ATOKプロパティで、現在のプロパティを[MS-IME設定]にすると、MS-IMEと同じようなキー割付けや入力設定に変更できますが、一部、MS-IMEと異なる操作があります。
ここでは、MS-IME設定にしたときの、主な制限事項についてまとめています。
※次のような設定のときも同様です。
ATOKプロパティで、現在のプロパティを[MS-IME メールソフト用入力設定][MS-IME Excel用入力設定][MS-IME Word用入力設定]にしているとき
ATOKプロパティの[キー・ローマ字・色]シートの、スタイル一覧で[MS-IME][MS-IME97]を選択しているとき
■編集操作
●文節内編集
MS-IME | 任意の文節を注目文節にしてEscキー、またはBackspaceキーを押すと、その文節の変換だけ解除される |
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ATOK | 任意の文節を注目文節にしてEscキー、またはBackspaceキーを押すと、その文節以降の変換が解除される |
●注目文節移動
MS-IME | 最後の文節で→キーを押すと、最初の文節に注目文節が移動する |
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ATOK | 最後の文節で→キーを押しても、注目文節は移動しない |
●文節区切り変更
MS-IME | Shift+→で未確定文字列の最後まで文節を伸ばすと、それ以上はカーソルが移動しない |
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ATOK | Shift+→で未確定文字列の最後まで文節を伸ばすと、最初の区切り位置にカーソルが移動する |
■キー割付け
●英数キーの動作
MS-IME | 半角入力とひらがな入力が交互に切り替わる |
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ATOK | 入力文字種全角無変換へ切り替わる |
●読みの英字/カナ置換
MS-IME | F10キー |
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ATOK | F11キー |