンタに設定している場合、プリンタの解像度に関わらず、イメージデータの出力は160dpi/180dpiに制限されます。そのため、高解像度のシリアルプリンタを使用している場合に花子用ドットフォントを導入しても、数式枠内の文字の印字品質には影響しません。
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