iATOKを使うときの操作や表示される画面の使い方について説明しています。
入力操作
候補ウィンドウ
クイックブラウザ
インターネット接続
■入力中の文字を元にiATOKを使う
iATOKモードにしてからことばの読みを入力するのではなく、すでに入力中の文字を元にiATOKを使うことができます。
文字を入力中の状態で、Ctrl+変換キーを押します。
この場合、直前に選択していたコンテンツが有効になり、入力中のことばに該当する候補の一覧が表示されます。
コンテンツを変更したいときは、コンテンツ名の右側の▼をクリックして最近使ったコンテンツの中から選択するか、[一覧]をクリックして他のコンテンツを選択します。
■数字を入力する
セットアップ直後の状態では、候補ウィンドウが表示されているときに数字キーを押すと、押した数字の候補が選択されます。
数字を読みとして入力するときは、候補ウィンドウの [候補メニュー]をクリックして、表示されるメニューから[候補選択に数字キーを使う]を選択します。
コマンド名の横のチェックマーク(レ)がはずれ、数字キーを押したときに、数字が読みとして入力されるようになります。
■利用したいコンテンツを選択する
現在選択されているコンテンツとは別のコンテンツを利用したいときは、次の方法で行います。
■操作
- 最近使ったコンテンツから選択するとき
現在のコンテンツ名の右側の▼をクリックして、利用したいコンテンツ名を選択します。
キーで操作するときは、Endキーを押します。
- コンテンツの一覧から選択するとき
現在のコンテンツ名の右端にある[一覧]をクリックするとコンテンツ名の一覧が表示されるので、利用したいコンテンツ名をクリックします。
キーで操作するときは、Homeキーを押してコンテンツ名の一覧を表示し、利用したいコンテンツ名を選択してEnterキーを押します。
インターネット上で提供されているコンテンツを利用したいときは、[ATOKチャンネル]を選ぶとインターネットのサーバー上にあるコンテンツの一覧に切り替わります。
※表示されるコンテンツは、実際の画面と異なる場合があります。
■候補一覧の表示を切り替える
- 候補が10個以上あるときに、候補一覧を切り替える
候補ウィンドウには最大9個までの候補が表示されます。
候補が10個以上ある場合は、一覧の最下部に[0.続き...]と表示され、次のようにして候補一覧を切り替えることができます。
- 続きの候補一覧を表示する
変換キーを押します。
- 前の候補一覧に戻る
Shift+変換キーを押します。
- 続きの候補一覧を表示する
- 候補が階層化されて登録されているときに、候補一覧を切り替える
候補の中には、階層化して登録されているものがあります。
この場合は、候補の左側にが付いて表示されます。
- 下の階層の候補一覧を表示する(
が付いた候補に含まれる候補を表示する)
が付いた候補を選択して、→キーを押します。
- 1つ上の階層の候補一覧に戻る
←キー または Backspaceキーを押します。
- 下の階層の候補一覧を表示する(
- Webブラウザを起動して、選択している候補のホームページや辞書の内容を表示する
表示したい候補を選択して、候補ウィンドウの[ブラウザ起動]をクリックします。
ただし、利用しているコンテンツによっては実行できません。
■候補メニュー
候補ウィンドウの [候補メニュー]をクリックすると、次の候補メニューが表示されます。
候補メニューからも、候補一覧の表示を切り替えたり、選択している候補のURLを入力したりできます。
- 次候補移動
次の候補にカーソルを動かします。
- 前候補移動
前の候補にカーソルを動かします。
- 次候補群表示
候補が10個以上ある場合に、続きの候補一覧を表示します。
- 前候補群表示
候補が10個以上ある場合に、続きの候補一覧を表示したとき、前の候補一覧に戻ります。
- URL確定
選択している候補のURLを、カーソル位置に入力します。
ただし、利用しているコンテンツによっては実行できません。
- ハイパーリンク確定
選択している候補名を入力し、そのURLをハイパーリンクとして設定します。
入力先のアプリケーションが一太郎11以降の場合は、ハイパーリンク機能が設定されて入力されます。その他のアプリケーションの場合は、アンカー(Aタグ)として入力されます。
ただし、利用しているコンテンツによっては実行できません。
- ブラウザ起動
Webブラウザを起動して、選択している候補のホームページや辞書の内容を表示します。
候補ウィンドウの[ブラウザ起動]をクリックするのも同じ機能です。
ただし、利用しているコンテンツによっては実行できません。
- コンテンツ一覧
コンテンツの一覧から、利用したいコンテンツを選択します。
現在のコンテンツ名の右端にある[一覧]をクリックするのも同じ機能です。
- コンテンツ履歴
最近使ったコンテンツの中から、利用したいコンテンツを選択します。
現在のコンテンツ名の右側の▼をクリックするのも同じ機能です。
- クイックブラウザ表示
クイックブラウザの表示/非表示を切り替えます。
クイックブラウザが表示されている場合は、コマンド名の横にチェックマーク(レ)が付きます。
- クイックブラウザ自動更新
クイックブラウザが表示されている場合に、候補ウィンドウでの候補の選択に従って、クイックブラウザの画面を自動的に更新するかしないかを切り替えます。
自動的に更新する設定になっている場合は、コマンド名の横にチェックマーク(レ)が付きます。
- 候補選択に数字キーを使う
数字キーを押したときに、押した数字の候補を選択するか、数字を読みとして入力するかを切り替えます。
数字キーで候補を選択する設定になっている場合は、コマンド名の横にチェックマーク(レ)が付きます。
- 拡大表示
候補ウィンドウを大きく表示するか、元の表示に戻すかを切り替えます。
拡大表示している場合は、コマンド名の横にチェックマーク(レ)が付きます。
候補ウィンドウの左上の[拡大表示]をクリックするのも同じ機能です。
■クイックブラウザを表示しないようにする
F4キーを押します。
F4キーを押すたびに、クイックブラウザの表示/非表示が切り替わります。
■クイックブラウザの画面が自動的に更新されるようにする
クイックブラウザが表示されている場合に、候補ウィンドウで別の候補を選択すると同時に、クイックブラウザの画面が次々と変わるようにできます。
候補ウィンドウの [候補メニュー]をクリックして、表示されるメニューから[クイックブラウザ自動更新]を選択します。
コマンド名の横にチェックマーク(レ)が付き、候補ウィンドウでの候補の選択に従って、クイックブラウザの画面が更新されるようになります。
[クイックブラウザ自動更新]を選択するたびに、自動的に更新するかしないかが切り替わります。
■クイックブラウザ上のアイコン
[戻る]/
[進む]
前に表示していた内容と行き来します。
[中止]
表示に時間がかかっているときに、表示を中止します。
Webページの読み込みに時間がかかっているなど、Webページやサーバーが機能していないようなときにクリックします。
[ブラウザ起動]
Webブラウザを起動して、クイックブラウザに表示されている内容を表示します。
ただし、表示されているホームページや辞書の内容によっては実行できません。
[URLコピー]
クイックブラウザに表示されているホームページや辞書のURLが、クリップボードに積み込みまれます。
ただし、表示されているホームページや辞書の内容によっては実行できません。
[iATOKホームページ]
Webブラウザを起動して、iATOKのホームページを表示します。
[ヘルプ]
ATOKのヘルプを表示します。
■インターネットへの接続と切断について
iATOKを使ってインターネットサービスを利用するときは、インターネット上のサーバーから各サービスの情報を取得するため、インターネットに接続している必要があります。
- インターネットに接続していない状態で、インターネット上のコンテンツを選択した場合
ダイヤルアップ接続でインターネットを利用している場合に、インターネットに接続していない状態でインターネット上のコンテンツを選択すると、候補ウィンドウに[インターネットに接続]と表示されます。
この場合は、次のようにしてインターネットに接続できます。- [インターネットに接続]を選択してEnterキーを押します。
- ダイヤルアップ接続の画面が表示されるので、[接続]をクリックし、インターネットに接続します。
ダイヤルアップ接続の画面は、ほかのアプリケーションのうしろになって見えない場合があります。この場合は、Windowsのタスクバーにある[ダイヤルアップ接続]をクリックして、手前に表示してください。
- オフライン作業状態でiATOKモードにした場合
Webブラウザがオフライン作業状態でiATOKモードにしたときも、上記と同じように候補ウィンドウが表示されます。
この場合は、次のようにしてオフライン作業状態を解除できます。- [インターネットに接続]を選択してEnterキーを押します。
- オフライン作業状態であることを知らせるメッセージが表示されるので、[接続]をクリックし、オフライン作業状態を解除します。
- ダイヤルアップ接続の切断
iATOKモードを終了して、日本語入力する通常のモードに戻っても、ダイヤルアップ接続は切断されません。
次のようにしてダイヤルアップ接続を切断します。- クイックブラウザの画面左上にあるアイコン
をクリックして、表示されるメニューから[iATOKの終了]を選択します。
クイックブラウザが終了すると同時にiATOKモードが終了します。
このときはまだ、ダイヤルアップ接続は切断されていません。 - タスクトレイにあるダイヤルアップのアイコン上で右クリックして、表示されるメニューから[切断]を選択します。
- クイックブラウザの画面左上にあるアイコン
?困ったときは
- 「サーバーに接続できませんでした」と表示される
iATOKを使ってインターネットサービスを利用するときは、インターネット上のサーバーから各サービスの情報を取得するため、インターネットに接続している必要があります。
次のことを確認してください。- Internet Explorer 5.5(SP2)以上を使って、インターネットに接続できるかどうかを確認してください。
iATOKを使うには、Internet Explorer 5.5(SP2)以上で、インターネットに接続できる必要があります。
- インターネットに接続できるのにiATOKを利用できない場合は、サーバーがダウンしているなどの可能性があります。
サーバーのメンテナンス状況については、http://www.iatok.com/をご覧ください。
- Internet Explorer 5.5(SP2)以上を使って、インターネットに接続できるかどうかを確認してください。