開けなくなった文書ファイルに原因がある可能性があります。
特定のファイルだけが開くことができない場合、その文書ファイルに原因がある可能性があります。次の方法を順番に試してみます。
- フロッピーディスクが認識されているか確認する
- 文書ファイルを修復して読み込む
- 他文書の書式に合わせる・ファイルから貼り付けを行う
- 書式を整えて貼り付ける
- バックアップファイルを利用する
- 高速読込を解除して読み込む
!注意
- 次の方法でファイルが読み込めた場合、なんらかの原因で、ファイルが壊れていたと考えられます。念のため、開いたファイルとは異なる名前を付けて保存し、開けなかった元のファイルは削除します。
■フロッピーディスクが認識されているか確認する
フロッピーディスクにあるファイルを開く場合、フロッピーディスクが認識されているかを確認します。
Windowsのマイコンピュータやエクスプローラでフロッピーディスク内のファイルが正しく表示されるかを確認します。
→フロッピーディスクからファイルを開こうとすると「フォーマットされていません」というメッセージが表示される
※マイコンピュータやエクスプローラの操作については、Windows のヘルプやマニュアルを参照してください。
■文書ファイルを修復して読み込む
■操作
- [ファイル-開く]を選択します。
- 開けなくなっているファイルを選択します。
- ダイアログボックス上部のメニューから、[操作-開いて修復する]を選択します。
[開く]ダイアログボックスが閉じられ、操作2 で選択したファイルが開きます。
タイトルバーには「文書1」と表示され、新しい文書として編集・保存します。
■他文書の書式に合わせる・ファイルから貼り付けを行う
■操作
- [ファイル-新規作成]を選択します。
- [ファイル-文書スタイル-他文書の書式に合わせる]を選択します。
- 開けなくなっているファイルを選択して、[OK]をクリックします。
選択したファイルの文書スタイルが読み込まれます。
- カーソルを文書頭(1頁1行1字)に合わせます。
- [編集-補助-ファイルから貼り付け]を選択します。
[ファイルから貼り付け]ダイアログボックスが表示されます。
- 開けなくなっているファイルを選択して、[OK]をクリックします。
選択したファイルの内容が貼り付けられます。
[他文書の書式に合わせる]ダイアログボックスが表示されます。
■書式を整えて貼り付ける
■操作
- [ファイル-新規作成]を選択します。
- [書式-文書スタイル]を選択します。
[文書スタイル]ダイアログボックスが表示されます。
- [スタイル]シートの、[文字設定・用紙設定]を、開けなくなっているファイルと同じように設定し、[OK]をクリックします。
- カーソルを文書頭(1頁1行1字)に合わせます。
- [編集-補助-ファイルから貼り付け]を選択します。
[ファイルから貼り付け]ダイアログボックスが表示されます。
- 開けなくなっているファイルを選択して、[OK]をクリックします。
選択したファイルの内容が貼り付けられます。
■バックアップファイルを利用する
上書保存する前の文書がバックアップファイルとして保存されています。バックアップファイルは、上書保存した文書と同名のファイルで、拡張子は「.$TD」(定型文書の場合は「.$TT」、通常圧縮形式で保存した場合は「*.$TDC」、定型圧縮形式で保存した場合は「*.$TTC」)になります。
■操作
- [ファイル-開く]を選択します。
- [ファイルの種類]の右端の▼をクリックして、[すべてのファイル(*.*)]を選択します。
- [場所]の右端の▼をクリックして、バックアップファイルのある場所を指定します。
- [ファイル一覧]からバックアップファイル(*.$TD/*.$TT/*.$TDC/*.$TTC)を選択し、[OK] をクリックします。
バックアップファイルが参照専用で読み込まれます。
■高速読込を解除して読み込む
■操作
- [ファイル-開く]を選択します。
- [詳細]をクリックします。
- [高速読込]をクリックして、
にします。
- [OK] をクリックします。
- ファイルの一覧で、開けなくなっているファイルを選択して、[OK]をクリックします。