一太郎2004には、あらかじめ6種類の一太郎のタイプが登録されています。これらのタイプのことを初期登録タイプと呼びます。
ここでは、それぞれの初期登録タイプの一太郎について、特徴や設定内容について説明しています。
■標準タイプ
標準的な画面構成の一太郎です。
セットアップ直後やタスクバーの常駐アイコンからは、このタイプの一太郎が起動します。
■シンプルタイプ
キー操作が中心で、シンプルな画面構成の一太郎です。
ツールボックスやナレッジウィンドウを表示しないので、高速に起動できます。
標準タイプとは、次の設定が異なります。
- 画面関連の設定
- 編集画面タイプ:ドラフト編集
- 横ルーラー表示:オフ
- ナレッジウィンドウを表示する:オフ
- ファンクションキー表示:オフ
- シンキングバー表示:オフ
- ツールボックスの設定
- ツールボックス:なし
- オプションの設定
- [コマンド操作-コマンド操作]の[プロフェッショナル画面以外でのAltキーの動作]:[Altコマンドを表示する]
- [ファイル操作-ファイル操作]の[文書の画面表示設定を読み込む]:[読み込まない]
■一太郎Liteタイプ
一太郎Lite風のシンプルな画面構成の一太郎です。
ツールボックスを縦型で配置するので、編集画面を広く使うことができます。
標準タイプとは、次の設定が異なります。
- 画面関連の設定
- 編集画面タイプ:ドラフト編集
- ナレッジウィンドウを表示する:オフ
- シンキングバー表示:オフ
- ツールボックスの設定
- 使用頻度の高いアイコンに限定されたツールボックス
- 画面左側に縦型で配置
- アイコンサイズ大
- オプションの設定
- [ファイル操作-ファイル操作]の[文書の画面表示設定を読み込む]:[読み込まない]
■一太郎Ver.3タイプ
一太郎Ver.3風の画面の背景が黒い一太郎です。
行間ラインやツールボックスを表示せず、キー操作が中心になります。
標準タイプとは、次の設定が異なります。
- 画面関連の設定
- 編集画面タイプ:ドラフト編集
- 背景色:黒
- 文字色:白
- 行間ライン表示:オフ
- ナレッジウィンドウを表示する:オフ
- ファンクションキー表示:オフ
- シンキングバー表示:オフ
- ツールボックスの設定
- ツールボックス:なし
- オプションの設定
- [コマンド操作-コマンド操作]の[プロフェッショナル画面以外でのAltキーの動作]:[Altコマンドを表示する]
- [ファイル操作-ファイル操作]の[文書の画面表示設定を読み込む]:[読み込まない]
- 文書スタイル・書式関連の設定
- 文書スタイルの[欧文フォント]:和文フォント
▼注意
- タイプに記憶されている文書スタイルの設定は、現在開いている文書や既存ファイルを開いたときには反映されません。タイプを切り替えたあと新規作成する文書に反映されます。
■プロフェッショナルタイプ
キー操作を中心に文書を作る人が使いやすいようにデザインされた一太郎です。
キーで簡単に選択できるAltコマンドやF1コマンドなどが用意されています。
標準タイプとは、次の設定が異なります。
- 画面関連の設定
- プロフェッショナル:オン
■縦組タイプ
縦書き文書を作るのに適した画面構成の一太郎です。
新規文書は、書式の設定も縦書きにあう内容になります。
標準タイプとは、次の設定が異なります。
- 画面関連の設定
- 表示倍率の倍率:印字長
- ツールボックスの設定
- 使用頻度の高いアイコンに限定されたツールボックス
- 画面左側に縦型で配置
- 文書スタイル・書式関連の設定
- 文書スタイル
- 字数・行数優先:オフ
- 文字組:縦組
- 行数:36行
- 行間:76%
- 用紙設定:A4 単票・横方向
- ペース位置:行中
- 連番
- 数字種類:漢数字を選択
- ページ参照
- 数字種類:漢数字を選択
- 番号飾り:「一頁参照」に変更
- 脚注
- 脚注オプションの[縦組のとき縦中横で表示する]:オン
- 文書スタイル
▼注意
- タイプに記憶されている文書スタイルの設定は、現在開いている文書や既存ファイルを開いたときには反映されません。タイプを切り替えたあと新規作成する文書に反映されます。
- タイプに記憶されている連番書式・連番参照書式・ページ参照書式・脚注書式の設定は、一度でも各機能の設定をしたことがある文書には反映されません。各機能を一度も設定したことがない文書やタイプを切り替えたあと新規作成する文書に反映されます。