[サポートFAQ]
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更新日:2003.06.30 - 情報番号:016417
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Q 相対参照と絶対参照について
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
数式の中でセルを参照する場合に、相対参照と絶対参照という2つの方法があります。


相対参照について

絶対参照について

I 相対参照について


相対参照とは、数式のあるセルを基点に上(下)に何行目、右(左)に何列目のセルを参照するという相対的な参照方法のことです。
相対参照では、セル座標を含んだ数式を他のセルにコピー・移動したときに、そのセル座標がコピー先・移動先に応じて自動的に補正されます。

[例]単価(A列)×数量(B列)の場合
相対参照

II 絶対参照について


絶対参照とは、常に同じセルを参照するような絶対的な参照方法のことです。
絶対参照では、セル座標を含んだ数式を他のセルにコピー・移動しても、そのセル座標は補正されません。
絶対参照を使いたいときは、「$B$1」のように行や列の番号の前に「$」を付けます。

[例]定価(B列)×税率(B1)の場合
絶対参照


操作手順

絶対参照を設定するには、以下のように操作します。
  1. 「=B4*B1」の「B1」の左側にカーソルを移動します。
    カーソルが「B1」の左側で点滅します。
    数式バー

  2. [F5]キーを1回押します。
    「=B4*$B$1」に変わります。
補足

「$」は、[F5]キーを複数回押すことによって、列または行に対して独立して指定することができます。
[F5]キーを押すごとに次のように切り替わります。

[F5]キーを押す回数
「$」が付く位置
参照方法
1回
$B$1
行・列とも絶対参照
2回
B$1
行だけ絶対参照
3回
$B1
列だけ絶対参照
4回
B1
相対参照

※ 5回目は1回目と同じ状態になり、5回目以降は1〜4回目の状態を繰り返します。
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