直線で囲まれた部分を塗りつぶしたい場合は、以下の3通りの方法があります。

いずれかの方法を行ってください。

交点で塗りつぶす方法 補助的に直線を追加してから、交点で塗りつぶす方法 連続直線を利用する方法

I 交点で塗りつぶす方法

直線で囲まれた部分を以下の図のように塗りつぶしたい場合は、[図形-交点で塗りつぶす]を使用します。

1. [図形-交点で塗りつぶす]を選択します。
   
   
2. カラースタイルパレットの[塗り]シートで、塗りの色／パターンなどを設定します。
   
   
3. 塗りつぶしたい領域を囲む線上にポインタを合わせ、ポインタが＋字に変わった状態でクリックします。
   
   
4. 領域を囲む線を1辺ずつすべてクリックしていき、最後の辺はダブルクリックで決定します。
   

交点では閉じている（隙間がない）図形でなければ塗りつぶすことができません。
交点は30個まで指定できます。

II 補助的に直線を追加してから、交点で塗りつぶす方法

閉じていない図形は塗りつぶすことができません。交点情報を持たせるために補助的に直線を追加し、その線を利用して塗りつぶします。補助的に追加した直線はあとで削除します。

1. 塗りつぶしたい領域が閉じるよう、突き抜けた直線を描画します。
   ※ 描いた直線は後から削除するため、図形選択しやすい長さで描画しておきます。
   
   
2. [図形-交点で塗りつぶす]を選択します。
   
   
3. カラースタイルパレットの[塗り]シートで、塗りの色／パターンなどを設定します。
   
   
4. 塗りつぶしたい領域を囲む線上にポインタを合わせ、ポインタが＋字に変わった状態でクリックします。
   
   
5. 領域を囲む線を1辺ずつすべてクリックしていき、最後の辺はダブルクリックで決定します。
   
   
6. 描画パレットの [図形の選択（拡大／縮小）]をクリックし、1.で描いた直線だけを選択します。
   
   
7. [Delete]キーを押し、直線を削除します。
   

III 連続直線を利用する方法

連続直線で閉じた図形は、中を塗りつぶした状態で描くことができます。この機能を利用して元図をなぞることで、中を塗りつぶすことができます。

1. 描画パレットの[連続直線]をクリックします。
   
   
2. カラースタイルパレットの[線]シートで、元の線と同じ線種（線の種類・太さ・色）を選択します。
   
   
3. カラースタイルパレットの[塗り]シートで、塗りの色／パターンなどを設定します。
   
   
4. 直線と直線の交点を頂点にして、連続直線を描きます。
   1→2→3→4の順で頂点を指定します。
   ※ [表示-スナップ-図形スナップ]で、[特徴点表示する]を 、[交点]を に設定しておけば、ポインタを交点部分に近づけるだけで自動的に合わせることができます。
   
   
5. 最後に始点位置（1の位置）でダブルクリックし、確定します。