次のような返り点(レ)を入力します。
以下の2とおりの方法があります。いずれかの方法を行ってください。
I 文字属性の設定で作成する方法
■操作
- 縦書きで、1行目に「温故」、2行目に「レ」を次のように入力します。
- 「レ」を範囲指定します。
- [書式-フォント・飾り-設定]を選択します。
- [フォント]シートを選択します。
- [拡大率]をクリックして
にします。
- [縦拡大率]、[横拡大率]にそれぞれ「50」と入力します。
※右端の▼をクリックして値を変えることもできます。
- [字間]シートを選択します。
- [ベース位置からのシフト量]をクリックして
にします。
- [シフト量]に「100」と入力します。
※右端の▲/▼をクリックして値を変えることもできます。
- [OK]をクリックします。
※文書スタイルの設定内容によっては、さらに字間の調整が必要な場合もあります。[書式-フォント・飾り-設定]の[字間]シートにある[字間]を設定します。
◆補足
、
のような、特殊な返り点を入力する場合は、以下の操作を行います。
を入力する場合
上の操作の1.2.で、「レ」の部分を「−レ」に置き換えて、同様の流れで操作します。
を入力する場合
- 縦書きで、「二」と入力します。
- 「二」を範囲指定します。
- [書式-文字飾り-アンダーライン]を選択します。
- [線種][色]を設定して、[OK]をクリックします。
「二」の右側にアンダーラインが設定されます。
このあと、上の操作2.で、「レ」の部分を「二」に置き換えて、同様の流れで操作します。
II レイアウト枠で作成する方法
返り点の記号をレイアウト枠の中に入力します。
※イメージ編集画面で操作してください。
■操作
- [挿入-レイアウト枠-作成]を選択します。
- [組み方]で、[縦組]を選択します。
- [枠の基準]で、[固定]を選択します。
- [枠のまわりの余白]を「0」と入力します。
※右端の▲/▼をクリックして値を変えることもできます。
- [OK]をクリックします。
- 枠の始点から終点までドラッグし、レイアウト枠を作ります。
- レイアウト枠の中に返り点(「レ」)を入力します。
- レイアウト枠上で右クリックして表示されるショートカットメニューの[枠飾りと文字の配置]を選択します。
- [文字の配置]シートを選択します。
- [文字の配置]で、[文字のよけ方]の右端の▼をクリックして、[重ねて配置]を選択します。
- [OK]をクリックします。
- レイアウト枠上で右クリックして表示されるショートカットメニューの[枠のスタイル変更]を選択します。
- [フォント]シートを選択します。
- [文字サイズ]で、[サイズ]の右端の▼をクリックして、任意の値を選択します。
- [OK]をクリックします。
- レイアウト枠をドラッグして、配置させたい場所に移動します。
■関連情報
レイアウト枠の移動について、詳細な操作方法は、次のFAQを確認してください。