[挿入-フィールド-作成]を選択して、作ることのできるフィールドには、通常フィールドと自動フィールドがあります。この2つは多少性質が異なります。
それぞれの特徴を理解すると、より手軽に、用途に適したフィールドを作ることができます。
【通常フィールドの性質】
- 文字・数字・日付・時間・ページ番号・文書情報の6種類があります。
- 幅を固定したり、文字割付、文字位置などを設定することができます。
- 数字・日付・時間・ページ番号フィールドの場合、書式や数字タイプ、サイズ、飾り文字などを任意に設定することができます。
- 日付・時間フィールドの場合、日付や時間を直接入力するだけでなく、ファイル読込日付やファイル読込時刻、印刷した日付や時刻、保存した日付や時刻を自動的に挿入することができます。
- フィールド内の文字を指定してサイズ・フォントを変えられます。
- フィールド全体を指定して、文字飾りを付けることができます。
- [挿入-フィールド-変更]で設定を変えたり、[挿入-フィールド-フィールド幅変更]でフィールドの幅を変えたりすることができます。
【自動フィールドの性質】
- 印刷日付・印刷時間・ファイル名・ページ番号・見出し・保存日付の6種類があります。
- 種類を選んで[OK]をクリックするだけで、簡単にフィールドを挿入することができます。
- 自動フィールドの幅や文字配置は、自動的に調節されます。
- 自動フィールドの書式は自動的に設定されます。
- 自動フィールド全体を指定して、文字サイズ・フォント・文字飾りを設定することができます。
- [挿入-フィールド-変更]でフィールドの種類を変えたり、[挿入-フィールド-フィールド幅変更]でフィールドの幅を変えたりすることはできません。