花子で編集した図面を、Microsoft PowerPointで読み込める形式で保存することができます。
スライドにする図解や説明図を花子で描き上げ、PowerPointでプレゼンテーション資料として仕上げるといった使い方ができます。
※花子の通常ページが、PowerPointのスライドに1対1で対応します。
▼注意
- 保存する図形の種類ごとに、一部制限があります。
保存をする前に、詳細を確認してください。
■操作
●編集中の図面を保存する
- [ファイル-名前を付けて保存]を選択します。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。
- [保存形式]の右端の▼をクリックして、[プレゼンテーション形式]を選択します。
- [ファイル名/URL]に図面の名前を入力し、[OK]をクリックします。
PowerPointの形式で、編集中の図面が保存されます。
●指定したページだけを保存する
- [ファイル-一部保存-ページ]を選択します。
[保存ページ]ダイアログボックスが表示されます。
- [通常ページ]・[背景ページ]のどちらを保存するかを選択し、保存するページの範囲を指定して[OK]をクリックします。
[一部保存(ページ)]ダイアログボックスが表示されます。
- [保存形式]の右端の▼をクリックし、一覧から[プレゼンテーション形式]を選択します。
- 保存する場所・ファイル名を設定し、[OK]をクリックします。
PowerPointの形式で、指定したページの内容が保存されます。
●選択した図形だけを保存する
- 描画パレットの
をクリックし、保存したい図形を選択します。
- [ファイル-一部保存-選択図形]を選択します。
- 座標を相対にするか、絶対にするかを選択し、[OK]をクリックします。
[一部保存(選択図形)]ダイアログボックスが表示されます。
- [保存形式]の右端の▼をクリックし、一覧から[プレゼンテーション形式]を選択します。
- 保存する場所・ファイル名を設定し、[OK]をクリックします。
PowerPointの形式で、選択した図形が保存されます。
▼花子の背景ページの変換
花子の背景ページは、PowerPointのスライドマスタに変換します。
通常ページから変換した各スライドは、背景ページを変換したスライドマスタに従います。
ただし、花子の図面は、[ページ記憶]の設定で、通常ページのプレーンや背景ページの設定をページごとに記憶するか、画面ごとに記憶するかを選択できます。
どちらの設定になっているかによって、スライドマスタに変換される内容が異なります。
※新規図面を作成したときなど、通常は[ページ記憶]はオフの設定になっています。
■[ページ記憶]がオフの場合
- スライドマスタに変換される内容
花子の背景ページにある、すべての図形を組み合わせて、PowerPointの1枚のスライドマスタに変換します。
花子の8ページある背景ページに、それぞれ別の図形を配置していても、すべて1つに重ねられた状態になります。
- スライドマスタへのスライドの対応
花子の通常ページは、ページごとに1枚のスライドに変換されます。
変換されたスライドは、すべて、背景ページから変換されたスライドマスタに従います。
■[ページ記憶]がオンの場合
- スライドマスタに変換される内容
花子の各通常ページの、ページ記憶の設定に対応したスライドマスタに変換します。
例えば、背景ページ1・2の表示をオンにしている場合は、背景ページ1・2の図形を重ねた状態で、1枚のスライドマスタに変換します。
また、背景ページが設定されていないときのために、空白のスライドマスタも作成します。
- スライドマスタへのスライドの対応
花子の通常ページは、ページごとに1枚のスライドに変換されます。
ページ記憶が同じ設定だった通常ページから変換されたスライドは、スライドマスタも同じものに従います。
背景ページが設定されていなかった通常ページから変換されたスライドは、空白のスライドマスタに従います。