文書のファイルサイズを小さくして保存するには、次の2とおりの方法があります。
■文書全体を圧縮して保存する
文書全体を圧縮して保存します。
通常形式で圧縮保存した文書の拡張子は「*.JTDC」、定型形式で圧縮保存した文書の拡張子は「*.JTTC」です。また、文書を示すアイコンは です。
圧縮して保存した文書は、[ファイル-開く]などで通常の文書と同じ操作で開くことができます。
!注意
- 圧縮して保存した文書は、一太郎11以降のバージョンの一太郎でしか開くことができません。
■操作
- [ファイル-名前を付けて保存]を選択します。
- ファイルを保存する場所を指定します。
[場所]の右端の▼をクリックして、目的のドライブ・フォルダを選択します。
ドライブ・フォルダにあるフォルダやファイルが一覧表示されます。
- [ファイル名/URL]に、ファイル名を入力します。
- [圧縮]をクリックします。
[保存形式]として[通常(圧縮)]が選択されます。
*操作4 の前に、[保存形式]で[定型]/[7定型]/[Ver6定型]/[Ver5定型]を選択していたり、[ファイル名/URL]に定型形式の拡張子(.JTT/.JVW/.JUW/.JTW)を入力していた場合は、[定型(圧縮)]が選択されます。
※[保存形式]の右端の▼をクリックして[通常(圧縮)]または[定型(圧縮)]を選択することもできます。
- [OK]をクリックします。
文書が圧縮して保存されます。
通常(圧縮)文書の拡張子は「*.JTDC」、定型(圧縮)文書の拡張子は「*.JTTC」です。
※[編集-補助-ファイルへコピー]を実行して文書の一部分だけを保存するときにも、圧縮して保存できます。
■絵やイラスト(画像枠)を圧縮して保存する
文書に画像枠を入れると、文書のサイズが大きくなります。画像枠を圧縮して保存すると、文書のファイルサイズを小さくできます。
※画像の圧縮は、通常文書または定型文書として保存するときだけ利用できます。
■操作
- [ファイル-名前を付けて保存]を選択します。
- ファイルを保存する場所を指定します。
[場所]の右端の▼をクリックして、目的のドライブ・フォルダを選択します。
ドライブ・フォルダにあるフォルダやファイルが一覧表示されます。
- [ファイル名/URL]に、ファイル名を入力します。
- [保存形式]の右端の▼をクリックして表示される一覧から、[通常]または[定型]を選択します。
- [詳細]をクリックします。
- [画像枠のファイルサイズを小さくする]をクリックして
にします。
- [OK]をクリックします。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスに戻ります。
- [OK]をクリックします。
画像枠が圧縮されて保存されます。
※[ファイル-名前を付けて保存]を選択して[OK]をクリックしたときに表示されるダイアログボックスで、[圧縮する]をクリックするのも同じ機能です。
※[編集-補助-ファイルへコピー]を実行して文書の一部分だけを保存するときにも、画像を圧縮して保存できます。
!注意
- 画像データの形式によっては、旧バージョンの一太郎で文書を開いたときに画像枠が白抜きで表示されます。
- GIF/JPEG/WMF/EMF
…一太郎8以前のバージョンで開くと白抜きで表示される
- PNG
…一太郎9以前のバージョンで開くと白抜きで表示される
- BMP
…一太郎10以前のバージョンで開くと白抜きで表示される
- GIF/JPEG/WMF/EMF
●こんなときは
- 文書ごとに指定するのではなく、通常・定型形式で保存するときに常に画像を圧縮して保存するように設定しておくこともできます。
[ツール-オプション-オプション]の[ファイル操作-保存処理]の[画像枠を圧縮保存する]で、[圧縮する]を選択します。
- オブジェクト枠が入った文書の場合は、オブジェクト枠を画像枠に変換することで文書サイズを小さくできます。
関連項目/ファイル操作−テクニック
■関連項目
- 文書の一部分だけを保存したり、シート単位に分けて保存したりして、1つのファイルサイズを小さくする方法もあります。
◆テクニック