●コネクタ
- コネクタを含む図面を花子11以下のバージョンで読み込んだ場合、コネクタはただの合成図形として動作します。
- 花子11以下のバージョンで再保存されたコネクタを含む図面は、コネクタ情報が完全に破棄されます。
このため、花子2004で読み込むと、すべてのコネクタは何にも接続しない状態になっています。
●グループ
- 花子12以前の花子で開いた場合、グループの情報は認識されないため、グループ化した図形はバラバラの図形として扱われます。
- 花子12以前の花子で保存し直した場合、グループ情報は失われるため、花子2004で開いてもグループの情報は復活しません。
- 一太郎から透過編集中に作成したグループは、透過編集を終了した時点でグループ情報が破棄されます。
このため、再び透過編集を起動しても、グループは復元されず、バラバラの図形になります。
- グループ化した状態で部品登録できるのは、花子13以上だけです。
また、花子2004でグループ化した状態で部品を登録していても、花子2004/13以外で呼び出すと、部品はバラバラの図形として扱われます。
●テンプレート図形
- 直方体1(透過)〜円錐(透過)、ホームベース〜吹き出し矢印、雲形吹き出し〜リボンの場合、花子13以前の花子で反転・回転して保存した図形を、花子2004上で元の状態に戻して選択すると、編集ポイントの位置が正しい位置に表示されません。
ただし、編集ポイントをつかむと図形が作り直されるので、旧バージョンで保存し直す前の図形の状態に戻ります。
- 直方体1(透過)〜円錐(透過)を、花子13以前の花子で次の設定を変更した場合、花子2004で開くと次のようになります。
- 塗り
…塗りを設定すると、テンプレート図形ではない、通常の合成図形に変わります。編集ポイントも表示されません。
- 線種
…線種を変更すると、テンプレート図形のまま線種が実線と点線に戻ります。
- 塗り
- カーブ矢印・リボンを、花子13以前の花子で塗りを設定すると、すべて同じ塗りが設定されます。 ただし、花子2004で開いたときに、同じ塗りになっている場合は、花子2004で表と裏で異なる色になるように塗りを設定し直します。
- 雲形吹き出し・ホームベースストライプ矢印・ストライプ矢印を、花子13以前の花子で塗りを変更した場合、花子2004で開くと単なる合成図形になります。
●透過色設定
- 花子2004で透過色を設定しても、花子13以前では有効になりません。 ただし、旧バージョンの花子と同じ環境に花子2004をセットアップした場合は、部品にだけ透過色の設定が有効になります。
●文字付き図形
- 花子13で開いても、文字付き図形の情報は維持されます。 ただし、文字枠の動作は花子13での動作になります。
- 花子13で保存すると、[文字の入力設定]で設定した内容は破棄されます。
花子13で保存し直した図面を花子2004で開くと、図形に付けた文字は次の状態になります。- [図形に連動させる]→オフ
- [文字の配置]→中央、中央
- [マージン]→0
- 図形内で文字を折り返す→オフ
- 図形の幅を文字に合わせる→オフ
- 図形の高さを文字に合わせる→オフ
- 花子12以前の花子で開くと、図形と文字枠が別々の図形として分解されます。
●ブロック図形/オートチャート
- 花子13で開くと、単なるグループとして読み込まれます。
そのまま保存すると単なるグループとして保存され、ブロック図形・オートチャートとしての情報は破棄されます。 - 花子12の花子で以前で開くと、バラバラの図形として読み込まれます。