定型文書/テンプレート
繰り返して利用する文書などをフォーマット化して、後から何度も利用できる形にして保存した文書のことをいいます。 見積書やFAX送付状など、同じ形式の文書を作るときに便利です。
一太郎では、[ファイル-名前を付けて保存]/[ナビ-よく使うテンプレート-保存]の[保存形式]で[定型]または[定型(圧縮)]を選択して保存した文書のことをいいます。
ドキュメントナビモードの場合は、[ファイル-よく使うテンプレートとして保存]から保存できます。
定型文書として保存した文書を開いた場合、文書内容だけが読み込まれてファイル名は読み込まれないため、新規文書として扱われ、うっかり保存して元の内容が変えられてしまうことがありません。
新規文書として読み込まれた文書は、新しいファイル名を付けて保存します。
定型文書の原本を修正・編集したい場合は、[ファイル-開く]で[詳細]をクリックし、[定型文書編集]を にします。
定型文書の拡張子は *.JTT (圧縮した場合は *.JTTC )です。
訂正候補
[ツール-文書校正-修太-文体実行]で文書校正を行ったとき、チェックされた単語に対して置換する単語として表示される候補のことをいいます。
[ツール-文書校正-修太-文体実行]を実行し、チェック個所に表示されるマーク上で右クリックすると、チェックされた単語の訂正候補が表示されます。
ディレクトリ
Windows 95以降は、フォルダと呼んでいるものです。
フロッピーディスクやハードディスクの中のファイルを整理する入れ物のようなもので、ディレクトリの中にディレクトリを作るなど、階層構造にすることができます。
データの種類
クリップボードにコピーされているデータは次の2種類に分類できます。 [編集-貼り付け]を実行すると、データに適した形式で貼り付けることができます。
- 文字列・一太郎で作ったデータ
一太郎文書中の文字列や罫線、作図、画像枠や差込枠、レイアウト枠などが含まれます。
また、ほかのアプリケーションで作ったテキスト形式のデータも含まれます。
貼り付けたデータは、一太郎で編集できます。 - ほかのアプリケーションやツールで作ったデータ
ほかのアプリケーションやツールで作った図・表・グラフ・数式などが含まれます。
これらのデータを一太郎文書中へ貼り付けると、オブジェクト枠 になります。 オブジェクト枠には、データを作ったアプリケーションの情報が含まれます。 データをダブルクリックすると自動的に作成元のアプリケーションを起動し、一太郎文書に貼り付けられたままの状態でデータを編集することができます。
なお、表計算ソフトで作った表など、テキスト形式で貼り付けることができるデータもあります。 テキスト形式で貼り付けたデータは、オブジェクト枠になりません。
デジビュー
デジビューは、ハードディスクなどにある画像ファイルを一覧表示し、整理・編集などを行うアプリケーションです。
いろいろな表示方法で一覧できるほか、移動・コピー・削除・名前の変更など、ファイルの整理も行えます。
テロップ枠
文書中にテロップのように横に流れる文字を挿入するための枠です。
文字を流す速さや、文字色なども設定できます。
[挿入-絵-テロップ枠作成]で作ります。
ドキュメントナビのモードによっては、[挿入-テロップ枠作成]で作ります。
添削(赤入れ)
文書の内容を削ったり書き加えたりして内容を良くしていくことをいいます。
一太郎では、添削モードに切り替えて文字を編集することを 添削(赤入れ) といいます。
通常の文字入力モードのまま添削を行うと、削除や書き加えなど編集の結果がわからなくなってしまうことがあります。添削モードに切り替えると、編集の結果が添削文字として扱われ、元の文書を損なわずに内容を変えることができます。
また、誰が添削を行ったかの識別や添削内容の反映も簡単にできるようになっています。
[ツール-添削(赤入れ)-添削(赤入れ)開始]を選択すると、添削モードに切り替わります。
[ツール-添削(赤入れ)-オプション]で添削文字の飾りや色を設定できます。
添削者名
添削を行った人の名前です。
添削モードで編集を加えられた部分について、誰が編集を行ったのかをあとから確認することができます。
添削者名は、添削を行う前に[ツール-添削(赤入れ)-オプション]の[添削者名]で設定します。
添削者名は、添削文字列にカーソルを合わせ、[ツール-添削(赤入れ)-情報表示]を選択すると確認できます。
添削モード
画面上で文字を添削するためのモードです。
添削モードにすると、DeleteキーやBackspaceキーで削除した文字列には取消ラインが付き、入力した文字列には、アンダーラインが付きます。また、先頭には添削文字列であることを示すマーク( )が付きます。
添削モードに切り替えると、元の文書を損なわずに内容を変えることができます。
[ツール-添削(赤入れ)-添削(赤入れ)開始]を選択すると、添削モードに切り替わります。
添削モードを終了するには、[ツール-添削(赤入れ)-添削(赤入れ)終了]を選択します。
添削文字列
[ツール-添削(赤入れ)-添削(赤入れ)開始]を選択して添削モードに切り替え、添削モードで挿入・削除した文字列のことです。
添削モードで編集した文字列には、[ツール-添削(赤入れ)-オプション]で設定したアンダーラインや取消ラインなどの文字飾りが付き、先頭には添削文字列であることを示すマーク( )が付きます。
※[ツール-添削(赤入れ)-オプション]で、[文字飾りも添削として扱い、罫線行の添削も行う]を にしているときは、通常の文字入力モードで設定したアンダーラインや取消ラインを付けた文字列も添削文字列として扱われ、本文に反映できます。