- [CONFIG.SYS]でATOKを組み込む
[CONFIG.SYS]ファイルにATOKを使用するための記述を行います。
※[CONFIG.SYS]に記述すると、本体起動時にATOKが組み込まれます。
MS-DOSのSEDITコマンドやエディタを利用し、[CONFIG.SYSに以下の記述を追加してください。
- ATOK8
- DEVICE=A:\ATOK8\ATOK8A.SYS /UCF=A:\ATOK8\ATOK8.UCF
- DEVICE=A:\ATOK8\ATOK8B.SYS
- DEVICE=A:\ATOK8\ATOK8EX.SYS ←MS-DOS Ver.5以上の場合のみ必要
- ATOK9
- DEVICE=A:\ATOK9\ATOK9A.SYS /UCF=A:\ATOK9\ATOK9.UCF
- DEVICE=A:\ATOK9\ATOK9B.SYS
- DEVICE=A:\ATOK9\ATOK9EX.SYS ←MS-DOS Ver.5以上の場合のみ必要
- ADDDRVでATOKを組み込む
MS-DOSのADDDRVコマンドを使用し、一太郎起動前に一時的にATOKを組み込みます。
一太郎起動後は、DELDRVコマンドを使用してATOKを解除します。
ATOKの組込→一太郎の起動→ATOKの解除の操作を行うためのバッチファイルを作成し、使用すると便利です。
MS-DOSのファイルがインストールされていない場合、MS-DOSのファイルがインストールされているディレクトリにPATHが設定されていない場合には、ADDDRVコマンド/DELDRVコマンドは使用できません。
- ATOKを使用するための定義ファイルを作成する。
MS-DOSのSEDITコマンドやエディタを使用し、以下の内容のファイルを作成します。
例)[ATOK.DEV]というファイル名で定義ファイルを作成する場合
※任意のドライブ・ディレクトリに保存します。
- ATOK8の場合
- DEVICE=A:\ATOK8\ATOK8A.SYS /UCF=A:\ATOK8\ATOK8.UCF
- DEVICE=A:\ATOK8\ATOK8B.SYS
- DEVICE=A:\ATOK8\ATOK8EX.SYS ←MS-DOS Ver.5以上の場合のみ必要
- ATOK9の場合
- DEVICE=A:\ATOK9\ATOK9A.SYS /UCF=A:\ATOK9\ATOK9.UCF
- DEVICE=A:\ATOK9\ATOK9B.SYS
- DEVICE=A:\ATOK9\ATOK9EX.SYS ←MS-DOS Ver.5以上の場合のみ必要
- 一太郎を起動するためのバッチファイルを作成する。
MS-DOSのSEDITコマンドやエディタを使用し、以下の内容のファイルを作成します。
例)[TARO.BAT]というファイル名でバッチファイルを作成する場合
※定義ファイルは、Aドライブのディレクトリに存在している[ATOK.DEV]を使用するとします。
- ADDDRV A:\ATOK8\ATOK.DEV
- JXW
- DELDRV
- 一太郎を起動する。
DOSプロンプトの状態で作成したバッチファイルを実行し、起動します。
例)[TARO.BAT]を実行して一太郎を起動する場合
※[TARO.BAT]が、Aドライブのルートディレクトリに存在しているとします。
A:\>TARO[リターン(Enter)]