旧バージョンの一太郎などで作ったジャストシステムの外字ファイル(*.UFO)は、そのままでは一太郎13で使えません。この外字ファイルをWindowsのTrueType外字ファイル(*.TTE)やTrueTypeフォントファイル(*.TTF)にコンバート(変換)して、一太郎13やWindows上のアプリケーションで使えるようにします。
ジャストシステムの外字ファイルには、全角外字と半角外字があり、コンバートの方法が異なります。
■旧バージョンの外字ファイルを変換して、標準外字に登録する
旧バージョンの外字ファイルをWindowsの外字ファイルに変換したあと、書体の標準外字領域に登録します。
■操作
1 外字ファイルを変換する
- [ツール-オプション-互換設定/コンバータ-外字コンバータ]を選択します。
- [種別]で[全角外字]を選択します。
- [JUST外字ファイル名]に変換元の外字ファイル名(*.UFO)を設定します。
[参照]をクリックして、ファイルの一覧からファイルを選択することもできます。
- [TrueType外字ファイル名]に変換先のファイル名(*.TTE)を設定します。
[参照]をクリックして、ファイルの一覧からファイルを選択することもできます。
また、[ファイル名]に任意のTrueType外字ファイル名を入力して、TrueType外字ファイルを新しく作ることもできます。 - [ドットサイズ]の右端の▼をクリックして表示される一覧からドットサイズを選択します。
特に指定がない場合は、[最大]を選択します。
- [書体名]に外字ファイルの書体名を入力します。
書体名は自由に付けることができます。
- [コンバート]をクリックします。
書体名の先頭に「JSG」が追加され、コンバート(変換)が実行されます。
※一度変換しておけば、次回からは変換したファイルを使うことができるので、毎回変換する必要はありません。
2 書体に割り当てる
- [標準外字登録]をクリックします。
- [書体一覧]から登録したい書体を選択し、その書体に割り当てたい外字ファイルを[TrueType外字ファイル名]で設定します。
[書体一覧]から[System]を選択すると、すべての書体に割り当てることができます。
- [登録]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
選択した書体の標準外字領域に外字ファイルが割り当てられます。
- [終了]をクリックします。
■旧バージョンの外字ファイルを変換して、拡張外字に登録する
旧バージョンの外字ファイルをWindowsの外字ファイルに変換したあと、書体の拡張外字領域に登録します。
■操作
1 外字ファイルを変換する
- [ツール-オプション-互換設定/コンバータ-外字コンバータ]を選択します。
- [種別]で[全角外字]を選択します。
- [JUST外字ファイル名]に変換元の外字ファイル名(*.UFO)を設定します。
[参照]をクリックして、ファイルの一覧からファイルを選択することもできます。
- [TrueType外字ファイル名]に変換先のファイル名(*.TTE)を設定します。
[参照]をクリックして、ファイルの一覧からファイルを選択することもできます。
また、[ファイル名]に任意のTrueType外字ファイル名を入力して、TrueType外字ファイルを新しく作ることもできます。 - [ドットサイズ]の右端の▼をクリックして表示される一覧からドットサイズを選択します。
特に指定がない場合は、[最大]を選択します。
- [書体名]に外字ファイルの書体名を入力します。
書体名は自由に付けることができます。
- [コンバート]をクリックします。
書体名の先頭に「JSG」が追加され、コンバート(変換)が実行されます。
※一度変換しておけば、次回からは変換したファイルを使うことができるので、毎回変換する必要はありません。
2 書体に割り当てる
- [拡張外字登録]をクリックします。
- [親書体]で拡張外字を割り当てる書体名を選択します。
- [登録書体]で親書体の拡張外字領域を選択します。
選択した領域に外字が割り当てられます。
- [外字書体一覧]から外字書体を直接選択するか、選択したい外字が標準外字として割り当てられている書体を選択します。
- [登録]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
選択した書体の拡張外字領域に外字ファイルが割り当てられます。
- [終了]をクリックします。
■旧バージョンの半角外字ファイルを変換して、半角外字に登録する
旧バージョンの半角外字ファイルをWindowsの外字ファイルに変換します。
■操作
- [ツール-オプション-互換設定/コンバータ-外字コンバータ]を選択します。
- [種別]で[半角外字]を選択します。
- [JUST半角外字ファイル名]に変換元の外字ファイル名(*.UFO)を設定します。
[参照]をクリックして、ファイルの一覧からファイルを選択することもできます。
- [TrueTypeファイル名]に変換先のファイル名(*.TTF)を設定します。
[参照]をクリックして、ファイルの一覧からファイルを選択することもできます。
また、[ファイル名]に任意のTrueTypeファイル名を入力して、TrueTypeファイルを新しく作ることもできます。 - [ドットサイズ]の右端の▼をクリックして表示される一覧からドットサイズを選択します。
特に指定がない場合は、[最大]を選択します。
- [書体名]に外字ファイルの書体名を入力します。
書体名は自由に付けることができます。
- [コンバート]をクリックします。
書体名の先頭に「JSG」が追加され、コンバート(変換)が実行されます。
- [終了]をクリックします。
※一度変換しておけば、次回からは変換したファイルを使うことができるので、毎回変換する必要はありません。
関連項目
■関連項目