[サポートFAQ]
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更新日:2003.02.07 - 情報番号:015131
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Q ファイルが読み込めなくなった
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
「ファイルが読み込めませんでした」などのメッセージが表示され、ファイルが読み込めない場合、そのファイルが壊れている可能性があります。以下の方法で救済できる場合がありますので、操作をお試しください。


フロッピーディスクから読み込んでいる場合、Windows上でフロッピーディスクが認識できているかどうか確認する

スタイル読込、挿入読込を行ってどうか確認する

書式を整えて、挿入読込を行ってどうか確認する

バックアップファイルを利用してどうか確認する

I フロッピーディスクから読み込んでいる場合、Windows上でフロッピーディスクが認識できているかどうか確認する


以下の方法で、フロッピーディスクの内容が表示されるかどうか確認します。
フロッピーディスクからの読み込みでない場合は、操作II に進んでください。
  1. Windowsを起動します。

  2. フロッピーディスクを、ドライブにセットします。

  3. デスクトップの[マイコンピュータ]をダブルクリックします。

  4. フロッピーディスクドライブのアイコンをダブルクリックします。
    通常、「3.5インチFD」と表示されています。
フロッピーディスク内のファイルが正常に表示されなかった場合

物理的に破損しているか、読み込もうとしているパソコン本体で扱えない形式でフォーマットされていると考えられます。
お手元のフロッピーディスクがマイコンピュータで正しく表示できる状態にしてから、花子での読み込みをお試しください。

Windows上で扱えるフロッピーディスクのフォーマット形式については、Windowsメーカーにお問い合わせください。
物理的に破損しており、マイコンピュータ上で認識できていない場合には、花子でも読み込むことはできません。

「ドライブAのディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか?」と表示された場合、[いいえ]をクリックします。

フロッピーディスク内のファイルが正常に表示された場合

このフロッピーディスクは、Windows上で正常に認識されています。引き続き、操作II の内容を確認します。

II スタイル読込、挿入読込を行ってどうか確認する

  1. 簡易メニューで使用している場合は、[編集-標準メニューへ]を選択し、標準メニューに切り替えます。

  2. [ファイル-新規作成]を選択します。

  3. [ファイル-スタイル読込]を選択します。

  4. [スタイル読込]ダイアログボックスが開くので、読み込めなくなっているファイルを指定して、[OK]をクリックします。
    指定したファイルの図面スタイル関連の情報が読み込まれます。
    グリッド等の画面情報や補助線を読み込みたい場合は、[詳細]をクリックし、[画面情報]や[補助線]を チェックボックスオン にして、[OK]をクリックします。

    スタイル読込は、図面スタイルなどの情報を読み込むコマンドです。そのため、スタイル読込実行後、画面上は変化がない場合がありますが、エラーメッセージが表示されることなく新規作成の画面に戻れば、正常に実行できています。スタイル部分が壊れている場合には、4.の時点でエラーメッセージが表示されることがあります。

  5. [ファイル-挿入読込-重ね合せ]を選択します。

  6. [挿入読込(重ね合せ)]ダイアログボックスが開くので、読み込めなくなっているファイルを指定して、[OK]をクリックします。
読み込めた場合

なんらかの原因で、ファイルが壊れていたと考えられます。念のため、現在のファイル名とは異なる名前を付けて保存し、元のファイルは削除します。今後は、下記操作で新しく名前を付けて保存したファイルをご利用ください。

[名前を付けて保存する方法]
  1. [ファイル-名前を付けて保存]を選択します。
  2. [ファイル名]に任意のファイル名を入力し、[OK]をクリックします。
    メッセージなく元の画面に戻れば、保存できています。
    「'○○'がすでに存在します。上書きしますか?」と表示された場合、同名のファイルが存在しています。[いいえ]をクリックし、ファイル名を付け直してください。
[ファイルを削除する方法]
  1. [ファイル-開く]を選択します。
  2. 削除したいファイル上にカーソルを合わせ、右クリックします。
  3. 表示されるショートカットメニューから[削除]を選択します。
  4. 確認のメッセージが表示されるので、ファイル名を確認の上、[はい]を選択します。
読み込めなかった場合

引き続き操作III をお試しください。

III 書式を整えて、挿入読込を行ってどうか確認する

  1. [ファイル-新規作成]を選択します。

  2. [ファイル-図面スタイル]を選択し、[用紙設定]・[マージン]等を、現在読み込めなくなっている図面と同じ設定にします。

  3. [ファイル-挿入読込-重ね合せ]を選択します。

  4. [挿入読込(重ね合せ)]ダイアログボックスが開くので、読み込めなくなっているファイルを指定して、[OK]をクリックします。
読み込めた場合

なんらかの原因で、書式の情報が不正になっていたと考えられます。念のため、現在のファイル名とは異なる名前を付けて保存し、元のファイルは削除します。今後は、新しく名前を付けて保存したファイルをご利用ください。ファイルの保存方法/削除方法については、操作II の読み込めた場合を参照してください。

読み込めなかった場合

引き続き操作IV をお試しください。

IV バックアップファイルを利用してどうか確認する


花子の初期設定では、図面を上書保存する際に、上書きする前の内容をバックアップファイルとして残すように設定されています。

※設定箇所
 [ツール-オプション]-[ファイル操作]-[保存処理]-[保存時にバックアップを行う]を[する]

現在読み込めなくなっているファイルを、同じファイル名で上書保存したことがある場合には、以下の操作をお試しください。

※保存時バックアップファイルは、更新した図面と同じドライブ・フォルダ内に作成され、通常作成される文書とは別の拡張子が付きます。

バックアップファイルの拡張子は、$マークが付いています。
    (例) 図面.JHDのバックアップファイル→図面.$HD
        図面.JHDCのバックアップファイル→図面.$HDC
        平面図.JHTのバックアップファイル→平面図.$HT
        平面図.JHTCのバックアップファイル→平面図.$HTC
操作手順
  1. [ファイル-開く]を選択します。

  2. [ファイルの種類]の右端の▼をクリックして、「すべてのファイル(*.*)」を選択します。

  3. [場所]の右端の▼をクリックして、保存時バックアップファイルのある場所を指定します。
    ファイルを上書保存したときに指定していたドライブ・フォルダを指定します。

  4. 一覧からバックアップファイルを選択し、[OK]をクリックします。

    ※$マークが拡張子に付くファイルが見つからない場合、保存時バックアップファイルは作成されていないと考えられます。
読み込めた場合

上書保存する前の状態まで戻っています。お手数ですが、再度続きから編集し直してご使用ください。

補足

バックアップファイルはそのまま読み込むことができますが、参照専用として読み込まれるため、同じ名前(*.$??の拡張子がついたファイル名)では保存できません。バックアップファイルを再保存する場合は、別の名前を付けて保存します。ファイルの保存方法については、操作II の読み込めた場合をご参照ください。

注意

頻繁に図面ファイルが不正になる場合、ご使用の環境の影響を受けていることも考えられます。ハードディスクの点検、花子の再セットアップ等、環境の見直しをおすすめします。
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