環境にないフォントが使用された文書を開いた場合、自分の環境にあるフォントに置き換えて表示してよいかを確認するメッセージが表示されます。
それぞれの場合に応じて操作します。
I 文書を表示するときだけ、別のフォントに置き換える方法
文書を表示するときだけ、環境にあるフォントを使って読み込みます。
文書自体のフォントは変更されず、元のままのため、次回この文書を開いたときも同じメッセージが表示されます。
■操作
- [確認]をクリックします。
文書が読み込まれます。
II 文書自体のフォントを別のものに置き換える方法
文書自体のフォントを環境にあるフォントに置き換えてから読み込みます。
この方法で一度開いて保存すると、次から同じ文書を開いたときには、「環境にないフォントを…」のメッセージは表示されません。
■操作
- [フォント置換]をクリックします。
[置換フォント設定]ダイアログボックスが表示されます。
- 変えたいフォントを選択して、[フォント変更]をクリックします。
[置換フォント変更]ダイアログボックスが表示されます。
- [置換フォント]の一覧から変えたいフォントを選択します。
一覧の下部に選択したフォントのサンプルが表示されます。このサンプルを参考にしてフォントを選択することができます。
- [OK]をクリックします。
[置換フォント設定]ダイアログボックスに戻ります。
- [OK]をクリックします。
文書が読み込まれます。
▼注意
この方法で開いた文書を、高速保存や上書保存した場合、再度同じメッセージが表示されることがあります。
高速保存をオフにするか、[ファイル-名前を付けて保存]で別名で保存すると、表示されなくなります。
III こんなときは
Windows環境の一太郎とデータのやり取りをよく行う場合や、このメッセージをできるだけ表示しないようにしたい場合は、次のように設定します。
■操作
- JS環境設定ツールを起動します。
- Red Hat Linux 9の場合
OSのメニューから、[オフィス-他のオフィスアプリケーション-JS環境設定ツール]を選択します。
- Turbolinux 10 Desktopの場合
OSのメニューから、[プログラム-オフィス-JS環境設定ツール]を選択します。
- その他のディストリビューションや、ウィンドウマネージャーを使用している場合
ターミナルを起動し、次のコマンドを実行します。
/opt/jwd/bin/jwd.config
- Red Hat Linux 9の場合
- 編集対象の選択画面が表示されたら、以下のいずれかを選択し、[OK]をクリックする。
rootユーザーでログインしている場合に表示されます。
- 標準設定の編集を行う
標準設定*1を変更する場合に選択します。
*1標準設定は、JS環境設定ツールの[標準に戻す]をクリックしたときに有効になる設定です。また、各ログインユーザーでJS環境設定ツールを起動したときの初期設定にもなります。
- ユーザー環境の編集を行う
rootユーザーで使用するときの設定を変更します。
- 標準設定の編集を行う
- [表示フォント]シートを選択します。
- 仮想フォントとして使用したいフォント名の[仮想]欄をクリックして にします。
をつけたフォントが一太郎のフォント一覧に仮想フォントとして表示されます。
- [OK]をクリックします。