Windows付属の日本語入力システム(MS-IME)を使っていた場合に、使い慣れた操作で違和感なくATOKが使えるように、キー操作・ローマ字とかなの対応・表示色を変更したり、辞書の登録単語をATOK辞書に移行したりすることができます。スタートアップツールを使って操作します。
それぞれの場合に応じて操作します。
- MS-IMEとATOK 2005が同じパソコンにある場合(旧バージョンのATOKが存在しない場合)
- MS-IMEとATOK 2005が同じパソコンにある場合(旧バージョンのATOKが存在する場合)
- MS-IMEとATOK 2005が別のパソコンにある場合
I MS-IMEとATOK 2005が同じパソコンにある場合(旧バージョンのATOKが存在しない場合)
旧バージョンのATOKがセットアップされていないパソコンにATOK 2005をセットアップし、MS-IMEに近い設定にしたり、MS-IMEで登録した単語をATOK 2005に追加したりする場合は、以下のように操作します。
■操作
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム*1-ATOK-ATOK 2005-スタートアップツール]を選択します。
*1ご使用のOSによっては、[プログラム]です。
- [次へ]をクリックします。
- [設定を引き継ぐ日本語入力システム]で、[MS-IME○○]*1を選択します。
*1 ○○には、MS-IMEのバージョンが入ります。
※今後はATOKの標準的な操作性で使うという場合は[ATOK 2005]を選択します。
※「引き継ぐ方法を選択してください。」という画面が表示された場合は、II を確認してください。
- [次へ]をクリックします。
- [文字の入力方法]で[ローマ字入力]/[カナ入力]のいずれかを選択します。
- [引き継ぐ内容の設定]で、それぞれ以下のように設定します。
- MS-IMEの操作性に近い設定でATOKを使用する場合は、[MS-IME風の入力設定にする]を
にします。
- MS-IMEで登録した単語をATOKに引き継ぐ場合は、[登録単語を引き継ぐ]を
にします。
- MS-IMEの操作性に近い設定でATOKを使用する場合は、[MS-IME風の入力設定にする]を
- [次へ]をクリックします。
- 引き継ぎ元や引き継ぐ内容を確認し、[実行]をクリックします。
- 「作業を完了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
II MS-IMEとATOK 2005が同じパソコンにある場合(旧バージョンのATOKが存在する場合)
旧バージョンのATOKがセットアップされているパソコンにATOK 2005をセットアップし、MS-IMEに近い設定にしたり、MS-IMEで登録した単語をATOK 2005に追加したりする場合は、以下のように操作します。
■操作
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム*1-ATOK-ATOK 2005-スタートアップツール]を選択します。
*1ご使用のOSによっては、[プログラム]です。
- [次へ]をクリックします。
- [引き継ぐ方法]で[手動]を選択します。
- [日本語入力システムとプロパティを指定する]を選択し、[日本語入力システム一覧]で[MS-IME○○]*1を選択します。
*1 ○○には、MS-IMEのバージョンが入ります。
- [次へ]をクリックします。
- [文字の入力方法]で[ローマ字入力]/[カナ入力]のいずれかを選択します。
- [引き継ぐ内容の設定]で、それぞれ以下のように設定します。
- MS-IMEの操作性に近い設定でATOKを使用する場合は、[MS-IME風の入力設定にする]を
にします。
- MS-IMEで登録した単語をATOKに引き継ぐ場合は、[登録単語を引き継ぐ]を
にします。
- MS-IMEの操作性に近い設定でATOKを使用する場合は、[MS-IME風の入力設定にする]を
- [次へ]をクリックします。
- 引き継ぎ元や引き継ぐ内容を確認し、[実行]をクリックします。
- 「作業を完了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
◆補足
これまで旧バージョンのATOKをMS-IMEに近い設定で使用していて、旧バージョンのATOKで登録した単語を引き継ぎたい場合は、操作3.で[標準]を選択してください。
III MS-IMEとATOK 2005が別のパソコンにある場合
- Windows付属の日本語入力システム(MS-IME)に近い設定にする方法については、以下のFAQを参照してください。
- 別のパソコンにあるMS-IMEの辞書に登録されている単語をATOK 2005の辞書に追加する方法については、以下のFAQを参照してください。