デジタル署名をつけたメールや暗号化したメールを送信するための設定が正しく行えていないと、「証明書が見つかりません」と表示されて送信ができません。
それぞれの場合に応じて操作します。
I デジタル署名をつけたメールや暗号化メールを送らない場合
メールの送信画面にある[デジタル署名]や[暗号化]の項目を にしていると、「証明書が見つかりません」と表示されて、送信ができません。デジタル署名つきのメールや暗号化メールを送らない場合は、これらの項目をクリックして にしてから、送信します。
※常にデジタル署名を付ける設定にしていると、毎回設定を変更する必要があります。
以下のFAQを参考にし、設定を変更してください。
II デジタル署名をつけたメールや暗号化メールを送信したいのに、エラーになる場合
デジタル署名をつけたメールや暗号化したメールを送信する場合、Shurikenで設定しているメールアドレスに対する有効な証明書が証明書ストアに登録されていないと、「デジタル署名に利用できる証明書が見つかりません。」と表示されて、送信することができません。
証明書は、信頼できる認証局から入手するなどして、証明書ストアに登録しておきます。なお、証明書ストアに登録する方法は、証明書を発行した認証局などにお問い合わせください。
- デジタル署名メールを送信する場合
送信元アカウントのメールアドレスに対する有効な証明書が、少なくとも一通は必要です。
- 暗号化メールを送信する場合
送信元アカウントのメールアドレスに対する有効な証明書と、送信先のメールアドレスに対する有効な証明書が必要です。あらかじめ、各受信者から署名付きのメールを送ってもらうなどして、それぞれの証明書を入手しておきます。
※Shurikenで設定したメールアドレスは、以下の操作で確認できます。
- メール一覧画面(Shurikenを起動した画面)で、[設定*1-アカウント登録設定]を選択します。
*1メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
- [アカウント]で、該当のアカウントを選択します。
- [グループ]で[アカウント情報]を選択し、[設定一覧]の[メールアドレス]にて確認できます。
▼注意
- ShurikenのS/MIME機能は、WindowsのCryptoAPI 2.0の機能を利用しています。セキュリティを高めるためにも、Windowsは常に最新の状態にしてお使いください。
- 「セコムパスポート for G-ID」など、証明書の詳細で「サブジェクト」に利用者のメールアドレスが登録されていないものは、Shurikenでは利用できません。
※Shurikenのメール一覧画面で[ツール-証明書管理]を選択し、証明書をダブルクリックして表示される画面の[詳細]シートで確認できます。
■関連情報
証明書の入手については、以下のFAQを確認してください。