一太郎起動時エラーが発生する、操作中にフリーズするなど、正常に動作しない場合には、以下の内容を確認します。
◆確認事項◆
◇一太郎の環境設定ファイルを削除する。
[システムフォルダ-初期設定-一太郎5フォルダ]内の「一太郎環境設定」と「JS環境設定」をゴミ箱へ移動し、一太郎を起動します。
「一太郎環境設定」「JS環境設定」は一太郎を起動・終了すると自動的に作成されます。
◆ 補足 ◆
「環境設定ファイル」を削除すると、環境設定ファイルが記憶している内容が失われてしまいます。一太郎起動後、再度設定を行ってください。
システムファイルに記憶される設定項目については、「導入」マニュアルの[システムファイルについて]のページをご参照ください。
◇INIT/cdevをはずし、機能拡張フォルダをシンプルな内容にする。
組み込まれているINIT/cdevの影響も考えられるので、一時的に機能拡張フォルダからINIT/cdevをはずし、シンプルな環境にします。
漢字Talk7.5以降のシステムをご利用の場合、[コントロールパネル-機能拡張マネージャ]の[セット]を「漢字Talk7.5のみ」に設定すると、一時的にシンプルな環境に変更できます。
漢字Talk7.5.3の場合は、[セット]を「標準システム」に設定します。
◇デスクトップの再構築を行う。
デスクトップの再構築を実行しデスクトップファイルを作り直してから、一太郎を起動します。
- [command]+[option]キーを押しながら、システムの再起動をする。
- 「デスクトップを作り直します〜」というメッセージが表示されたら、キーを離す。
◇PRAM(パラメータRAM)のクリアを行う。
パラメータRAMを初期化して、コントロールパネルの設定などを初期値に戻します。
- [command]+[option]+[P]+[R]キーを押しながら、システムの再起動をする。
- 起動時の和音が鳴ってから、キーを離す。
◇環境をシンプルな状態にする。
下記のように、シンプルな状態での起動を試します。
- [コントロールパネル-メモリ]で、仮想メモリやモダンメモリマネージャの設定を解除する。
- RamDoublerの設定を解除する。(漢字Talk7.1上では未対応です。)
- [システム-フォント]に組み込まれているフォントの数を減らす。
◇プリンタドライバを変更する。
- アップルメニューのセレクタで別のプリンタを選択する。
- [システムフォルダ-機能拡張]フォルダから不要なプリンタドライバをはずす。
◇日本語変換システムを変更する。
現在使用している日本語変換システムを他の日本語変換システムに変更します。
◇ハードディスクの状態を確認する。
DiskFirstAidや市販のユーティリティなどで、ハードディスクのチェックを行います。エラーがある場合は修復を行います。修復できない場合は、ハードディスクを初期化を行い、漢字Talkから入れ直します。
◇一太郎の再インストールを行う。
インストールプログラムの「カスタム削除」で現在転送されている一太郎プログラムを削除し、再度インストールを行います。
- 一太郎の保存用ディスクをセットし、「一太郎インストーラ」を起動する。
- [簡易インストール]をクリックして、「カスタム削除」を実行する。
- 削除するファイルを選択する。
念のため全項目にチェックを入れます。
- [削除]をクリックし、削除を実行する。
◇漢字Talkの再インストールを行う。
本体添付の、バックアップディスクを利用して、漢字Talkから入れ直します。