TWAINに対応している機器であれば、パソコンと機器を直接つないでデータを取り込むことができます。デジタルカメラにTWAINドライバが付いている場合や、現像した写真を読み取るスキャナを使う場合に利用します。
操作は次の流れで行います。
I 写真のデータを取り込むための準備をする
写真を取り込む操作をする前に、TWAINに対応している機器を使うために必要なプログラム(TWAIN32対応のドライバやユーティリティソフト)をセットアップしておきます。
このプログラムがセットアップされていないと、TWAINに対応している機器から写真を取り込むことはできません。機器に付いているマニュアルを参照して、必ずプログラムのセットアップを完了させておきます。
■操作
- 機器に付いているTWAIN32対応のドライバやユーティリティソフトをセットアップします。
セットアップのしかたなど詳しくは、機器に付いているマニュアルを確認してください。
- 機器をパソコンにつなぎます。
※使う機器によっては、パソコンの電源を入れる前に機器の電源を入れないと、機器を認識できないものがあります。
◆補足
TWAIN32対応のドライバやユーティリティソフトは、デジタルカメラやスキャナのメーカーが、各機種に応じて用意しています。
プログラムの入手方法や導入方法については、各メーカー窓口へお問い合わせください。
II 使う機器を選ぶ
写真を取り込む機器を選びます。
使う機器の変更をしない限り、使う機器を選ぶ操作は1度すればよいだけです。
機器を設定済みの場合は、操作II-5.のあと、操作IIIに進みます。
■操作
- 図解マスターをスタートして、コマンドバーの
をクリックします。
- 画面右側の
をクリックします。
[絵や写真を貼る]ダイアログボックスが表示されます。
をクリックします。
をクリックします。
をクリックします。
をクリックします。
セットアップしているTWAINドライバや機器の一覧が表示されます。
- 使うTWAIN機器を選び、[選択]または[Select]をクリックします。
機器が設定され、取り込みの設定画面に戻ります。
III 写真を取り込む
機器を設定したら、写真を取り込みます。
■操作
- 取り込む場所を一覧から選びます。
デジコレに登録済みの場所が、一覧に表示されています。この中から、写真を取り込む場所を選びます。 選んだフォルダの実際の場所は、一覧の下にある[保存場所]に表示されます。
この場所にデータがコピーされ、デジコレにも登録されます。 - [OK]をクリックします。
TWAIN対応のプログラムがスタートし、取り込む写真を選んだり、必要に応じて写真を取り込むための設定をします。
詳しくは、機器に付いているマニュアルを確認してください。 - 取り込んだ写真を保存するファイルの形式を、[保存形式] の右端の▼をクリックして表示される一覧から選びます。
写真のような階調のあるデータの場合は、JPEGファイル・PNGファイル・TIFFファイルのどれかにします。
選んだ保存形式によっては、[詳細]をクリックして、画像品質や色数などの詳細を設定することができます。 - [絵や写真を貼る]ダイアログボックスに戻るので、画面左側から画像をコピーした場所をクリックします。
- 画面右側に表示された画像の一覧から、図に貼り付けたい画像を選びます。
- [OK]をクリックします。
図に選んだ画像が貼り付きます。
◆補足
写真のような階調のあるデータは、次のどれかの形式を選んで保存します。
- JPEG形式
デジタルカメラで撮影して保存されたデータの多くは、この形式です。
ファイルサイズを小さくする場合におすすめです。ただし、画質を落としてデータを圧縮するので、保存を繰り返すと画質が悪くなります。 - PNG形式
データの画質を落としたくない場合に最適な形式です。
ただし、古いソフトなど、使うアプリケーションによっては扱えないファイルになります。 - TIFF形式
他のソフトとの互換性を優先したい場合に適しています。
データを圧縮しないで保存できるので、画質が落ちません。ただし、その分ファイルサイズは大きくなります。
こんなときは
デジコレに登録していない、新しい場所に写真を取り込むこともできます。
■操作
- 操作III-1.で、
をクリックします。
- [フォルダ名]に、新しく作るフォルダの名前を入力します。
- フォルダを作る場所を確かめます。
場所]に、フォルダを作る場所が表示されます。別の場所に作りたいときは、[参照]をクリックして一覧から場所を選びます。
- [OK]をクリックします。
入力した名前のフォルダが、[場所]に表示されているフォルダの下に作られます。