送りがなの付け方が統一できているか、商標や旧字体を使っていないかなど、チェックしたい項目を設定して、文書校正を実行します。
- 「浮ぶ」「浮かぶ」など、規則に従って送りがなの付け方を統一する
- 一般名詞と思われやすい商標や商品名をチェックする
- 対応する新字体を持つ旧字体をチェックする
- 「橋梁」など、一般的に難しいと思われている表現をチェックする
- 公用文の表記規則に従っているかチェックする
- 常用漢字以外の漢字があれば、ふりがなを付ける
- 固有名詞にふりがなを付ける
- こんなときは
■「浮ぶ」「浮かぶ」など、規則に従って送りがなの付け方を統一する
■操作
- [ツール-文書校正-修太-文体設定]を選択します。
- [スタイル一覧]で、任意のスタイルを選択します。
- [詳細]をクリックします。
- [用語基準]シートを選択します。
- [送り仮名]の右端の▼をクリックして、送りがなの送り方規則を選択します。
- チェックしない
送りがなはチェックしません。
- 本則
昭和56年内閣告示の「送り仮名の付け方」に基づいて送り方をチェックします。
- 公用文
「文部省公用文送り仮名用例集」に基づいて送り方をチェックします。
- チェックしない
- [OK]をクリックします。
- [設定と同時に文体実行を行う]を
にします。
- [設定]をクリックします。
文書のチェックが実行され、送りがなの送り方が設定と異なる個所はマーク表示されます。
※マーク表示の上で右クリックして表示されるショートカットメニューからチェック個所の修正ができます。
→ショートカットメニューを使って、特定のチェック個所だけを修正する
■一般名詞と思われやすい商標や商品名をチェックする
■操作
- [ツール-文書校正-修太-文体設定]を選択します。
- [スタイル一覧]で、任意のスタイルを選択します。
- [詳細]をクリックします。
- [用語基準]シートを選択します。
- [商標・商品名]を
にします。
- [OK]をクリックします。
- [設定と同時に文体実行を行う]を
にします。
- [設定]をクリックします。
文書のチェックが実行され、商標や商品名はマーク表示されます。
※マーク表示の上で右クリックして表示されるショートカットメニューからチェック個所の修正ができます。
→ショートカットメニューを使って、特定のチェック個所だけを修正する
■対応する新字体を持つ旧字体をチェックする
■操作
- [ツール-文書校正-修太-文体設定]を選択します。
- [スタイル一覧]で、任意のスタイルを選択します。
- [詳細]をクリックします。
- [用語基準]シートを選択します。
- [旧字体]を
にします。
- [OK]をクリックします。
- [設定と同時に文体実行を行う]を
にします。
- [設定]をクリックします。
文書のチェックが実行され、旧字体はマーク表示されます。
※マーク表示の上で右クリックして表示されるショートカットメニューからチェック個所の修正ができます。
→ショートカットメニューを使って、特定のチェック個所だけを修正する
■「橋梁」など、一般的に難しいと思われている表現をチェックする
■操作
- [ツール-文書校正-修太-文体設定]を選択します。
- [スタイル一覧]で、任意のスタイルを選択します。
- [詳細]をクリックします。
- [用語基準]シートを選択します。
- [難しい語の言い替え]を
にします。
- [OK]をクリックします。
- [設定と同時に文体実行を行う]を
にします。
- [設定]をクリックします。
文書のチェックが実行され、一般的に難しいと思われる表現はマーク表示されます。
※マーク表示の上で右クリックして表示されるショートカットメニューからチェック個所の修正ができます。
→ショートカットメニューを使って、特定のチェック個所だけを修正する
■公用文の表記規則に従っているかチェックする
■操作
- [ツール-文書校正-修太-文体設定]を選択します。
- [スタイル一覧]で、任意のスタイルを選択します。
- [詳細]をクリックします。
- [用語基準]シートを選択します。
- [公用文]を
にします。
- [OK]をクリックします。
- [設定と同時に文体実行を行う]を
にします。
- [設定]をクリックします。
文書のチェックが実行され、公用文としてふさわしくない個所はマーク表示されます。
※マーク表示の上で右クリックして表示されるショートカットメニューからチェック個所の修正ができます。
→ショートカットメニューを使って、特定のチェック個所だけを修正する
●こんなときは
- [用語基準]シートの[公用文]のチェックでは十分でない場合、[スタイル一覧]の[公用文]を選択すると、さらに細かなチェックができます。
■常用漢字以外の漢字があれば、ふりがなを付ける
■操作
- [ツール-文書校正-修太-文体設定]を選択します。
- [スタイル一覧]で、任意のスタイルを選択します。
- [詳細]をクリックします。
- [用語基準]シートを選択します。
- [漢字基準]の右端の▼をクリックして、[常用漢字]を選択します。
- [OK]をクリックします。
- [設定と同時に文体実行を行う]を
にします。
- [設定]をクリックします。
文書のチェックが実行され、常用漢字以外の漢字はマーク表示されます。
- マーク表示の上を右クリックして表示されるショートカットメニューから、[詳細]を選択します。
[文書校正]ダイアログボックスが表示されます。
- [ふりがな]をクリックします。
- [文字種]で、ふりがなの文字種を選択します。
- [OK]をクリックします。
漢字にふりがなが付けられます。
◆テクニック
- [漢字基準]で[小学校1年生]などを選択すると、学年別配当漢字表に基づいて漢字をチェックし、ふりがなを付けることができます。
■関連項目
■固有名詞にふりがなを付ける
■操作
- [ツール-文書校正-修太-文体設定]を選択します。
- [スタイル一覧]で、任意のスタイルを選択します。
- [詳細]をクリックします。
- [用語基準]シートを選択します。
- [固有名詞ふりがな付け]を
にします。
- [OK]をクリックします。
- [設定と同時に文体実行を行う]を
にします。
- [設定]をクリックします。
文書のチェックが実行され、固有名詞はマーク表示されます。
- マーク表示の上を右クリックして表示されるショートカットメニューから、[詳細]を選択します。
[文書校正]ダイアログボックスが表示されます。
- [ふりがな]をクリックします。
- [文字種]で、ふりがなの文字種を選択します。
- [OK]をクリックします。
漢字にふりがなが付けられます。
こんなときは
●こんなときは
- 常に特定の項目だけをチェックしたい場合は、スタイルを新規に登録しておくと便利です。