旧バージョンの一太郎(一太郎9以降の一太郎)で使っていたアルバムや文書スタイル、ツールボックス割付などの登録ファイルを、まとめて一太郎13に引き継ぐことができます。
引き継いだ登録ファイルは、自動的に一太郎13の[ツール-オプション-オプション]の[登録ファイル]の各設定に反映されるので、すぐに使うことができます。
■旧バージョンの登録ファイルを選択して、一太郎13に引き継ぐ
■操作
- [ツール-オプション-互換設定/コンバータ-登録ファイルの引き継ぎ]を選択します。
- [引き継ぐ登録ファイル]から、一太郎13に引き継ぎたい登録ファイルをクリックして
にします。
- [実行]をクリックします。
選択した登録ファイルが、一太郎13に引き継がれます。
※引き継いだ登録ファイルは、一太郎13の登録ファイルの保存先フォルダにコピーされたあと、自動的に一太郎13の[ツール-オプション-オプション]の[登録ファイル]の各設定に反映されるので、すぐに使うことができます。
!注意
- 一太郎8以前の一太郎の登録ファイルは、引き継ぐことができません。
- メニュー割付登録ファイル/ツールボックス割付登録ファイル以外の登録ファイルの場合は、旧バージョンの一太郎の登録ファイルをそのまま一太郎13の登録ファイルの保存先フォルダにコピーするため、一太郎13で新しく登録していた内容は使えなくなります。
※コピー先フォルダに同名の登録ファイルが存在する場合は、ファイル名が変えられます。
- メニュー割付登録ファイル/ツールボックス割付登録ファイルの場合は、旧バージョンの一太郎のメニュー割付登録ファイル/ツールボックス割付登録ファイルにあり、一太郎13のメニュー割付登録ファイル/ツールボックス割付登録ファイルにはないメニューやツールボックス、コマンドだけが追加されるようコンバート(変換)されます。
●こんなときは
- 旧バージョンの一太郎で同じ種類の登録ファイルを複数作っていた場合や一太郎13の登録ファイルと切り替えて使いたい場合は、[ツール-オプション-オプション]の[登録ファイル]で直接登録ファイルを切り替えて使うこともできます。
- 一太郎13と同じ環境に複数の旧バージョンの一太郎をセットアップしている場合は、旧バージョンの中で最も新しいバージョンの一太郎を引き継ぎの対象にします。
[例]
一太郎9/10/11/12を同じ環境にセットアップしている場合は、一太郎12からだけ引き継ぐことができます。
■関連項目
<コラム>引き継ぐことができる登録ファイルの種類について
[ツール-オプション-互換設定/コンバータ-登録ファイルの引き継ぎ]では、次の種類の登録ファイルが選択できます。
- アルバムファイル(*.ALB)
[挿入-アルバム]で登録した内容を記憶しているファイルです。
- 文書スタイル登録ファイル(*.PVS)
[書式-文書スタイル]で、ビジュアルスタイルとして登録した内容を記憶しているファイルです。
- ページスタイル登録ファイル(*.PBS)
[書式-ページスタイル-設定]でシステム登録した内容を記憶しているファイルです。
- 文字・段落スタイル登録ファイル(*.PFS)
[書式-文字・段落スタイル]でシステム登録した内容を記憶しているファイルです。
- 表作成サンプル登録ファイル(*.TBM)
[罫線-表作成-詳細]で名前を付けて作成した内容を記憶しているファイルです。
- 計算式登録ファイル(*.CAL)
[罫線-計算-計算]で実行した計算式を記憶しているファイルです。
- メニュー割付登録ファイル(*.MNU)
[ツール-割付-メニュー]で登録した内容を記憶しているファイルです。
- ツールボックス割付登録ファイル(*.TLX)
[ツール-割付-ツールボックス]または[表示-ツールボックス-ツールボックスの割付]で登録した内容を記憶しているファイルです。
- システムマクロ登録ファイル(*.MCR)
[ツール-マクロ]で作成したマクロを記憶しているファイルです。
!注意
- キー割付登録ファイル(*.KEY)は引き継ぐことができません。
<コラム>一太郎13で自動的に引き継がれる一太郎11/12の設定内容について
一太郎11または12を使っていた環境に一太郎13をセットアップした場合は、一太郎13の初回起動時に、一太郎11または12で設定していた次の内容を自動的に引き継ぎます。
※一太郎11と12の両方をセットアップしている場合は、一太郎12の設定を引き継ぎます。
- 画面表示設定
[表示-画面表示設定]の[共通/ドラフト編集/イメージ編集/印刷イメージ]シートで設定し、[記憶]をクリックしてシステムに記憶された内容です。
- オプション設定
[ツール-オプション-オプション]で設定している内容です。
- グリッド詳細設定
[表示-表示切替-グリッド詳細設定]で設定し、[記憶]をクリックしてシステムに記憶された内容です。
- 連番の設定
[挿入-連番]で設定し、[記憶]をクリックしてシステムに記憶された内容です。
- 連番参照の設定
[挿入-参照-連番]-[書式設定]で設定し、[記憶]をクリックしてシステムに記憶された内容です。
- ページ参照の設定
[挿入-参照-ページ]で設定し、[記憶]をクリックしてシステムに記憶された内容です。
- 脚注の設定
[挿入-脚注/割注/注釈]で[脚注]を選択して[脚注オプション]で設定し、[記憶]をクリックしてシステムに記憶された内容です。
- 文書スタイルの設定
[書式-文書スタイル]で設定し、[記憶]をクリックしてシステムに記憶された内容です。
- インデント位置設定
[書式-インデント/タブ-インデント位置設定]で設定し、[記憶]をクリックしてシステムに記憶された内容です。
- タブ位置設定
[書式-インデント/タブ-タブ位置設定]で設定し、[記憶]をクリックしてシステムに記憶された内容です。
- よく使うファイル/フォルダ登録ファイル
[ナビ-よく使うファイル/フォルダとして登録]で登録した内容を記憶させるファイル(T11_STK.FVT/T12_STK.FVT)です。
- 日記データ
[ナビ-よく使うテンプレート-開く]の[日記作成]で作ったデータです。
- 共有文書の設定
[ナビ-共有文書-共有文書ツリーの設定]で設定した内容です。