一太郎には、アルバムや文書スタイル、ツールボックス割付など、各機能で登録した内容を記憶しておくための登録ファイルがあります。
同じ種類の登録ファイルを複数作って使い分けたり、登録ファイルをまとめて別の環境に移行したりすることができます。
■同じ種類の登録ファイルを複数作って、使い分ける
登録ファイルは、用途に合わせて複数作っておいて、使い分けることができます。
■操作例
〜アルバムファイルを複数作って、使い分ける〜
※アルバムファイルには、[挿入-アルバム]で登録したデータが記憶されています。セットアップ直後は、T13_STK.ALB が設定されています。
1 新しいアルバムファイルを作る
- [ツール-オプション-オプション]を選択します。
- [登録ファイル]の[アルバムファイル]を選択します。
- ダイアログボックス右下にある[ファイル参照]をクリックします。
[アルバムファイルの選択]ダイアログボックスが表示されます。
- [ファイル名]に新しく作りたいアルバムファイルの名前を入力します。
拡張子には「.ALB」を付けます。
[例]T13_STK2.ALB - [OK]をクリックします。
新しいアルバムファイルが作られ、使えるように設定されます。
- [OK]をクリックして、[オプション:登録ファイル]ダイアログボックスを閉じます。
- [挿入-アルバム]で自由にアルバムにデータを登録したり、削除したりします。
2 別のアルバムファイルに切り替える
- [ツール-オプション-オプション]を選択します。
- [登録ファイル]の[アルバムファイル]を選択します。
- ダイアログボックス右下にある[ファイル参照]をクリックします。
[アルバムファイルの選択]ダイアログボックスが表示されます。
- [ファイル名]に切り替えたいアルバムファイルの名前を入力します。
- [OK]をクリックします。
選択したアルバムファイルが使えるように設定されます。
- [OK]をクリックして、[オプション:登録ファイル]ダイアログボックスを閉じます。
- [挿入-アルバム]を選択すると、切り替えたアルバムファイルに登録されているデータが使えるようになります。
●こんなときは
- アルバムファイルの作成や変更は、[挿入-アルバム]の[アルバムファイルの変更]でも行えます。
■登録ファイルをまとめて、別の環境で利用する
別々のパソコンで使っている一太郎を同じ環境にしたいときや、ハードディスクをフォーマットしてセットアップからやりなおさなければいけないときなどは、環境ファイルを利用して登録ファイルをまとめて移行すると、便利です。
■操作
→複数のコンピュータで同じ一太郎環境にする/環境ファイルの使い方
<コラム>一太郎で使っている登録ファイルの種類について
一太郎には、次の種類の登録ファイルがあります。
- アルバムファイル
[挿入-アルバム]で登録した内容を記憶させるファイルです。セットアップ直後の設定では T13_STK.ALB となっています。
- 文書スタイル登録ファイル
[書式-文書スタイル]で登録した内容を記憶させるファイルです。セットアップ直後の設定では T13_STK.PVS となっています。
- ページスタイル登録ファイル
[書式-ページスタイル-設定]でシステム登録した内容を記憶させるファイルです。セットアップ直後の設定では T13_STK.PBS となっています。
- 文字・段落スタイル登録ファイル
[書式-文字・段落スタイル]でシステム登録した内容を記憶させるファイルです。セットアップ直後の設定では T13_STK.PFS となっています。
- 表作成サンプル登録ファイル
[罫線-表作成-詳細]で作成した内容を記憶させるファイルです。セットアップ直後の設定では T13_STK.TBM となっています。
- 計算式登録ファイル
[罫線-計算-計算]で実行した内容を記憶させるファイルです。セットアップ直後の設定では T13_STK.CAL となっています。
- キー割付登録ファイル
[ツール-割付-キー]で設定した内容を記憶させるファイルです。セットアップ直後の設定では T13_STK.KEY となっています。
- メニュー割付登録ファイル
[ツール-割付-メニュー]で設定した内容を記憶させるファイルです。セットアップ直後の設定では T13_STK.MNU となっています。
- ツールボックス割付登録ファイル
[ツール-割付-ツールボックス][表示-ツールボックス-ツールボックスの割付]で登録した内容を記憶させるファイルです。セットアップ直後の設定では T13_STK.TLX となっています。
- システムマクロ登録ファイル
[ツール-マクロ]で作成した内容を記憶させるファイルです。セットアップ直後の設定では T13_SMP.MCR となっています。