このFAQは、Office連携ツールをインストールしてご利用の方を対象としています。
Word・Excelで作成した文書から、未登録単語や用例をまとめて学習させたり、Word・Excelを使っているときに、ATOKの単語登録を簡単に呼び出して使うことができます。
また、Word・Excelで作成した文書から、省入力や推測変換候補となるデータを抽出して登録することもできます。
それぞれの場合に応じて操作します。
▼注意
- この機能を使うには、Office連携ツールのインストールが必要です。
Office連携ツールのインストールは、ATOK 2005のインストールとは別に行います。
- Office連携ツールは、次の製品でお使いいただけます。
- Microsoft Word 2004 for Mac
- Microsoft Excel 2004 for Mac
- シフトJISコードで定義できない文字は、正しく登録できません。
'_'(シフトJISコード:5F)に置き換えられます。
I 目的の単語だけを登録する
■操作
- Word・Excelの画面上で[control]キーを押しながらクリックし、表示されたコンテクストメニューから[ATOK 2005へ単語を登録する]*1を選択します。
*1ツールバーにある
をクリックするのも同じ機能です。
すでに入力している単語を登録したいときは次のように操作します。
- Wordの場合
登録したい単語を範囲指定します。
範囲指定した単語の上で[control]キーを押しながらクリックし、表示されたコンテクストメニューから選択します。 - Excelの場合
登録したい単語が入力されたセルの上で[control]キーを押しながらクリックし、表示されたコンテクストメニューから選択します。
※セル単位での登録になります。セルが入力状態になっているときや、セル内の文字を範囲指定しているときには、単語登録のメニューは選択できません。
- Wordの場合
- [単語]、[読み]、[品詞]をそれぞれ設定します。
- [登録]をクリックします。
ATOKの辞書に単語が登録されます。
▼注意
- Excelの場合、セルが入力状態になっているときや、セル内の文字を範囲指定しているときに
をクリックすると、アラートが表示されることがあります。この場合は、入力状態や範囲指定の状態を解除してから、実行しなおします。
II 単語や用例をまとめて学習する
編集中の文書から、未登録単語や用例をまとめて学習します。
学習の対象となるのは、現在表示されているシートの文書だけです。
Excelの場合、セルが入力状態になっているときや、セル内の文字を範囲指定しているときは実行できません。
■操作
- Word・Excelの画面上で[control]キーを押しながらクリックし、コンテクストメニューを表示します。
- メニューから、[ATOK 2005で文書内の単語を学習する]または[ATOK 2005でシート内の単語を学習する]*1を選択します。
AI辞書トレーナーが起動し、自動的に学習が開始され、単語がATOKの辞書に登録されます。
※学習の前に、抽出した単語を一覧で確認し、不要な単語を削除してから学習を行いたい場合は、AI辞書トレーナーを起動して、[単語を確認しながら学習を行う]をオンにします。
*1ツールバーにある
をクリックするのも同じ機能です。
- 学習が終了したら、[閉じる]をクリックします。
▼注意
- Excelの場合、セルが入力状態になっているときや、セル内の文字を範囲指定しているときに
をクリックすると、アラートが表示されることがあります。この場合は、入力状態や範囲指定の状態を解除してから、実行しなおします。
III 省入力候補に追加する
編集中の文書から、省入力候補となるデータを抽出して登録します。
学習の対象となるのは、現在表示されているシートの文書だけです。
Excelの場合、セルが入力状態になっているときや、セル内の文字を範囲指定しているときは実行できません。
■操作
- Word・Excelの画面上で[control]キーを押しながらクリックし、コンテクストメニューを表示します。
- メニューから、[ATOK 2005で省入力候補を追加する]*1を選択します。
省入力候補の抽出と登録が開始されます。
*1ツールバーにある
をクリックするのも同じ機能です。
- 「省入力候補を抽出し、追加しました。」というメッセージが表示されるので、[OK]をクリックします。
▼注意
- Excelの場合、セルが入力状態になっているときや、セル内の文字を範囲指定しているときに
をクリックすると、アラートが表示されることがあります。この場合は、入力状態や範囲指定の状態を解除してから、実行しなおします。