- 受身表現
- 重ね言葉
- 仮名遣い
- 慣用表現
- 旧字体
- 呼応表現
- 公用文
- 誤字脱字
- さ入れ表現
- 指示語
- 修飾関係
- 商標・商品名
- 同一助詞の連続
- 同音異義語
- 同義語・類義語
- 二重否定
- 表記ゆれ
- 並列関係
- 難しい語の言い替え
- ら抜き表現
受身表現
文書校正機能の1つで、動作の主体が不明確と思われる「れる」「られる」などの受け身表現をチェックすることをいいます。
重ね言葉
文書校正機能の1つで、意味が重複する語句が書かれている個所をチェックすることをいいます。
[例] およそ1時間ほど
仮名遣い
文書校正機能の1つで、昭和61年内閣告示の「現代仮名遣い」に基づいて、仮名遣いをチェックすることをいいます。
[例]
- いなづま→いなずま(稲妻)
- こうり→こおり(氷)
慣用表現
文書校正機能の1つで、慣用的な言い回しをまちがって使っていると思われる個所をチェックすることをいいます。
[例] 一同に会する→一堂に会する
旧字体
文書校正機能の1つで、対応する新字体のある旧字体をチェックすることをいいます。
[例] 國→国
呼応表現
文書校正機能の1つで、うしろに決まった言い方を伴う副詞などについて、呼応する表現がないものをチェックすることをいいます。
[例]
- ちっともおもしろい
- 決して遅刻する
公用文
文書校正機能の1つで、昭和56年12月に文部省で公用文を作成する上での参考として配布された「文部省用字用語例」に基づいてチェックする項目です。
※「文部省用字用語例」は、昭和56年10月内閣告示の「公用文における漢字使用等について」に基づいています。
[例]
- 但し→ただし
- ただちに→直ちに
誤字脱字
文書校正機能の1つで、入力ミスや編集ミスによる誤字・脱字、句読点が連続している個所、まちがった表記をしている熟語・外来語をチェックすることをいいます。
文書校正用の辞書に登録されていない単語も未登録語としてチェックされます。
[例]
- 誤字脱字 … 会議終わった
- 未登録語 … ココス島で過ごした日々
さ入れ表現
文書校正機能の1つで、使役の意味の「〜せる」がさ入りで使われている個所をチェックします。
[例] 帰らさせる→帰らせる
指示語
文書校正機能の1つで、「そういう」や「この」などの指示語を含む個所をチェックすることをいいます。
指示語を多用した文章は、意味があいまいになったり意味の取り違えを引き起こしたりします。この機能を使えば、指示語の多用を防ぐことができます。
修飾関係
文書校正機能の1つで、修飾語(形容詞、連体詞など)の係り先があいまいになっている可能性のある個所をチェックすることをいいます。
[例]
- 白いカゴの中の鳥
- 太郎は次郎のようにうまくない
商標・商品名
文書校正機能の1つで、一般名詞と思われやすい商標・商品名が使われている個所をチェックすることをいいます。
同一助詞の連続
文書校正の機能の1つで、同一助詞が連続して使われている個所をチェックすることをいいます。
格助詞「の」「で」などは、便利なためよく使われますが、多用すると文章の意味が伝わりにくくなることがあります。「の」「が」が3回以上、「で」「を」が2回以上連続して使われている個所がチェックされます。
[例]
- 文章の全体の意味のまとまりが
- 大急ぎでシステムで対応する
同音異義語
文書校正の機能の1つで、まちがいやすい同音異義語(同じ発音で意味が異なる語)や同訓異字語(同じ読みで表記が異なる語)をチェックすることをいいます。
同義語・類義語
発音や表記は異なるが、意味の同じ、または、似ている語のことです。
[例]
- ぶどう酒/ワイン
- 吉報/朗報
- 交響楽/シンフォニー
二重否定
文書校正機能の1つで、否定表現が重複している個所をチェックすることをいいます。
否定表現が重複した文章は、意味が不明瞭になったり悪い印象を与えたりすることがあります。この機能を使えば、否定表現の重複を防ぐことができます。
[例] 考えてないこともない
表記ゆれ
文書校正機能の1つで、「クラブ」と「倶楽部」のように、同じ意味を表す単語が異なった表記で書かれている個所をチェックすることをいいます。
文書を作る際、文書量が多くなってくると、同じ語句でも異なった表記をしてしまうことがあります。この機能でチェックすると、一括して置換できるので便利です。
並列関係
文書校正機能の1つで、並列の接続詞(助詞)と選択の接続詞(助詞)が、同時に使われている個所をチェックすることをいいます。
[例] 太郎および花子または次郎
難しい語の言い替え
文書校正機能の1つで、一般的には難しいと思われる表現をチェックすることをいいます。
ら抜き表現
文書校正機能の1つで、「〜できる」という可能性を表す「〜られる」が、「ら」抜きで表現されている個所をチェックすることをいいます。
[例] 見れる→見られる