シンキングバーとは、画面左側に表示されるタブとボタンの部分のことです。
マルチビューモードのシンキングバーには、ビュータイプの属性設定ボタンや表示するビュータイプの切り替えボタンなどが用意されています。
- [マルチビュー]シンキングバーの使い方
- 段落にビュータイプの属性を設定する/解除する
- ビュータイプを切り替えて文書を絞り込んで表示する
- 絞り込んでいる状態を別文書として取り出す
- 注釈行の設定や表示を切り替える
- <操作例>1つのプレゼンテーション用の企画書から、3タイプの文書を作る
- 注意/こんなときは/関連項目
■[マルチビュー]シンキングバーの使い方
- 作業モードの切り替えタブ
- タブをクリックして、作業モードを切り替えます。
- アウトラインスタイル
クリックすると、アウトラインスタイルモードに切り替わります。
文書の構成をアウトラインでとらえながら、アウトラインレベルに見合った段落スタイルを設定していくことができる一太郎2004の新しい画面です。 - 基本編集
クリックすると、基本編集モードに切り替わります。
これまでの一太郎と同じ基本の画面です。文字や書式、レイアウトのほか、枠や図形の操作などもできます。 - マルチビュー
クリックするとマルチビューモードに切り替わります。
文書の内容を利用目的や相手に合わせて絞り込んで見せることができる一太郎2004の新しい画面です。
- アウトラインスタイル
[マルチビューAタイプで表示する段落に設定]
- クリックすると、カーソルのある段落または範囲指定している段落にビュータイプAの属性が設定されます。
[マルチビューAタイプで表示する設定を解除]
- クリックすると、カーソルのある段落または範囲指定している段落に設定しているビュータイプAの属性が解除されます。
[マルチビューAタイプで表示する段落の設定/解除]
- クリックすると、カーソルのある段落または範囲指定している段落にビュータイプAの属性が設定されます。すでにビュータイプAの属性が設定されている場合は、設定が解除されます。
[マルチビューBタイプで表示する段落に設定]
- クリックすると、カーソルのある段落または範囲指定している段落にビュータイプBの属性が設定されます。
[マルチビューBタイプで表示する設定を解除]
- クリックすると、カーソルのある段落または範囲指定している段落に設定しているビュータイプBの属性が解除されます。
[マルチビューBタイプで表示する段落の設定/解除]
- クリックすると、カーソルのある段落または範囲指定している段落にビュータイプBの属性が設定されます。すでにビュータイプBの属性が設定されている場合は、設定が解除されます。
[マルチビューCタイプで表示する段落に設定]
- クリックすると、カーソルのある段落または範囲指定している段落にビュータイプCの属性が設定されます。
[マルチビューCタイプで表示する設定を解除]
- クリックすると、カーソルのある段落または範囲指定している段落に設定しているビュータイプCの属性が解除されます。
[マルチビューCタイプで表示する段落の設定/解除]
- クリックすると、カーソルのある段落または範囲指定している段落にビュータイプCの属性が設定されます。すでにビュータイプCの属性が設定されている場合は、設定が解除されます。
[マルチビュータイプの表示を解除してすべての段落を表示]
- クリックすると、ビュータイプの属性にかかわらず、編集中の文書のすべての段落が表示されます。
[マルチビューAタイプで表示]
- クリックすると、編集中の文書がマルチビューAタイプで表示されます。
[マルチビューBタイプで表示]
- クリックすると、編集中の文書がマルチビューBタイプで表示されます。
[マルチビューCタイプで表示]
- クリックすると、編集中の文書がマルチビューCタイプで表示されます。
[注釈行の設定/解除]
- クリックすると、カーソルのある段落または範囲指定している段落が注釈行に設定されます。すでに注釈行に設定されている場合は、設定が解除されます。
[注釈行の表示/非表示]
- クリックすると、注釈行の表示/非表示が切り替わります。
[現在の表示内容だけを別文書として作成]
- クリックすると、現在編集画面上に絞り込み表示されている文書の内容が、新しい文書ウィンドウに取り出されます。
ビュータイプを切り替えて文書を絞り込み表示している状態を、別の文書として編集・保存することができます。
■段落にマルチビュータイプの属性を設定する/解除する
ビュータイプは1文書につき3つ(A/B/C)まで設定できます。
同じ段落に2つ以上のビュータイプの属性を設定することもできます。
■操作
- シンキングバーの[マルチビュー]タブをクリックします。
マルチビューモードに切り替わり、シンキングバーの内容がマルチビュー用になります。
【ビュータイプの属性を設定する場合】
- ビュータイプの属性を設定したい段落にカーソルを合わせる、または、範囲指定します。
- シンキングバーの
[マルチビューAタイプで表示する段落に設定]/
[マルチビューBタイプで表示する段落に設定]/
[マルチビューCタイプで表示する段落に設定]をクリックします。
指定した段落に選択したビュータイプの属性が設定されます。
【ビュータイプの属性を解除する場合】
- ビュータイプの属性を解除したい段落にカーソルを合わせる、または、範囲指定します。
- シンキングバーの
[マルチビューAタイプで表示する設定を解除]/
[マルチビューBタイプで表示する設定を解除]/
[マルチビューCタイプで表示する設定を解除]をクリックします。
指定した段落の、選択したビュータイプの属性が解除されます。
※ [マルチビューAタイプで表示する段落の設定/解除]/
[マルチビューBタイプで表示する段落の設定/解除]/
[マルチビューCタイプで表示する段落の設定/解除]をクリックしても、それぞれのビュータイプの設定/解除を切り替えることができます。
●こんなときは
- 各段落の縦ルーラーの[A]/[B]/[C]列をクリックしても、それぞれのビュータイプ属性の設定/解除ができます。
■ビュータイプを切り替えて文書を絞り込んで表示する
ビュータイプは1文書につき3つ(A/B/C)まで設定できます。
絞り込む前に、それぞれの段落にビュータイプの属性を設定しておく必要があります。
■操作
- シンキングバーの[マルチビュー]タブをクリックします。
マルチビューモードに切り替わり、シンキングバーの内容がマルチビュー用になります。
【ビュータイプを切り替えて文書を絞り込む場合】
- シンキングバーの
[マルチビューAタイプで表示]/
[マルチビューBタイプで表示]/
[マルチビューCタイプで表示]をクリックします。
それぞれのビュータイプの属性が設定されている段落だけが絞り込んで表示されます。
【絞り込み表示を解除する場合】
- シンキングバーの
[マルチビュータイプの表示を解除してすべての段落を表示]をクリックします。
クリックすると、ビュータイプの属性にかかわらず、編集中の文書のすべての段落が表示されます。
●こんなときは
- 縦ルーラーの[A]/[B]/[C]をクリックしても、ビュータイプの切り替えができます。
■絞り込んでいる状態を別文書として取り出す
ビュータイプを切り替えて文書を絞り込み表示している状態を、別の文書として編集・保存することができます。
先に文書を絞り込み表示しておきます。
■操作
- シンキングバーの
[現在の表示内容だけを別文書として作成]をクリックします。
現在編集画面上に絞り込み表示されている文書の内容が、新しい文書ウィンドウに取り出されます。
- 必要に応じて、編集したり名前を付けて保存したりします。
※新しく作られた文書では、絞り込みで表示されていなかった内容(段落)の情報は削除されています。
※新しく作られた文書には、元の文書の文書スタイルが引き継がれます。
■注釈行の設定や表示を切り替える
■操作
- シンキングバーの[マルチビュー]タブをクリックします。
マルチビューモードに切り替わり、シンキングバーの内容がマルチビュー用になります。
【注釈行に設定する場合】
- 注釈行に設定したい段落にカーソルを合わせる、または、範囲指定します。
- シンキングバーの
[注釈行の設定/解除]をクリックします。
指定した段落が注釈行になります。
【注釈行の設定を解除する場合】
- 注釈行の設定を解除したい段落にカーソルを合わせる、または、範囲指定します。
- シンキングバーの
[注釈行の設定/解除]をクリックします。
指定した段落の注釈行の設定が解除されます。
【注釈行の表示/非表示を切り替える場合】
- シンキングバーの
[注釈行の表示/非表示]をクリックします。
クリックするたびに注釈行の表示/非表示が切り替わります。
●こんなときは
- 縦ルーラーの[*]をクリックしても、注釈行の表示/非表示を切り替えることができます。また、各段落の[*]列をクリックすると、注釈行の設定/解除ができます。
■関連情報
→画面上に表示されるだけで印刷されない段落を設定する−注釈行−
注意/こんなときは/関連項目
▼注意
- シンキングバーの表示位置を画面の上側/下側/右側に移動することはできません。
- 文書ウィンドウが1つもない場合や、すべての文書ウィンドウを最小化している場合は、[表示-シンキングバー-シンキングバー表示]の設定にかかわらずシンキングバーは表示されません。
●こんなときは
- シンキングバーを非表示にしている場合は、ナレッジウィンドウの[ビュー切替]でもビュータイプ属性の設定やビュータイプの切り替え、別文書への保存などが操作できます。
■関連情報