文書中の英単語のつづりがまちがっていないか、辞書に基づいてチェックすることができます。
チェックに使う辞書は、英単語辞書と日本語名称辞書、英語チェック用ユーザー辞書の3つです。用途に合わせて辞書を切り替えることもできます。
スペルチェックを実行したあとは、通常の編集状態に戻り、チェック個所はマーク表示されます。マーク表示された単語は、ショートカットメニューを使って簡単に訂正することができます。
■スペルチェックを行う
■操作
- [ツール-スペルチェック-実行]を選択します。
スペルチェックが実行され、チェック個所はマーク表示(青い波線)されます。
※チェックは、[ツール-スペルチェック-設定]で設定している項目や辞書に基づいて行われます。
●こんなときは
■チェックされた単語のスペルを訂正する
スペルチェックを実行すると、すべてのチェック個所がマーク表示されるので、その中から、訂正の必要な単語を選んで、訂正していきます。
■操作
【ショートカットメニューに表示された訂正候補を選択する場合】
- マーク表示上で右クリックして表示されるショートカットメニューから、訂正候補の単語を選択します。
チェック個所に訂正候補が反映され、マーク表示が消えます。
※訂正候補の数が5個を超える場合には、ショートカットメニューに[その他の候補]という項目が表示されます。選択すると、[スペルチェック]ダイアログボックスが表示されます。
【ダイアログボックスを表示して訂正候補を選択する場合】
ダイアログボックスを表示しておくと、チェック個所を順にたどって訂正したり、一括置換したりすることができます。
- マーク表示上で右クリックして表示されるショートカットメニューから、[詳細]を選択します。
- [候補一覧]から、置換したい単語を選択します。
- [置換]または[全て置換]をクリックします。
チェック個所に訂正候補が反映され、マーク表示が消えます。
[全て置換]をクリックした場合は、[対象]と同じ表記で、かつ同じ指摘の誤りの個所に、まとめて訂正候補が反映されます。
[スペルチェック]ダイアログボックスが表示されます。
[候補]に選択した単語が表示されます。
置換したい単語が[候補一覧]にない場合は、[候補]に直接入力します。
■チェック個所のマーク表示をすべて消す
■操作
- [ツール-スペルチェック-スペルチェックのマーク表示をクリア]を選択します。
文書中のチェック個所のマーク表示(青い波線)がすべて消えます。
●こんなときは
- 特定のマーク表示だけ消したい場合は、マーク表示上で右クリックして表示されるショートカットメニューから、[詳細]を選択し、表示される[スペルチェック]ダイアログボックスで[マーククリア]を選択します。
<コラム>マーク表示上のショートカットメニューについて
スペルチェックのマーク表示上で右クリックして表示されるショートカットメニューには、次の項目があります。
- スペルチェック指摘理由
スペルチェックで指摘された単語の指摘理由を表示します。
- 訂正候補
チェックされた単語の訂正候補を表示します。訂正候補を選択すると、本文の単語がその訂正候補に置き換わります。
- 以後無視
特定の単語をチェックしたくない場合に選択します。今後スペルチェックを実行しても、その単語はチェックされません。
- 辞書登録
スペルチェック用辞書へ単語を登録します。辞書に登録した単語は、今後スペルチェックを実行しても、チェックされません。
- 詳細
チェックされた個所の指摘理由や訂正候補の一覧が表示されます。
- 前の校正マークへジャンプ/次の校正マークへジャンプ
カーソル位置から文頭または文末のチェック個所へ移動します。