ATOK X for Linuxがインストールされていた環境に新たにATOK for Linuxをインストールすると、ATOK X for Linuxはアンインストールされますが、ATOK X for Linuxの設定データは削除されません。環境移行支援ツールを使うと、ATOK X for Linuxの次の内容を引き継ぐことができます。
- 文字入力や変換に関する設定
- キーやローマ字の割り付けの設定
- 基本辞書セットまたはすべての辞書セットの辞書や登録単語
■操作
- rootユーザーでログインし、X Window Systemを起動した状態にします。
- ターミナルを起動して、次のコマンドを入力します。
/opt/atokx2/sbin/xatokx2cvttool
環境移行支援ツールが起動します。※ターミナルは、メニューから[プログラムの実行]または[コマンド実行]を選択して、「gnome-terminal」や「konsole」などのコマンドを実行します。
※お使いのディストリビューション、ウィンドウマネージャの設定によって、操作が異ります。詳しくは、ディストリビューションのマニュアル・ヘルプを参照してください。
- ATOK Xのユーザーのうち、OSに登録されていないユーザーが存在する場合は、移行できないことを確認するメッセージが表示されるので、確認して[OK]をクリックします。
- [引き継ぐユーザーの設定]で移行したいユーザーを選択します。
移行したいユーザーのチェックボックスを
にします。
複数のユーザーを選択することができます。 - [すでに新ユーザーのデータが存在する場合、強制的に上書きする]で、既存のユーザーデータへの上書きをするかしないかを設定します。
移行するユーザーに、すでにATOK for Linuxのユーザーデータが存在するとき、移行した内容を強制的に上書きする場合は
にします。
- [引き継ぐ内容の設定]でATOK for Linuxに引き継ぐ内容を設定します。
設定項目一覧 入力・変換の設定を引き継ぐ
にすると、入力・変換で設定した内容を移行することができます。
※移行するのは入力・変換時に学習したデータではありません。キー・ローマ字の設定を引き継ぐ
にすると、キー・ローマ字の設定をATOK for Linuxに移行することができます。
- 対象となるのは ATOK Xで[現在のスタイル]として設定されていたスタイルのみとなります。
- スタイル名は 「移行元のスタイル名(ATOK X)」となり、ATOK for Linuxの現在のスタイルとして設定されます。
- ATOK for Linuxで追加された機能についてのキーカスタマイズの設定は行いません。
辞書を引き継ぐ
にすると、基本辞書セットまたはすべての辞書セットをATOK for Linuxに移行することができます。
- ATOK Xの辞書セットのユーザー辞書をATOK for Linux形式の辞書にコンバートし、ATOK for Linuxの辞書セットのユーザー辞書として設定します。このほか、辞書セットに設定されていたATOK Xの補助辞書は、ATOK for Linux形式の辞書にコンバートし、ATOK for Linuxの辞書セットに追加します。
- 手順3.から6.まで設定できたら[実行]をクリックして、ユーザーデータの移行を実行します。
設定内容に従って、ATOK XのユーザーデータがATOK for Linuxに引き継がれ、移行結果が表示されます。
- 移行結果を確認して[終了]をクリックします。
- 確認のメッセージが表示されるので、[OK]をクリックします。