原稿用紙印刷とは、原稿用紙の升目が表示された画面で文章を入力し、升目と文章を同時に
印刷することができる機能です。
原稿用紙の設定と、原稿用紙の升目に合わせて文字を入力できるような設定が、あらかじめビジュアルスタイルに登録されているので、それを呼び出すだけで簡単に原稿用紙印刷ができます。
原稿用紙に文字だけを印刷することもできます。
■操作
- [書式-文書スタイル]を選択します。
- [スタイル]シートを選択します。
- [呼び出し]をクリックします。
- 原稿用紙のスタイルが設定されているビジュアルスタイルのどれかを選択します。
使う用紙種類(コクヨ) ビジュアルスタイルの登録名 ケ-75A4原稿用紙ヨコ書(20×20) → A4原稿用紙(20×20)縦方向・横組 ケ-70A4原稿用紙タテ書(20×20) → A4原稿用紙(20×20)横方向・縦組 ケ-35B5原稿用紙ヨコ書(20×20) → B5原稿用紙(20×20)縦方向・横組 ケ-31B5原稿用紙タテ書(20×20) → B5原稿用紙(20×20)横方向・縦組 ケ-30B5原稿用紙タテ書(20×10) → B5原稿用紙(20×10)縦方向・縦組 ケ-236B5原稿用紙ヨコ書(20×10) → B5原稿用紙(20×10)横方向・横組 ケ-60B4原稿用紙ヨコ書(20×20) → B4原稿用紙(20×20)横方向・縦組 - [OK]をクリックします。
原稿用紙の升目が画面に表示されます。
- 文書を作り、必要に応じて文書を保存します。
- 原稿用紙または白紙をプリンタにセットします。
- [ファイル-印刷]を選択します。
※必要に応じて、[設定]シート/[詳細]シート/[プリンタ]シートで各項目を設定します。
- [OK]をクリックします。
[原稿用紙設定]ダイアログボックスが表示されます。
- 原稿用紙の升目を印刷したい場合は、[升目を印刷する]をクリックして
にし、[色]で[黒色〜茶色]のどれかを選択します。
- 升目のある原稿用紙に印刷する場合は、
にします。
- 原稿用紙の升目を印刷したい場合は、[升目を印刷する]をクリックして
- [OK]をクリックします。
印刷が実行されます。
▼注意
●こんなときは
→句読点や閉じ括弧を原稿用紙の行末の升目に入れるか欄外に出すかを設定する
- 同じ文書スタイルを使って新しい文書を作ることが多いときは、文書スタイルをシステムに記憶させておくと便利です。
◆テクニック
- ドキュメントナビの原稿用紙モードでは、より簡単に原稿用紙文書を作れます。
■関連情報
■句読点や閉じ括弧を原稿用紙の行末の升目に入れるか欄外に出すかを設定する
原稿用紙で句読点(、。,.)や閉じ括弧(’”」』】〕)}]など)が行末にくるときに、その行の最後の升目にいっしょに入れるか、欄外に出すかを設定することができます。
■操作
- [書式-文書スタイル]を選択します。 *1
*1ドキュメントナビの原稿用紙モードで設定したい場合は、[ファイル-ナビ文書スタイル]を選択します。
- [体裁]シートを選択します。
- 句読点や閉じ括弧を行の最後の升目に入れたい場合は[和文体裁]の[ぶら下げ]を
に、欄外に出したい場合は
にします。
- [OK]をクリックします。
▼注意
- [ぶら下げ]は[禁則処理]を
にし、[追い込み]を
にしているときだけ有効です。
- 通常、[ぶら下げ]は句読点(、。,.)だけを対象としますが、原稿用紙の場合は、閉じ括弧(’”」』】〕)}]など)も対象となります。
<コラム>原稿用紙のスタイルについて
ビジュアルスタイルから原稿用紙のスタイルを呼び出したり、ドキュメントナビの原稿用紙テンプレートを開いた場合、原稿用紙の升目に合わせて文字が入力できるように、文書スタイルの各項目は次のように設定されています。
- スタイルシート
- 文字設定…[字数・行数を優先する]
- フォントシート
- 欧文フォント…和文フォント
- 数字フォント…和文
- 体裁シート
- ジャスティフィケーション…オフ(
)
- 和欧文間スペース…オフ(
)
- ワードラップ…オフ(
)
- 欧文密着…オフ(
)
- ぶら下げ…オフ(
)
- 追い込み…オフ(
)
- 括弧類の重なり処理…オフ(
)
- ジャスティフィケーション…オフ(