分数で解を表示したいのに、計算結果が小数で表示される場合は、以下のいずれかを確認します。
それぞれの場合に応じて操作します。
I 三角関数やn乗根を含んでいる場合
「sin」「cos」「√」などを含む計算を行った場合、解を分数で表示できません。
ただし、「√」と分数を含む計算式の場合は、代数計算で分数解を求めることができます。
■操作
- 分数で解を表示したい式にカーソルを移動します。
- [実行-代数計算]を選択します。
※[Shift]+[F7]キーを押すのも同じです。
II 三角関数やn乗根を含んでいない場合
以下の操作で計算結果に分数解を設定します。
■操作
- 分数で解を表示したい式を選択します。
- [オプション-プロパティ]を選択し、[式の属性(1)]シートを選択します。
- [計算モード]で[分数モード]をクリックして
にします。
- [OK]をクリックします。
- [実行-計算]を選択します。
※複素数モードでは、分数モードを指定していても小数で計算されます。
III こんなときは
■操作
分数の有効桁数は300桁のため、分子や分母が300桁を超えると計算できません。
この場合は以下の操作で、小数モードで再計算を行います。
- 分数で解を表示したい式を選択します。
- [オプション-プロパティ]を選択し、[式の属性(1)]シートを選択します。
- [計算モード]で[分数モード]をクリックして
にします。
- [OK]をクリックします。
- [実行-計算]を選択します。