ATOK17を削除したり、ハードディスクをフォーマットしたあとにATOK17を再セットアップする場合、単語登録やキー割付などの内容が保存されたユーザーフォルダを「JSバックアップ・リストアツール」を利用してバックアップしておくと、再セットアップ後も使用することができます。
また、万一のトラブルに備えて、大切なデータは定期的にバックアップすることをおすすめします。
■バックアップをとる方法
■操作
- JSバックアップ・リストアツールを起動します。
- CD-ROMドライブにATOK17が含まれる製品のCD-ROMを入れます。
自動的にセットアップ開始画面が表示された場合は、[終了]をクリックします。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行]を選択します。
- [参照]をクリックします。
- [ファイルの場所]欄をクリックし、CD-ROMのアイコンを選択します。
- SUPPORTフォルダをダブルクリックします。
- 「JSIBKRS.EXE(またはJSIBKRS)」を選択し、[開く]をクリックします。
- [ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスで、以下のように表示されていることを確認し、[OK]をクリックします。
「?:\SUPPORT\JSIBKRS.EXE」※「?」には、CD-ROMのドライブ名がアルファベットで自動的に入ります。
JSバックアップ・リストアツールが起動します。
- CD-ROMドライブにATOK17が含まれる製品のCD-ROMを入れます。
- [バックアップ/リストア]で[バックアップ(退避)]を選択します。
- [アプリケーション名]の一覧から[ATOK17]を選択します。
選択した内容を取り消したい場合は、選択したアプリケーション名の上でクリックします。
※バックアップされるファイル内容を確認したい場合は、[バックアップについて]をクリックして表示される「BKUP.TXT」で確認します。
- [バックアップ先フォルダ指定]でバックアップしたファイルを保存する場所を指定します。
バックアップは、環境にあるファイルや対象となる設定情報ファイルをここで指定するドライブ・フォルダに一括してコピーします。このため、容量が十分ある場所を指定してください。
- [実行]をクリックします。
バックアップ対象ファイル数によっては時間がかかる場合があります。
- 「バックアップを完了しました」と表示されたら、[OK]をクリックします。
- [JSバックアップ・リストアツール]画面に戻ったら、[終了]をクリックします。
■バックアップを取ったファイルを利用する方法(リストア)
バックアップしたファイルを、リストアします。以下の作業は、再セットアップの手順がすべて終了してから実行します。
※動作不正が原因で再セットアップを実行した場合、正常に動作することを確認してから、バックアップファイルを戻してください。
再セットアップした直後は正常で、バックアップしたファイルを元に戻すと動作が不正になる場合、バックアップしたファイルに不正な情報が記憶されていると考えられます。
■操作
●バックアップを行った環境から変更がない場合
バックアップの操作を行ったあと、ATOK17を他のドライブにセットアップしなおしたり、フォーマットなどを行っていない場合は、以下のように操作します。
- JSバックアップ・リストアツールを起動します。
- [バックアップ/リストア]で[リストア(復元)]を選択します。
- [アプリケーション名]の一覧から[ATOK17]を選択し、[実行]をクリックします。
ファイル数によってはリストアに時間がかかる場合があります。
- 「リストアを完了しました」というメッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。
●バックアップを行った環境から変更した場合
ジャストシステム製品を完全に削除したり、別の本体にリストアしようとする場合は、以下のように操作します。
- JSバックアップ・リストアツールを起動します。
- [バックアップ/リストア]で[ファイルを指定してリストア]を選択します。
- [リストアファイル指定]をクリックします。
- [ファイルを開く]画面の[ファイルの場所]で、バックアップをとった保存先ドライブ・フォルダを指定します。
初期値は C:\ (Windowsが転送されているドライブ)です。
- Jsbackupフォルダをダブルクリックします。
- ATOK17フォルダをダブルクリックします。
- 一覧に表示される「ATOK17.JRS」を選択し、[開く]をクリックします。
- [アプリケーション名]の一覧で、[ATOK17]が反転していることを確認し、[実行]をクリックします。
ファイル数によってはリストアに時間がかかる場合があります。
- 「リストアを完了しました」と表示されたら、[OK]をクリックします。
■こんなときは
■バックアップしたフォルダが不要になったので削除したい
コピー終了後、バックアップしたフォルダが不要になった場合は、エクスプローラ等で削除しても問題ありません。
■操作
- エクスプローラを起動します。
- 削除したいフォルダを選択します。
初期値は、「?:\Jsbackup」です。
※「?」にはWindowsが転送されているドライブ名が入ります。
- [ファイル-削除]を選択します。
- 確認のメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。