一太郎2005の新機能・強化機能をテーマ別に紹介しています。詳しく知りたいものをクリックしてください。
※コマンド別の新機能・強化機能は、こちらをご覧ください。 →詳しい説明
※一太郎2004からのメニュー構成の変更点はこちらをご覧ください。 →詳しい説明
■アウトラインモードの強化
- 専用ツールボックス →詳しい説明
アウトラインモード専用のツールボックスが表示されるようになりました。
- プレビュー →詳しい説明
ナレッジウィンドウ[スタイル]にプレビューが追加されました。アウトライン編集画面で文書の構造を組み立てながら、同時にレイアウトや飾りなどを確認できるようになりました。
※プレビューの追加に伴って、段落スタイルの書式表示を切り替えるアイコンは、アウトラインモード専用のツールボックスに移動しました。また、目次やヘッダ・フッタを作るボタンはなくなりました。
- 横ルーラー上に段落スタイル名を表示
アウトライン編集画面の横ルーラー上にカーソル位置の段落スタイル名が表示されるようになりました。これにより、「文書タイトル」や「日付・署名」、「個条書き」などのように見出し以外の段落スタイルが設定されている段落でも、設定されている段落スタイル名を簡単に確認できるようになりました。
- キー割付 →詳しい説明
アウトラインレベルを変更したり、段落を操作するためのキー割付を追加・変更し、キーボードでの操作がより効率よくできるようになりました。
- タブ入力 →詳しい説明
アウトラインモードでも、タブが入力しやすくなりました。ツールボックスの
[罫線内やアウトラインでタブ入力を有効にする]をクリックして有効(アイコンが押された状態)にしておけば、Tabキーでタブを入力できます。
- 注釈行の全削除 →詳しい説明
編集中の文書(シート)にあるすべての注釈行をまとめて削除できるようになりました。
- シンキングバーでのアウトラインレベル変更
シンキングバーの
[アウトラインレベルを1つ上げる]/
[アウトラインレベルを1つ下げる]の機能が、Shift+Tab/Tabキーと同様に、アウトライン編集画面の横ルーラー上に表示されているレベルの範囲だけを対象にするようになりました。
- スタイルセット変更時にアウトラインレベルを一括設定 →詳しい説明
アウトラインレベルが1つも設定されていない文書でスタイルセットの変更が実行されたとき、同時にオートブックを実行して、アウトラインレベルを一括設定することができるようになりました。
- 段落の置換入力
アウトライン編集画面で、一段落すべてを含むように行または段落単位で範囲指定して置換入力した場合、アウトラインレベルや段落属性を保持したまま置換入力されるようになりました。
■日本語力を追求
- 文書校正
2004年9月10日までに日本郵政公社より公開されたデータに基づき、2004年10月12日までに合併などにより変更された住所に対してチェックができるようになりました。
- 文書内の単語を学習 →詳しい説明
編集中の文書から、自動的に単語や用例を抽出してATOKの辞書に登録できるようになりました。
- 電子辞典の辞書引き
ナレッジウィンドウの[辞書引き]で、「明鏡国語辞典」「ジーニアス英和辞典」「ジーニアス和英辞典」といったATOK連携電子辞典が利用できるようになりました。
■文書の体裁や表現力をUP
- 図による表現
- テンプレート図形の改良
ナレッジウィンドウ[図で表現]の各種矢印のテンプレート図形に文字枠が付き、矢印の内側に文字を入力することができるようになりました。
花子文字枠もテンプレート図形の文字と同じように、ナレッジウィンドウ[図で表現]の[文字の入力]で編集できるようになりました。 - 花子でコピーした図形を作図データとして貼り付け
花子でコピーした図形データを、文字入力モードでも作図データとして貼り付けることができるようになりました。
- 花子で作成した文字付き図形を保持
花子透過編集で、花子のシームレス文字入力で作られた文字付き図形は、再度花子透過編集を実行しても、元のままの文字付き図形として編集できるようになりました。
- 部品の追加
一太郎で使える部品が追加されました。
- 部品呼び出し
文字入力モードで部品呼び出しを実行した場合は、部品呼び出し後も文字入力モードのまま操作できるようになりました。
- 説明文付き画像枠の改良
画像と説明文別々に枠飾りを付けることができるようになりました。 →詳しい説明
左右に横組みの説明文の付いた画像を挿入できるようになりました。 →詳しい説明
画像よりも長い説明文を付けることができるようになりました。Ctrlキーを押しながら枠を広げると、画像のサイズを変えずに枠のサイズだけを広げられます。 - 見出し付きレイアウト枠の改良
見出しを編集したときに、見出しのサイズに合わせて枠サイズが自動調整されるようになりました。これにより、指定した文字サイズの見出しを作ることができるようになりました。 →詳しい説明
- テンプレート図形の改良
- オートブック
スタイルセットの内容を見直し、ビジネスシーンにおいてより実用的ですぐに使えるデザインを20種類用意しました。
また、一太郎2004でユーザーが追加登録していたスタイルセットは、自動的に一太郎2005に引き継がれるようになりました。 →詳しい説明 - シンキングテンプレート
利用場面に合わせて内容を編集したシンキングテンプレートを、ユーザーテンプレートとして登録することができるようになりました。登録したユーザーテンプレートは、既製のシンキングテンプレートと同様に、ナレッジウィンドウ[シンキングテンプレート]から呼び出せます。 →詳しい説明
ビジネスに役立つテンプレートが42種類搭載されています。
別売のシンキングテンプレートシリーズをセットアップすると、さらに多くのシンキングテンプレートが利用できるようになります。
■蓄積データの活用
- 関係のある文書を探す →詳しい説明
現在編集中の文書に関係のある文書を簡単に探して、開いたり参考文書にしたりできるようになりました。過去の文書を元に新しい文書を作ったり、関連する文書を参照してその中にある情報や知識を再利用したりするときに便利です。
- 文書の比較 →詳しい説明
2つの文書の内容を比較して、相違点を表示できるようになりました。
■Word文書との互換精度を向上
- Word文書との互換精度を向上 →詳しい説明
互換精度を向上して、Word文書を開いたときのレイアウトの崩れなどを改善しました。
- 文字数と行数の指定
文書スタイルで、Wordと同じ文字数と行数の指定ができるようになりました。
一太郎2004までの[字数・行数を優先する]/[字数・行数を優先しない]に加えて、[標準の文字数を使う(Word互換)]/[文字数と行数を指定する(Word互換)]/[行数だけを指定する(Word互換)]が追加されました。
■よく使われる機能・操作の快適さ追求
- 履歴ファイルを簡単に開く →詳しい説明
ファイルメニューから履歴ファイルを直接開けるようになりました。以前開いたり保存したりした文書で、ファイルメニューの読込履歴に表示されていない、10個以上前の履歴を開くときに便利です。
- 電子署名付きXMLテンプレート文書への対応
電子署名付きのXMLテンプレート文書(.JTDX)を、[ファイル-開く]などで開いて内容を確認することができるようになりました。
- 市販のラベル・タック用紙への対応
対応用紙の種類が33社、7,800種類以上に増えました。
- Shuriken Pro3の暗号化されたアドレス帳に対応
メールソフト「Shuriken Pro3」の暗号化されたアドレス帳を一太郎に取り込めるようになりました。
- ファイル読込エラー時の修復読込
何らかの問題が発生して一太郎文書ファイルが読み込みできなくなったとき、メッセージが表示され、そのまま修復読込を実行することができるようになりました。
- メール送信時のアカウント設定の補助
メール送信時にアカウントが未設定だった場合、表示されるメッセージからそのまま[アカウントの設定]ダイアログボックスを開いて設定できるようになりました。
- 連番の振りなおし →詳しい説明
カーソル位置の連番に対して、番号を指定して振りなおすことができるようになりました。
- 画像貼り付け時のデータサイズ縮小の補助 →詳しい説明
データサイズの大きな画像を貼り付けるとき、データサイズを縮小するかしないかを選択するメッセージが自動的に表示されるようになりました。
- 画像ファイルのドラッグ&ドロップ
エクスプローラなどから画像ファイルをドラッグ&ドロップで貼り付けるとき、画像枠として貼り付けることができるようになりました。
- 罫線表の左寄せ/センタリング/右寄せ →詳しい説明
罫線で作った表を簡単に左寄せ/センタリング/右寄せできるようになりました。
- キー割付の引き継ぎ →詳しい説明
旧バージョンの一太郎で利用していたキー割付の登録ファイル(*.KEY)を、引き継ぐことができるようになりました。
- オプション:罫線内やアウトラインでタブ入力を有効にする →詳しい説明
罫線のある行やアウトラインモードのとき、Tabキーでタブを入力できるようにするかしないかを切り替えることができるようになりました。
- オプション:罫線行上で罫線操作ボタンを表示する
罫線のある行にカーソルを合わせたときに、罫線操作ボタンを表示するかしないかを選択できるようになりました。
- オプション:画像挿入時にデータサイズ縮小のメッセージを表示する →詳しい説明
データサイズの大きな画像を挿入するときに、データサイズ縮小のメッセージを表示するかしないかを選択できるようになりました。指定したデータサイズ以上の画像を挿入するときだけメッセージを表示するように設定することもできます。
- オプション:罫線行の左/右寄せ実行時に確認メッセージを表示する →詳しい説明
罫線表の左/右寄せを実行するときに、行頭/行末方向のデータの削除を確認するメッセージを表示するかしないかを選択できるようになりました。
- オプション:見出し編集後の見出し付きレイアウト枠のサイズ →詳しい説明
見出し付きレイアウト枠の見出しを編集したときに、見出しの文字サイズに合わせてレイアウト枠の大きさを拡大縮小するか、編集前の大きさのまま固定するかを選択することができるようになりました。
- オプション:関係のある文書の情報を記録する
関係のある文書の情報を記録するかしないかを選択することができるようになりました。
- ツールボックスの割付
表示モードやグループごとに割り付けるアイコンを整理して、より使いやすいツールボックスにしました。 →詳しい説明
- キーの割付
Windows型/JW型ごとにキーに割り付ける操作を整理して、より使いやすくしました。 →詳しい説明
- 注釈行の全削除 →詳しい説明
編集中の文書(シート)にあるすべての注釈行をまとめて削除できるようになりました。
- 多国語入力への対応
日本語IME以外で入力する場合、入力言語に対応したフォントで入力できるよう、入力フォントの設定が自動的に切り替わるようになりました。
入力言語に合わせてフォントを切り替える手間がなくなり、フォントを切り替え忘れて意図しない文字を入力してしまうことが防げます。 - 文字コードへの対応
新しい文字コード規格JISX0213に対応しました。また、UTF-16サロゲートペアにも対応しました。