一太郎を起動したときや終了したとき、文書を開いたときや閉じたときなどに、自動的に実行するマクロを作ることができます。これを自動実行マクロといいます。
自動実行マクロには、4種類のシステムマクロと1種類の文書マクロがあります。
マクロ名に次の名前を設定すると、自動実行マクロとなります。
- システムマクロ
- AutoExec
一太郎を起動するときにマクロが実行されます。
- AutoNew
[ファイル-新規作成]または[編集-全文書削除-全文書]を選択したときにマクロが実行されます。
- AutoQuit
[ファイル-閉じる]で文書を閉じたときにマクロが実行されます。
- AutoExit
[ファイル-一太郎の終了]を選択したときにマクロが実行されます。
- AutoExec
- 文書マクロ
- AutoLoad
[ファイル-開く]でAutoLoadを文書マクロとして登録した文書を開くときにマクロが実行されます。
※AutoLoadは文書を開くときに表示されるシートのマクロが実行されます。文書を開いたときにほかのシートが表示される場合は、登録されていても自動実行されません。
- AutoLoad
●こんなときは
- 自動実行マクロを実行しないようにする場合
自動実行マクロを実行する動作を行うときにShiftキーを押し続けると、自動実行マクロは実行されません。
また、起動オプションを使って、一太郎を起動するときに自動実行マクロを実行しない設定にすることもできます。