動作速度はハードウェア環境によって異なりますが、それ以外に空きメモリが少なくなったり、ハードディスクに不連続領域が増えたりすると、動作速度が低下することがあります。また、カーソル移動やスクロールなどの速度は、Windowsのキーボード設定により対処できる場合もあります。
!注意
- Windowsを使った機能の詳しい操作方法については、Windowsのヘルプやマニュアルを参照してください。
■カーソル移動の速度を設定する
■操作
- [ツール-オプション-オプション]を選択します。
- [カーソル-文字カーソル]を選択し、[キーの反応速度]を[加速]または[最加速]に設定します。
- [OK]をクリックします。
■Windowsでキーボードの速度を設定する
■操作
- Windows の[スタート]ボタンをクリックし、[コントロールパネル-プリンタとその他のハードウェア-キーボード]を選択します。
- [速度]シートで[表示の間隔]のつまみをドラッグし、[速く]の方に設定します。
- [OK]をクリックします。
■空きメモリを増やす
■操作
起動しているアプリケーションを終了して空きメモリを増やします。 また、次の操作を試してみてください。
【Windows XPの場合】
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コントロールパネル-パフォーマンスとメンテナンス-システム]を選択します。
- [詳細設定]シートを選択して、パフォーマンスの[設定]をクリックします。
- [詳細設定]シートを選択して、仮想メモリの[変更]をクリックします。
[仮想メモリ]ダイアログボックスが表示されます。
- [仮想メモリ]ダイアログボックスの 選択したドライブの[ページングファイルサイズ]で[システム管理サイズ]が選択されていることを確認します。
※[システム管理サイズ]を選択していれば、仮想メモリのサイズはディスクの空き領域のサイズによって自動的に決められます。
【Windows Me/98の場合】
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[設定-コントロールパネル-システム]を選択し、[パフォーマンス]シートで[仮想メモリ]をクリックします。
- [仮想メモリの自動設定(推奨)]が選択されていることを確認します。
※[仮想メモリの自動設定(推奨)]を選択していれば、仮想メモリのサイズはディスクの空き領域のサイズによって自動的に決められます。
●こんなときは
- ディスクの空き領域を確保するには、仮想メモリが作られているドライブ・フォルダにある不要なファイルを削除します。
またハードディスクの最適化を行って連続したハードディスクの領域を確保します。
■ハードディスクの空き容量を増やす
ハードディスク内の使用しないアプリケーションや不要になったファイルを削除したり、ディスク クリーンアップを実行したりすることで、ハードディスクの空き容量が増え動作が高速化します。
【アプリケーションを削除する】
アプリケーションのマニュアルやヘルプを参照して削除してください。
【ファイルを削除する】
■ハードディスクを最適化する
■操作
【WindowsXPの場合】
1 ディスクのチェックを行う
ハードディスクの最適化の前にディスクのチェックを行います。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ]を選択します。
- 一太郎やWindowsのプログラムファイルが転送されているドライブを選択し、[ファイル-プロパティ]を選択します。
- [ツール]シートを選択し、[チェックする]をクリックします。
- 必要に応じて、[チェックディスクのオプション]を設定します。
- [開始]をクリックします。
2 ハードディスクを最適化する
次に、ディスク デフラグでハードディスクを最適化します。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-アクセサリ-システムツール-ディスク デフラグ]を選択します。
- 一太郎やWindowsのプログラムファイルが転送されているドライブを選択します。
- [最適化]をクリックします。
【Windows Me/98の場合】
1 ディスクのチェックを行う
ハードディスクの最適化の前にスキャンディスクでディスクのチェックを行います。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム-アクセサリ-システムツール-スキャンディスク]を選択します。
- 一太郎やWindowsのプログラムファイルが転送されているドライブを選択して、[開始]をクリックします。
2 ハードディスクを最適化する
次に、デフラグでハードディスクを最適化します。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム-アクセサリ-システムツール-デフラグ]を選択します。
- 一太郎やWindowsのプログラムファイルが転送されているドライブを選択します。
- [OK]をクリックします。
※スキャンディスクやデフラグの詳細については、Windowsのヘルプやマニュアルを参照してください。
■ハードウェア環境を整える
一太郎の速度が遅い場合、使用可能なメモリが十分確保されているか確認します。
メモリの容量が、一太郎の推奨値より少ない場合は、メモリを増設したり、パソコン本体やハードディスクを性能の高いものにしたりします。動作速度を高速にする最も効果的な方法です。
メモリの容量の確認は次の操作で行います。
■操作
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コントロールパネル-パフォーマンスとメンテナンス-システム]を選択して、[全般]シートでメモリの容量を確認します。
●こんなときは
- 仮想メモリを設定して空きメモリを増やす場合