マウスを使って、コマンドを実行する範囲を指定します。
!注意
- [ツール-オプション-オプション]の[操作環境-互換設定]で選択しているキー割付によって、範囲の指定方法が異なります。
セットアップ直後の状態では、Windows準拠のキー割付([JWキー割付を有効にする]と[ワープロ専用機互換キー割付を有効にする]が[しない])になっています。 - コマンドによって、指定できる単位(文字・単語・行・段落・ページ・ブロック・すべて)は異なります。
■範囲を指定する
コマンドを選択する前に、操作の対象となる範囲をマウスで指定します。
■操作
※ドラフト編集画面で行・段落・ページ単位の範囲指定を行う場合は、「行の左側」の代わりに「行属性の右側」でクリックします。
【文字単位で指定する場合】
文字列上をドラッグします。
【単語単位で指定する場合】
文字列上でダブルクリックします。複数指定する場合は、そのままドラッグします。
【行単位で指定する場合】
行の左側でクリックします。複数指定する場合は、そのままドラッグします。
または、文字列上で左ボタンを押し、そのままマウスを上下にドラッグすると、自動的に行単位の指定になります。*1
*1[ツール-オプション-オプション]の[編集-範囲と実行位置]で[マウスでの範囲モードの自動判別を有効にする]を[する]にしているときのみ有効です。[しない]のときには、文字単位の範囲指定となります。
【段落単位で指定する場合】
行の左側でダブルクリックします。
複数指定する場合は、クリックしたあとすぐにもう一度左ボタンを押し、上下へドラッグします。
または、文字列上で3回連続してクリックします。
【ページ単位で指定する場合】
行の左側で、3回連続してクリックします。
複数指定する場合は、そのままドラッグします。
【ブロック単位で指定する場合】
Altキーを押しながら範囲が四角になるようにドラッグします。
または、ドラッグ中に右クリックし、ブロック単位に切り替えます。
※指定した範囲は、コマンドを実行したあともそのまま残るため、続けて同じ範囲に別のコマンドを実行することができます。ただし、ブロック単位で指定した範囲は、コマンドを実行したあと、解除されます。
●こんなときは
■関連項目
■複数の範囲を一度に指定する
複数の範囲をマウスでまとめて指定します。
文字単位と行単位のように、異なる単位の範囲指定を組み合わせることもできます。
■操作
- 1つ目の範囲をドラッグして指定します。
- 2つ目の範囲で、Ctrlキーを押しながらドラッグします。
以降、操作2 を繰り返します。
※指定した範囲は、コマンドを実行したあともそのまま残るため、続けて同じ範囲に別のコマンドを実行することができます。
!注意
- ブロック単位では、複数の範囲を指定することはできません。
■指定した範囲を取り消す・変える
■操作
【先指定した範囲を取り消す】
先指定した範囲を取り消すには、次の方法があります。
- 編集画面上の範囲指定していない場所をクリックする
- 画面左下部の[範囲]をクリックする
- 編集画面上で右クリックして表示されるショートカットメニューから、[範囲解除]を選択する
【先指定した範囲を変える】
先指定した範囲の始点はそのままで、終点のみを変えることができます。
- Shiftキーを押しながら範囲に含めたい文字列の終点をクリックします。
※始点も変えたい場合は、一度先指定を解除して、改めて範囲を指定しなおしてください。
●こんなときは
- コマンドを選択したあとの範囲指定中に、ファンクションキーを使って範囲の指定単位を変えることができる場合があります。
複数の範囲を指定中に、文字単位と行単位など、複数の単位を組み合わせることもできるので便利です。- F1キー …文字単位
- F2キー …行単位
- F3キー …段落単位
- F4キー …ページ単位
- F5キー …ブロック単位
- 始点や終点をまちがって指定してしまった場合は、次のようにして指定しなおすことができます。
- 始点をまちがって指定した場合
「終点を指定してください」のメッセージが表示されているときにBackspaceキーを押すと、始点を指定しなおすことができます。
- 複数の範囲指定中に1つ前の範囲指定に戻りたい場合
「終点を指定してください」のメッセージが表示されているときにBackspaceキーを押すと、現在の範囲の始点を指定しなおすことができます。「始点を指定してください」のメッセージが表示されているときには、1つ前の範囲の終点を指定しなおすことができます。
- 始点をまちがって指定した場合