インターネット上のWebページで、リンクを設定した部分をクリックすると指定されたURLのページが表示されるように、クリック操作などで文書の間を行き来できます。また、ブックマークを利用して文書の特定の位置へジャンプさせることもできます。
■ハイパーリンクを設定・変更する
文字列や画像などにハイパーリンクを設定します。一度設定したハイパーリンク先をあとから変えたいときも、同じ操作で行います。
■操作
- ハイパーリンク元にしたい文字列や画像枠、オブジェクト枠などを選択します。
- [挿入-ハイパーリンク-作成/変更]を選択します。
[ハイパーリンク]ダイアログボックスが表示されます。
文書が保存されていないときは、保存するかしないかを確認するメッセージが表示されます。 - [ファイル/URL]に、ハイパーリンク先のファイル名またはURLを512文字以内で入力します。
次の操作でもファイル名/URL名を入力することができます。
- [ファイル参照]をクリックする
[ハイパーリンクファイルの選択]ダイアログボックスが表示されます。
[ファイル一覧]から設定したいファイルを選択して、[OK]をクリックします。 - [ウィンドウ参照▼]をクリックする
[ウィンドウ参照▼]をクリックすると、現在開いているドキュメントウィンドウの一覧が表示されます。その一覧の中から設定したいファイルを選択します。開いているドキュメントウィンドウが保存されていない場合は、淡色表示されてクリックできません。
- [ファイル参照]をクリックする
- ハイパーリンク先としてブックマークやタグを利用するときは、[ブックマーク]に入力します。
一太郎または三四郎文書がリンク先の場合は、[ブックマーク]右横の[一覧]をクリックして表示されるブックマークの一覧から選択して入力できます。表示される一覧は、[ファイル/URL]が設定されているかいないかによって異なります。
- [ファイル/URL]が設定されている場合
[ファイル/URL]で指定されたファイルのブックマーク一覧が表示されます。
- [ファイル/URL]が設定されていない場合
現在編集中のファイルのブックマーク一覧が表示されます。
HTML文書がリンク先の場合はタグの <NAME=" "> に対応する部分を入力します。
- [ファイル/URL]が設定されている場合
- 文字列にハイパーリンクを設定する場合、ハイパーリンクに設定した文字列を青文字にするかしないかを選択します。青文字にする場合は、[青色の文字で表示する]を
にします。
- [OK]をクリックします。
指定した文字列や画像枠、オブジェクト枠にハイパーリンクが設定されます。
ハイパーリンクを設定した文字列・枠上にポインタを合わせると、ポインタの形状がに変わり、ハイパーリンクが設定されていることがわかります。
●こんなときは
◆テクニック
?困ったときは
- ハイパーリンクが設定された文字列や、オブジェクト枠・画像枠を選択できない
選択しようとしてクリックすると、ハイパーリンク先にジャンプされてしまう場合は、ハイパーリンクのジャンプを制限します。
■関連項目
■ハイパーリンク先を開く
設定したハイパーリンク先を開くには、次のような方法があります。
■操作
【マウスでクリックする】
- ハイパーリンクを設定している文字列やオブジェクト枠、画像枠などの上にポインタを合わせます。
- ポインタの形状が
になったら、クリックします。
ハイパーリンク先の文書が開きます。
【Enterキーを押す】
- ハイパーリンク先を設定している文字列の上にカーソルを合わせます。オブジェクト枠や画像枠のような枠の場合は、枠を選択します。
- Enterキーを押します。
ハイパーリンク先の文書が開きます。
【ショートカットメニュー[ハイパーリンクを開く]を選択する】
- ハイパーリンクを設定している文字列やオブジェクト枠、画像枠などの上で右クリックして表示されるショートカットメニューの[ハイパーリンクを開く]を選択します。
ハイパーリンク先の文書が開きます。
<コラム>ハイパーリンクツールボックスの使い方
ハイパーリンク先の文書を開くと、一太郎上にハイパーリンクツールボックスが表示されます。
ボタン名 | 説明 |
---|---|
戻る | 1つ前に表示されていた文書に戻ります。 |
進む | 1つ先に表示されていた文書に進みます。 |
再読込 | 表示されている文書をもう一度読み込みます。 |
通信切断 | ダイヤルアップ接続を切断します。 |
ハイパーリンク設定 | 文字列や画像などにハイパーリンクを設定します。 |
インターネットオプション | インターネット接続時に必要なプロクシやキャッシュ、接続方法などの設定を行います。 |
URL入力 | 現在表示しているファイル名/URLが表示されます。また、ここにファイル名やURLを入力して、その文書を開くこともできます。右端の▼をクリックして表示されるURLの履歴から選択することもできます。 |
履歴表示 | ハイパーリンクで文書を開いたとき、その文書が開かれるまでファイル名を履歴として表示します。現在表示されている文書名にはチェックマークが付きます。履歴として表示されているファイル名/URLをクリックして、文書を開くこともできます。 |
●こんなときは
- ハイパーリンクのツールボックスを表示しないように設定することもできます。
[ツール-オプション-オプション]で[操作環境-コマンド操作]の[ハイパーリンク操作時にツールボックスを表示する]を[しない]に設定します。