バックアップファイルを利用して上書き前の状態に戻すことができます。
一太郎のセットアップ直後の状態では、文書を上書保存する際に、上書きする前の内容バックアップファイルとして残すように設定されています。バックアップファイルは、文書を削除してしまった場合や、まちがって上書きしてしまった場合などに利用します。
■操作
バックアップファイルは、次の手順で開きます。
- [ファイル-開く]を選択します。
- [ファイル種類]の右端にある▼をクリックして、[すべてのファイル(*.*)]を選択します。
- 上書きしてしまった文書の文書ファイル名と同じファイル名で、拡張子の1文字目が $ となっているファイルを探します。
[例]「上書き.JTD」 という文書ファイルの場合
「上書き.$TD 」という文書ファイルを探します。 - 操作3 で探した文書ファイルを選択し、[OK]をクリックします。
上書保存する前の内容で、文書が開きます。
※開いた文書を残しておく場合は、元の文書とは別の名前を付けて保存しておきます。
- [ファイル-名前を付けて保存]を選択します。
- ファイル名を入力し、[OK]をクリックします。
●こんなときは
- バックアップファイルを作成するかしないかは、次の手順で設定します。
- [ツール-オプション-オプション]を選択します。
- [ファイル操作-保存処理]で、[上書保存時にバックアップファイルを作成する]を[しない]または[する]にします。
[しない]にすると、上書保存した文書のバックアップファイルは作られません。ハードディスクの空き容量が少なくなってきているときなど、バックアップファイルを作成したくない場合は、[しない]にします。
- [OK]をクリックします。